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ワーク・ライフバランスのとりやすい職業ベスト20「1位 データ・サイエンティスト」

最近「ワーク・ライフバランス(仕事と私生活の調和)」という言葉をよく耳にするようになりました。仕事だけでなく、私生活の充実をもはかることにより、生活の満足度を上げる、という意味ですが、実際にはなかなか実践が難しい。

【第28回 ワークライフバランス。あなたのバランスは?】

職業トレンド・アナリストのスコット・ドブロスキ氏によると、私生活が充実している人は仕事への姿勢も前向きになり、生産性も上がる傾向に。ワーク・ライフバランスは、働く人だけでなく、雇用主にとっても大きなプラスなのですね。

この度イギリスの仕事検索・コミュニティサイトのGlassdoorが、独自の聞き取り調査を行い、ワーク・ライフバランスの満足度の高い職業ベスト20を発表しました。
今の仕事環境のワーク・ライフバランスについて、満足度を1から5の5段階で評価してもらい、最も平均点の高かったもの上位20位がこちらです。【※()内の数字が平均点】

1.データ・サイエンティスト (4.4)
2.SEO(検索エンジン最適化)スペシャリスト (4.3)
3.ツアーガイド (4.3)
4.ライフガード(4.3)
5.ソーシャルメディア管理者(4.3)
6.グループ・フィットネス・インストラクター (4.2)
7.ユーザー・エクスペリエンス・デザイナー (4.2)
8.企業広報 (4.1)
9.消防士 (4.1)
10.株式トレーダー (4.0)
11.法務クラーク (4.0)
12.投資アナリスト (4.0)
13.総務アシスタント (4.0)
14.事務アシスタント (3.9)
15.営業(3.9)
16.ITヘルプデスク (3.9)
17.臨時教師 (3.8)
18.大工 (3.8)
19.不動産ブローカー (3.8)
20.ゲーム・デザイナー(3.8)

上位に挙がった多くの職業は、「在宅など遠隔での勤務が可能」「自分で勤務スケジュールが決められる」など、やはり何かと融通が利くことが大きな利点のよう。
ちなみに1位のデータ・サイエンティストとは、様々なデータを分析してビジネスの予測や判断をする専門の人だそうです。他にも専門性の高い職業が並びますが、同時に営業や事務など、比較的身近な職業もたくさん挙がっていますね。

ここに挙がっていない職業ではワーク・ライフバランスが取れない、ということではもちろんありません。ドブロスキ氏によれば「自分にとってのベストなバランスが何かを見極めるのが大事」なんだそう。

「仕事でもプライベートでも、今一番自分がやりたいこと、やるべきことは何なのかを明確にすると、今の仕事環境で、どこまでその理想に近づけていけるかも見えてくる。」とのことです。

仕事も頑張りたい。けれど家族や友人との時間も大切にしたい。働く女性が誰もが必ず思うこと。自分が今どこにいたいのか、何を一番にするべきなのか、改めて考えさせられますね。

参考
20 Best Jobs For Work Life Balance
http://www.businessnewsdaily.com/7214-best-jobs-for-balance.html

※この記事は2014年12月09日に公開されたものです

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