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世界20カ国でテレビ視聴方法を大調査! フランスは9割がリアルタイム視聴派、日本は?

グローバルマーケティングリサーチ会社のイプソスは、日本を含む世界20カ国で実施した、テレビの見方に関する調査の結果を発表した。

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同調査は、2月4日~18日にかけて、日本を含む20カ国(※)のテレビを日常的に視聴する1万5,551人を対象に実施した。カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳を対象に行っている。

●世界20カ国の86%は「放送時間に見る」

まず、テレビの視聴方法についての調査では、86%が「テレビ番組をテレビで放送時刻に見る」と回答した。年齢の高い層ほどこの傾向が高いようだ(50~64歳91%、35~49歳88%、35歳以下81%)。国別にみると、フランス、スペイン(共に93%)、ドイツ(92%)、トルコ(90%)が、放送時刻に見る割合が高い。

そのほかの視聴方法としては、「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」(27%)や、「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」(16%)、「録画機器で録画した番組をテレビで見る」(16%)などが挙げられた。

ネットからのダウンロードやストリーミングの利用者が増えている。

●年齢層が低いほどストリーミング利用者が多い

年齢別に見ると 「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をモバイル機器で見る」はいずれも年齢が低いほど人気が高かった。

国別にみると、「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」の割合が最も高いのは中国(52%)だった。「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」では、トルコ(44%)が1位、「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をモバイル機器で見る」では韓国(26%)が1位となっている。

日本では、録画機器で録画した番組をテレビで見る方法の利用者が、調査対象国の中で最も多かった(45%)。米国(40%)やカナダ(32%)でも録画機器利用者が多いが、反対にロシア(4%)、韓国(5%)、アルゼンチン(6%)は低かった。

※アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、インド、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国

※この記事は2014年05月08日に公開されたものです

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