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上京して“東京は凄い”と驚きを感じたものは? ─ 首都東京に関する意識調査

住信SBIネット銀行株式会社は、住信SBIネット銀行の口座を保有している人のうち、東京で働いた経験、または、居住経験がある30歳~69歳の男女1,266人を対象に、「首都東京に関する意識調査」を実施した。

【東京には「市」がない? 「上京組のあるある勘ちがい」 】

同調査において、世界の首都や日本の政令指定都市のうち、魅力的だと感じる都市はどこか聞いたところ、1位は「東京」(47.9%)、2位「横浜」(42.3%)、3位「京都」(35.9%)となった。

また、現在、東京に居住している人は「東京」の割合が高く、6割弱(58.6%)となっているが、過去に東京に居住していた人は4割強(43.7%)で、「横浜」(45.8%)に次ぐ2位、東京に居住経験のない人では3割強(33.8%)で、「横浜」(46.7%)、「京都」(36.4%)に次ぐ3位となっている。

魅力的だと感じる都市

世界に誇れる東京都内の桜の名所はどこか聞いたところ、1位は皇居のお堀沿いに伸びる遊歩道で、水面に写る桜やライトアップされた夜桜が楽しめる「千鳥ヶ淵緑道(千代田区)」(50.5%)となった。続いて、2位には「上野恩賜公園(台東区)」(35.9%)、3位には「新宿御苑(新宿区、渋谷区)」(32.5%)が続いた。

世界に誇れる東京都内の桜の名所

都外出身で東京に居住経験のある721人に対し、上京して“東京は凄い”と驚きを感じたものは何か聞いたところ、「人の多さ」が7割強(73.9%)で最も高く、次いで、「満員電車」が6割(59.9%)、「地下鉄網の複雑さ」が5割(49.7%)、「地価の高さ(駐車場の料金など)」が4割(39.7%)、「高層ビルの多さ」が3割半(34.5%)、「駅構内の広さ(新宿駅など)」が2割半(25.4%)で続いた。

上京して“東京は凄い”と驚きを感じたものは?

次に、現在東京に居住している481人に対し、東京で暮らすことで感じる“将来の不安”は何か聞いたところ、「首都直下型地震」が8割(79.2%)で最も高く、以下3割台で「治安の悪化」(35.6%)、「少子高齢化」(34.7%)、「南海トラフ巨大地震」(33.7%)、「都市型災害(風害・水害など)」(33.3%)、「首都高速の老朽化」(32.2%)、「災害時の帰宅難民」(31.6%)となった。

東京で暮らすことで感じる“将来の不安”

また、東京に対するイメージを漢字1文字で表すとどの漢字になるか自由回答で聞いたところ、1位は「混」(227件)となった。選んだ理由として、“人や文化の集積・多様性”のイメージで選んだ、とする意見が散見されたほか、“都市としての統一性のなさ”を指摘する意見もみられた。以下、1位の「混」と同様の理由で2位には「雑」(108件)、3位には華やかな都会とのイメージから「都」(73件)があがった。

東京に対するイメージを漢字一文字で表すと?

首都東京の理想像は、「緑と利便性の調和都市」(44.5%)と「防災堅牢都市」(44.0%)が4割半となった。災害に強く、自然保護や屋上緑化などで都市に緑を残して見た目にも美しい、“住む人にやさしい都市”が東京の理想像として考えられていると言えそうだ。

未来の東京の理想像

一方、東京オリンピックが開催される2020年までに東京の環境がどのように変化すると思うか聞いたところ、東京の魅力については、「良くなる(計)」が5割(49.0%)に対し、「悪くなる(計)」1割以下(8.7%)と、今後の魅力の高まりに期待している様子がうかがえた。

※この記事は2014年04月08日に公開されたものです

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