お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋愛の成功率を上げる!相手の印象に残りやすくする方法「ピーク・エンドの法則」

「今日こそ、伝えよう!」と、意をけっして誰かに大事な話を打ち明けるとき……。あなたなら、どんなタイミングで切り出すのが良いと思いますか? 今回は、大事な話をする際に、相手の印象に残りやすくする心理テクニックをご紹介しましょう。

【夕暮れマジックで好きな人に告白しよう!「夕暮れ時は最も不安定な時」】

人に好印象を与える、「ピーク・エンドの法則」

ノーベル経済学賞を受賞した、心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマンが唱えた、「ピーク・エンドの法則」。これは、人が自分の過去の経験について、ほとんどを「ピーク(最高)」と「エンド(最後)」だけで判定してしまう、という法則です。

つまり、その二つを意識して上手く行動すれば、相手に対してより好印象を与えることができるということ。たとえば、「良い仕事をした!」と満足できるのは、その仕事が「ピーク」だけでなく「エンド」も良かったからに他なりません。

最後が尻すぼみになると、それだけで全体の印象が下がってしまうからです。

大事な話は、「ピーク」か「エンド」に

私たちの記憶にとって、「ピーク」と「エンド」が最も重要である、ということはお分かりいただけたでしょう。これを言いかえれば、それ以外の要素はまったく重視されない、ということになります。だから、もしあなたが大事な話をしたいなら、会って早々に切り出すということは絶対にしてはいけません。

大事な話は、雰囲気が最も盛り上がる「ピーク」時か、去り際の「エンド」に持っていきましょう。ただ、「ピーク」の判別はなかなか難しいので、最初から「最後に言おう」と決めておくと、アタフタせずに済むかもしれません。

恋愛も、成功率アップ!

この「ピーク・エンドの法則」は、仕事だけでなく恋愛にも大いに活用できます。たとえば、デート中に1回だけでも「この人、素敵だな」と思わせる「ピーク」を演出し、別れ際に丁寧に行動するだけで、相手に与える印象はグッと良くなるでしょう。

また、告白などの大事な話も、盛り上がりが最高潮に達したときか、別れ際にする方が、成功率はずっと高くなるはずです。「恋愛は、第一印象が肝心」なんてよく言われますが、実は後半の方がよっぽど大切なのかもしれませんね。

いかがでしたか? 大事な話をする前は緊張したり、焦ってしまったりすることも多いはず。そんなときは、これらを参考に、話すタイミングを決めておくと安心できるかもしれませんよね。これから誰かに大事な話をするときは、ぜひ「ピーク」か「エンド」にしてみてくださいね!

※この記事は2014年08月24日に公開されたものです

SHARE