お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

上目使いに隠された5つの真意とは?

子どもが大人に、もしくは女性が男性に対してよく行う動作のひとつに「上目使い」があります。甘えの要素が大きいと思いがちですが、実はそれ以外にもたくさんの意味があるのをご存じでしょうか。そこで今回は「上目使い」に隠された真意に迫ってみました。

【うんざりされている!?男性から見て「あざとすぎる!」と思う女性の行動5つ「上目遣い」「泣いたふり」】

上目使いに秘められた5つの要素

アメリカの心理学者ジョーンズとピットマンによると、方略的自己呈示には5つの分類があると考えられています。方略的自己呈示とは、本来の自分を他人に見せることなく、自分にとって良い印象を持ってもらうことを目的としながら、意図的かつ計画的に振る舞うこと。

上目使いはまさにこれに該当し、相手に何らかの印象を持ってもらいたいという気持ちを強くあらわしています。

無意識にやってしまうケースも少なくありませんが、これは本来、人間以外の動物社会であっても行われている動作。わざとやっているわけではないということであれば、その人の持つ気持ちが方略的自己呈示によって、より理解しやすくなることでしょう。

上目使いに隠された5つの方略的自己呈示

・追従……相手が気に入るような言葉使いや動作を行うこと。相手が自分より上の立場であるという考え方も含まれており、相手もそれを理解して振る舞ってくれるようになります。

・威嚇……甘えたいという気持ちの裏側で、相手に怒りやねたみを持つことも。これらは非常に紙一重であり、どちらの気持ちを持って上目使いをしているかは、その表情から察することができるでしょう。

・自己PR……人間は自分を知ってもらいたい、相手に認めてもらいたいという気持ちを訴えることで、自身の立場を明確にしようとしています。うまく言葉で表現できなくても、上目使いをすることでそれに気づいてもらいたいと考えているのです。

・模範……相手を見習い、お手本としたいと考えています。その目線からは学びたいという気持ちや、尊敬したいという気持ちが強くあらわれていることでしょう。

・哀願……相手に助けてもらいたい、何かをお願いしたいという気持ちのあらわれ。一般的に甘えの要素が強い場合は、この気持ちが強い傾向に。

方略的自己呈示を知ることで、上目使いの奥深さにあらためて気づくもの。もしあなたが上目使いをする、もしくはされたときはこれら5つの要素を思い出して、相手と上手に接してみてくださいね。

※この記事は2014年12月02日に公開されたものです

SHARE