ノルウェー料理の代表はどんなもの？40年間代表をつとめた料理「フォーリコール」が危機！

何十年もの間、ノルウェーの代表料理として国民に愛されたフォーリコールと呼ばれる羊とキャベツのシチュー。しかしこの程、国が新しい代表料理を決定すると発表しました。

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ノルウェーでは、フォーリコールが1972年に国の代表料理として選ばれて40年以上が経ちましたが、今年突然食糧農業省の大臣が新しい代表料理を決定すると発表し、ちょっとした騒ぎとなりました。

フォーリコールとは、羊肉とキャベツのシチューですが、近年ピザやタコスなど外国から入って来た食べ物が増え、国の伝統料理もそろそろ代表交代の時期であると大臣は考えたのでしょう。

ただ、ノルウェーのあらゆるエリアの国民にEメールを使って調査が行われましたが、結果はフォーリコールがこれからも国の代表料理であり続けることになりました。料理のメイン食材がノルウェーで採れるもの、という条件で代表となるべく料理を各自が選んだそうですが、45％の人がフォーリコールを選んだのです。

新しい代表を選出するという発表を聞いた国民の中には、新しい代表が必要なのは伝統料理ではなくて食糧農業省の大臣だ！などという声もあったそうです。モダンな食生活の人気は高まっていますが、やはり伝統的な料理の人気はそれ以上のものだったようですね。

Norway sticks with farikal as national dish
http://www.thelocal.no/20140617/norway-replaces-frikl-as-national-dishwith-frikl

※この記事は2014年06月22日に公開されたものです