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「ヤフオク!」2013年夏は“かき氷”と“読書”

2013年は“かき氷”特需

ヤフー株式会社が提供する日本最大級のインターネットオークションサービス「ヤフオク!」では、直近の取引データや検索されているワードなどをもとに、リユース(中古品)市場の最新トレンドを発表した。

【オークションで少しでも高値で売るコツ3つ】

今年の夏の取引(期間:2013年8月4日~10日)で、前年と比べ「かき氷機」のカテゴリーが落札率を顕著に伸ばした。その伸びは前年比134%。今年はかき氷をお店で食べる人だけでなく、自宅で楽しむ人も増えているようだ。

落札された商品を見ると、1円で落札されたかき氷機は家庭用のキャラクターものが多く、子どもがいる家庭などでも積極的に購入されたことが予想できる。また、入札数が多く人気の集まったかき氷機は、独特の食感を楽しめるものや、レトロなアンティークものまで幅広く、値段を問わず活発に取引された。

また、ヤフオク!にて検索されたキーワードの7月期ランキングでは、上位100ワード中12件が小説家、25件が実用書系の作家陣が占め、書籍関連商品に注目が集まっている。文庫本のまとめ売りや、文豪の初版本などのコレクターズアイテムなど、中には1冊80万円で取引された書籍もあるという。

小説系からは、「夏目漱石」や「三島由紀夫」などの歴史に名を残す文豪が上位にランクイン。夏休みシーズン、また、各出版社が毎年行っている夏の読書キャンペーンなども手伝い、読書ニーズが上がっていると考えられる。そのほかにも、伊藤英明主演で映画化された「悪の教典」(文藝春秋)の作者「貴志祐介」や、高視聴率を獲得しているドラマ「半沢直樹」の原作本を手がけている「池井戸潤」も上位にランクインした。

実用書系(ビジネス・啓発書)からは、ヤフオク!検索ワードランキングの総合ナンバー1の神田昌典はじめ、この夏は、実用書の著者が多く検索されていることがわかった。彼らは一般・ビジネスマン向けに講演会やセミナーなどを行っていることから、書籍だけでなく、セミナーテキストや講座DVDなども高値で取引されている。

※この記事は2013年08月30日に公開されたものです

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