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脱・5月病。ダラダラ生活から抜け出す方法

ゴールデンウィークを過ぎると、新生活を始めたばかりの張り切っていた気持ちにもゆるみが出てくるころです。誰の目も気にする必要のない一人暮らしでは一度生活が乱れると、なかなか元に戻しにくいもの。「でも、このままじゃいけない!」と思うあなたに、ダラダラ生活から抜け出すためのヒントをお届けします。

■「○時にやる!」とひとつだけ決めよう
「もう寝なきゃ明日がつらい……」とわかっていてもしてしまう夜更かしや、「残業して夕ご飯食べてない。でも、とりあえずお腹空いたから……」と夜遅くにスナックでお腹を満たしてしまうなど、一人暮らしをしていると「よくないなぁ」とわかっていることでも、誰に咎められることもないため、ついつい「まぁ、いいか」でやってしまいがちです。
身についてしまった悪習慣の数々、すべてを一気に元に戻そうとしても難しいもの。まずは、何かひとつだけ、毎日決まった時間にやることに決めましょう。
例えば、19時になったら夕ご飯を食べると決めたら、どうしても抜けられない会議の真っ最中でもない限り、いったん仕事の手を休めて、ご飯を食べること。それが生活リズムを取り戻すきっかけとなります。「毎食食べる」「野菜をたくさん」「自炊をする」などと、いくつもハードルを掲げないのもポイント。ひとつできたら、次のひとつに進みます。
「朝7時には朝ご飯を食べる」「22時にはお風呂に入る」「ネットは23時まで」「翌日になる前に寝る」など、決めることはその人それぞれでOK。一度ついてしまった習慣を変えるのは簡単なことではありません。「それくらいなら、できそう」と気楽に始められることから続けていきましょう。

■やりたいことを文字にしてみよう
やりたいことはいろいろある。それなのに、「ぼんやりしているうちに一日が終わってしまった」「やらなきゃいけない家事があるのに、いつも後回しにしてしまう」「テレビやネットを見てるうちに寝なきゃいけない時間」というのも、一人暮らしによくあることです。のんびりすることが悪いことでは決してありませんが、やるべきことをやらないと自己嫌悪に陥ってしまうことも。
やるべきことを後回しにしないためには、自分がしたいことを意識することが大事です。やらなければならないことややりたいことや何をしたいのかを、紙などに書き出して目につくところに置いておきましょう。
例えば、「家賃の振り込み」「しょう油を買う」といった日常のささいなことから、「模様替えをしたい」といったすぐにやるのは難しいことまで、何でもメモする習慣を。自分の手で書いておくと記憶にも定着しやすく、また何度もそれを目にすることが「面倒くさいなぁ」という気持ちを押しとどめるきっかけにもなります。

(一人暮らしアドバイザー・河野真希)

※この記事は2013年05月14日に公開されたものです

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