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雑学 生活

優木まおみのブログでも問題視。今、横行する“妊婦への嫌がらせ マタハラ”とは?

「ミシェル!」

森三中・大島さんの休業宣言がきっかけで注目が集まった“妊娠活動(妊活)”をはじめ、ここ数年で芸能人の妊娠・おめでたの話題がメディアを賑わせています。しかし、その一方で今“妊婦への嫌がらせ”が問題視されているようです。

パソコンを操作する妊婦
「マタニティ」、「妊婦」と一緒に検索されている名詞をランキング形式で見てみると……。

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■1位は「席」、2位には「電車」がランクイン

Twitter上では、電車で妊婦さんに“席を譲る”ことにまつわるエピソードがもっとも話題のようです。妊婦さんや小さな子どもにさりげなく席を譲る男性に「胸キュン」という恋愛トリビアも紹介されています。

男性が譲った場合、好感度はアップし、逆に譲らないと好感度はダウンするという意見が圧倒的。中には席を譲らなかった彼氏に彼女がビンタして叱っていたところを目撃したという人も。

ほかにも、席を譲らない人に対する怒りの声やふっくらした女子大生を妊婦と勘違いして席を譲りかけてしまったという人からは、“妊婦じゃありませんマーク”を作ってほしいというエピソードもありました。

たしかに、この線引きは難しいところ。迷った挙句、席を譲らなかった人も多いのではないでしょうか。

■マタニティマークを付けている人への“嫌がらせ”

電車でもよく見かけるようになったマタニティマーク。日本では、2006年に厚生労働省が制定し、普及しました。

外からではなかなか判別しづらい妊娠中であることを、周囲の人に気づいてもらうためのこのマーク。付けることで周囲が配慮をしやすくするということが目的なのですが……。

先日、妊娠中のタレント優木まおみさんが自身のブログで“妊婦への嫌がらせ”を話題にしたことにより、今注目が集まっています。

優木さんのブログは、妊娠発表後コメント欄に誹謗中傷を書かれたことにより、会員限定へと変更。その理由については「嫌なことを書いてくる人や、ときに危険すら感じるような内容まである」とブログの中で説明しています。

また、マタニティマークをつけた妊婦さんに対する嫌がらせのニュースに関しても言及。自身のまわりの妊婦さんが、優先席で舌打ちされたり「電車に乗らなければいいのに」と逆ギレされたという話を綴っています。

優木さんのまわりだけでなく、マタニティマークをつけたことによって妊婦が嫌がらせを受けるケースは、実際に多数報告されているようです。

■職場ではパワハラならぬ“マタハラ”が横行

パワハラにセクハラ、職場で横行するさまざまな嫌がらせ。ここ最近になって、妊婦に対して引き起こされる“マタニティー・ハラスメント”(通称マタハラ)も問題視されています。

4人に1人が被害を受けており、実際にはセクハラより多いとも言われているマタハラ。昨年の秋にNHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられた体験談の中には、ある女性が、2人目を妊娠中、介護士の仕事で、夜勤も休ませてもらえず、出血して流産したケースもありました。さらに、職場の女性からは「いいじゃない、1人目じゃないんだから」と心ない言葉を浴びせられたのだとか。

また、社員の半数が女性を占める会社では、新入社員が入社早々に1人目・2人目と続けて妊娠したことにより仕事を肩代わりした人たちからの不満が続出。「勝手に子づくりして勝手に産むんなら、勝手に辞めろ」と言ってしまったという社員の事例も取り上げられています。

■マタハラの原因は?

マタハラの原因は、まさに“仕事の負担の不公平感”によるもの。

妊娠中、産休中、育休中や時短勤務など、その人が抜けたところをカバーする体制が、特に中小企業には立ち後れているところが多いため、職場の人間関係に摩擦が生じてしまうとも言われています。

■3位「ヌード」、4位「伝説」、5位「セクシー」

1位と2位とは打って変わって、3~5位のワードが話題になっているのは、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが“妊婦風ヌード”を公開したことによるもの。

突如公開されたきゃりーぱみゅぱみゅさんのマタニティ風ヌード写真。Twitter上でもファンたちから驚きの声があがりました。

今回「妊娠」というワードから浮彫りになった、妊婦への嫌がらせ問題。しかし、職場などを中心に妊婦への嫌がらせはかねてからあったもので今にはじまったものではありません。“マタハラ”というワードが生まれた背景には、妊婦に対しての社会の意識や関心が高まっている証拠というポジティブな見方もあります。

問題点が取り沙汰される一方で、Twitterでは男子高校生が席を譲ってくれたというエピソードなど、妊娠中の女性たちがつぶやいた周囲への感謝ツイートも多い。

そんなほっこりするエピソードが今後は、増えていってほしいものですね。

(車谷 照彦/ミシェル!編集部)

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