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アイデアを思いつくには?「最初に浮かんだアイデアは捨てる」

あることをやろうとして、いつも同じアイデアしか浮かばないってことはありませんか? それは、考え方が凝り固まってるからかもしれません。様々な方向から物事を見ることで、新しいアイデアは浮かんでくるものです。

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最初に浮かんだアイデアは捨てる

何かをしようとするときに、最初に浮かんだアイデアを「これは素晴らしい!」と思い込むくせがある方がおります。もちろん、それが一番よい方法かもしれません。しかし、そこで思考停止してしまうと、新しいアイデアは浮かんでこなくなってしまいます。

まず、そのアイデアは本当にいいものか?と考える癖をつけてみましょう。いっそのこと、あえてそのアイデアをボツということで捨ててしまうのもいいかもしれません。捨てることによって、違った見方を要求されるのです。

「複眼思考」という考え方

様々な方向で物事を見るとは、そもそもどういうことでしょうか。ありきたりな正解を求めず、様々な立場に立って物事を考え、あらゆる視点を用いて考えることを「複眼思考」といいます。ピラミッドは、横から見ると三角形ですが、空から眺めると四角形になっています。

こういった物理的な視点や、上司や部下などといった違う立場に置き換えて物事を眺めてみると、別の見方ができるようになります。

いろいろな立場を経験してみる

複眼思考と言われても、実際にその立場にならないとわからない物の見方というものもあります。もしチャンスが有るのならば、様々な立場を経験してみましょう。客と店員という立場だけでも、物の見方は変わってきます。

その立場の人の気持ちを考えるという経験も、様々な方向から物事を見るために必要な訓練であると言えます。

考え方に正解はない

そのときはいいと思ったアイデアも、後から考えるともっと改善すべき点があったり、自分には使いやすくても他人には使いにくいものであったりということがよくあります。どんなときも「他の見方はないか」「他人はどう思っているのだろう」と考える癖をつけてみましょう。

同じアイテムに対しアイデアを10個出すといった具体的な手法も、トレーニングとして最適でしょう。

様々な物の見方ができるようになると、違った世界が見えてきます。使いにくいと思いつつもやっていた作業が、効率的かつ使いやすいものに変わるチャンスになるのです。ぜひ、複眼思考を持って、あたりまえだと思っていたものを見てはいかがでしょうか。

※この記事は2014年11月14日に公開されたものです

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