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スラムダンクに登場する旅館のモデルになった「みどり莊」が倒産

広島市佐伯区にある「みどり莊」が、広島地裁に破産を申請し3月27日に破産開始決定を受けたことがわかった。東京商工リサーチの倒産速報によると、負債総額は約4000万円。同旅館は、週刊少年ジャンプで連載していたバスケットボール漫画「スラムダンク」に登場する旅館のモデルとなったことで知られている。

創業は昭和30年12月。広島市郊外の温泉処である湯来温泉で老舗旅館「湯来温泉 みどり莊」を運営し、ピーク時は約1億円の売上をあげていた。しかし近年は、当地の湯治客・観光客が減少するとともに売上高が低下。近年の年商は約3000万円で推移し、赤字がつづいたことから、今後の売り上げ回復の目処が立たなくなった。

なお、「スラムダンク」の中では、主人公たちの高校が広島で開かれたインターハイに出場した際に、同旅館がモデルの「ちどり荘」に宿泊している。

※この記事は2013年04月05日に公開されたものです

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