キャンピングカーユーザーは「道の駅」に、何を求めているのか? 意識調査結果
9月14日から15日に「名古屋キャンピングカーフェア2013 Autumn」が開催される。それに先立ち、一般社団法人日本RV協会では、「道の駅」をよく利用するキャンピングカーユーザーに対し、「道の駅」に対する意識を調査した。
「道の駅」とは、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設で、2013年4月1日現在、全国に1004箇所ある。自動車専用道路にあるサービスエリア、パーキングエリアに対して一般道に設置され、自動車専用道路に設置されている場合でも一般道から利用できるようになっている。
「道の駅」に寄る一番の目的は「休憩・仮眠」
「道の駅」を利用する目的として最も多かったのは「休憩・仮眠」(47.8%)、続いて「食事・地場産品(野菜など)の買い物」(30.4%)、以下「温泉などの入浴」(9.2%)、「周辺地域の観光地などの情報収集(7.6%)」、「スタンプラリー」(4.9%)という結果になった。「休憩・仮眠」に訪れた人たちが、その施設内で「食事」をし、「地場産品」を購入していることが伺える。
過半数のユーザーが「RVパーク」エリアの設置を希望
キャンピングカーユーザーは、「道の駅」へ今後どのようなサービスを望んでいるか調査したところ、51.4%の人が「RVパーク」エリア の設置を期待していることが解った。「RVパーク」エリアとは、有料でAC電源供給・入浴・セキュリティーなどが保証される車中泊専用スペース。また、2番目には「温泉」(17.7%)が続き、3番目は「ゴミや汚水処理施設」(12.9%)という結果になった。
行きたい道の駅は、旅行前に調べておくユーザーが49%
「キャンピングカーユーザーは道の駅をどのように探しているのか」という問いに対しては、「旅の前に、ネットや地図で探しておく」(49.0%)という結果で、半数近くのユーザーは旅行前に道の駅情報を調べている。その他「目的地に向かう途中で、カーナビで検索」(21.3%)と、「行き当たりばったりで見つけたら立ち寄る」(15.5%)に比べて、事前に情報を集めているユーザーが多いようだ。
※この記事は2013年09月10日に公開されたものです