「お疲れ様です」だけでは、ちょっと……すれ違いざまに雑談ができるコツ「意味のある話題をコツコツ貯める」
会社の人とすれ違ったときに、毎度「お疲れさまです」ではちょっと淡泊すぎるかも……ともし悩んだら、こんなすれ違いトークを試してみてください。雑談力があがれば、周囲の人ともっとコミュニケーションがとれるようになるかも?
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雑談は、言葉通り「ただの雑談」
すれ違いざまトークするのが苦手な人は、「これを言ったことで、相手からどう思われるんだろう?」と心配する癖がついていることが多いもの。しかし雑談は、その文字通りただの意味がない雑な会話のこと。自分の印象が変わるようなすてきな話をする必要はなく、たわいもない話、どうでもいい話をすればOKなのです。
ぜひすれ違いざまトークが苦手なら、まずは「雑談」への意識を変えてみましょう。そして、すれ違う人に思いついたこと、例えば天気の話や今日見たニュースの話をポンと投げてみましょう。それだけで、雑談は成立するのです。
意味のない話が苦手なら、意味のある話題をコツコツためておこう
それでもどうしても周囲からの評価が怖くて、「意味のない、どうでもいい話」が気軽にできないなら、「意味のある話」を社内の人ごとにタスクとして積み上げておく方法もあります。
例えば、「重要ではないけれど、ちょっとだけその人に聞いておきたい話」を忘れない内にメモして、その人と会ったらすれ違いざまに「あの件、どうなった?」「そういえば忘れない内に聞いておきたかったんだけど」と聞いてみるのです。
意味のある話ができつつ、かつ淡泊なあいさつだけで終わらせずにコミュニケーションをとることができます。
すれ違いざまに、共通の話題を振る
また、すれ違いざまにその人との共通の話題を振ってみるという方法もあります。例えば同じ部署の人とすれ違いざまに雑談するなら、今日の空調の効き具合について話してみたり、今日の忙しさのレベルについて話してみたり。
共通の話題はコミュニケーションをとれるだけでなく、お互いの連帯感も生むため、共通の話題が多い人ほど率先して雑談すると効果的です。
毎度「お疲れさまです」だけでは、少々コミュニケーションが足りないかな……と悩んだら、ぜひ上記のような方法で雑談力を磨いてみてください。すれ違いトークがいつの間にか、楽しくなってくるかもしれません。
※この記事は2014年12月17日に公開されたものです