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キッコーマン、新会社を設立し生果トマト事業へ新規参入。アグリ事業拡大へ

キッコーマンは、グループ会社の日本デルモンテが行ってきた「トマトを中心とした野菜苗事業」を承継する新会社「日本デルモンテアグリ」を10月1日に設立。合わせて、千葉県を中心に施設園芸を展開するカズサの愛彩グループと提携し「生果トマト事業」へ新規参入する。

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日本デルモンテではこれまで、ケチャップやトマトジュースの原料である加工用トマトの育種・品種改良を行ってきた。さらに、その技術を活かした生食用トマトの育種・品種改良や、家庭菜園向けのトマト苗をはじめとする「野菜苗事業」も展開。現在では、パプリカ、ゴーヤなども含めた20種類以上、約60品目の苗を販売しているほか、自社開発した「ぜいたくトマト」などの生果用トマト苗を農家向けに販売しているという。

今回設立した新会社では、日本デルモンテの品種開発技術を生かし「野菜苗事業」と「生果トマト事業」の相乗効果を狙った事業を開始。まずは、今回提携した愛彩グループの農業生産法人「カズサとまとガーデン」へ出資し、「カズサとまとガーデン」が「ぜいたくトマト」などの生果トマトの栽培や販売を行う。

同社では、栽培技術をもつ農業者のノウハウを活用し、共同で生果トマトの栽培・販売を行うことにより、半世紀にわたり日本デルモンテが育んできた品種開発技術を生かしたアグリ事業の展開・拡大を目指していくとのこと。

※この記事は2013年10月02日に公開されたものです

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