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プロカメラマンに聞いた!写真をかわいく撮るコツ「ほっそりと写りたいときは、光は横から当てる」

どうせ写真を撮られるなら誰でも「かわいく」写りたいものでしょうが、なかなか自分の思いどおりにはいかないですね。そこで、「かわいく」写るコツについてプロカメラマンに聞きました。

プロカメラマンの吉田武さんにお話を伺いました。吉田さんは、アーティスト、タレントなどのポートレートを多く手掛けていらっしゃいます。

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――女性が写真にかわいく写るためのコツはあるでしょうか?

吉田さん そうですね、3点ほど挙げてみましょう。

かわいく写るためのコツ!

1.体はレンズに対して45度ほど斜めにして、胸を10-15度ほどレンズ側にひねる。その状態からレンズを見る。

2.やや上から撮る。カメラのレンズのすぐ上辺りを見ること。

3.猫背をやめて首を伸ばす。

まず1ですが、体をひねることによって、体をほっそり見せることができます。カメラのレンズに正対すると太って見えることもありますので。そして、頭を逆方向にひねることによって、表情をきれいに見せることができます。

そして心持ち顎を引きましょう。

次に2ですが、やや上から写してもらうことが基本。これによって瞳が大きく写り、かわいく見えます。その際にはレンズの縁の3-3.5cmほど上を見ること。視線がくっきりと「カメラ目線」になって、印象的な「目」に写ることができます。

最後に3ですが、背筋を伸ばすと美しい形になりますし、また首を伸ばすことで首筋にしわを寄せない効果があります。

――なるほど。どれも効果的ですね。

「自分はかわいい」と思うことは重要!

吉田さん さらに重要なのは「自分なんて……」などと決して思わないことです。「自分はかわいい」と思うこと、そう思って写ることが重要です。不思議なもので、気持ちは顔に表れます。心からそう思っていると、生き生きとした表情ができます。

生き生きとした表情を「かわいくない」と思う人はいないでしょう。カメラマンがモデルさんに「いいですよ」「最高!」などの声を掛けながら写真を撮るのは、内面の美しさ、かわいさを引き出すためなのです。

――自分で思うことも大事なのですね。

吉田さん はい。実際、たくさんの人の写真を撮ってきましたが、「これは駄目」なんて人は一人もいらっしゃいませんよ。自然な笑顔に勝るものなし、そんな気持ちで写ることをお勧めします。

――他にアドバイスがありますか?

吉田さん そうですね、細かいことはたくさんあります。例えば、

●ストロボ撮影の際にはメークは強めに
●自然光で撮影する場合にはナチュラルメークで
●ほっそりと写りたいときは、光は横から当てる

といったことですね。
あとは、まず自分で自分を撮影して「納得できる写り方」をいろいろ研究してみることでしょうか。試行錯誤する中で「かわいい写り方」が見つかると思いまよ。先ほど申し上げましたが、気持ちの部分も大事にしてほしいです。

――ありがとうございました。

いかがだったでしょうか。皆さんも、ぜひ上記のプロのアドバイスを参考に「かわいく」写真に写ってください!

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2014年11月02日に公開されたものです

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