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御朱印集めは危険? 良くないといわれる理由とマナー・注意点

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御朱印集めが注目を集める一方で、「御朱印集めは良くない」「御朱印集めは危険」といううわさを耳にしたことがある人もいるかもしれません。

結論、御朱印集め自体が良くないということはありません。ではなぜ「良くない」といわれることがあるのでしょう。

この記事では、御朱印集めが良くないといわれる理由と、御朱印をいただく際のマナー・注意点を紹介します。

御朱印集めが良くないといわれる理由

御朱印集めをすること自体に危険性はありません。ではなぜ、そのようにいわれるのか……理由を見ていきましょう。

(1)神仏への失礼にあたる場合があるから

御朱印とは、神社や寺院を参拝した証であり、神様や仏様との「ご縁の記録」ともいえます。

その本来の目的を忘れ、スタンプラリーやコレクションのような感覚で御朱印集めをするのは、神仏に失礼になるという考えもあるでしょう。

例えば、参拝する前に御朱印だけもらおうとしたり、実際に訪れていない家族や友達の分まで書いてもらおうとしたりなど。参拝のマナーを知らないと、悪気はなくても神仏への失礼にあたる可能性があります。

(2)準備不足で危険な目にあう可能性があるから

御朱印集めが危険といわれる理由の1つとして、珍しい御朱印を求めて簡単には参拝できない場所にまで行こうとする人がいることが挙げられます。

例えば山奥にある神社・寺院の場合、ハイキング気分で安易に訪れることで危険な目にあう可能性もあります。

(3)御朱印ブームを不快に思う人がいるから

御朱印ブームが加熱して、そのことを良く思わない人も少なからずいるでしょう。

なぜなら、前述のようにマナーを守らない人がいたり、御朱印をもらいたい人が増えることで混雑したりするから。

そのような状況を危惧して、「御朱印集めは良くない」というネガティブキャンペーンがされるようになったとも考えられます。

御朱印集めのマナーと注意点

御朱印に興味を持って神様や仏様とのご縁を結ぶなら、しっかりと作法を心得ておきたいもの。ここでは、御朱印をいただく際に知っておきたいマナーと注意点を紹介します。

(1)下調べ・準備をする

参拝の前に御朱印の受付時間をチェックして、御朱印帳と小銭を用意しておきましょう。

特に、縁起が良い日や記念日などには、受付時間が限定される場合もあります。時間に余裕を持って訪れるのがベターです。

なお、無地であってもノートなど御朱印帳以外に書き入れをお願いするのはやめましょう。

(2)参拝してから御朱印をいただく

御朱印は参拝した証です。必ず、参拝後にいただきましょう。

行列ができているからといって、参拝を後回しにして先に並ぶのはマナー違反です。また、スタンプラリーのような感覚で御朱印だけいただいて帰るのもNG。

ただし神社や寺院のよっては、先に御朱印帳を預けて参拝をした後に受け取る場合もあるため、案内に従いましょう。

(3)御朱印帳は開いて渡す

御朱印帳を渡す時は、書き入れてもらいたいページを開いておきましょう。御朱印にカバーがついている場合は、先に外しておくとスマートです。

なお、依頼する際は丁寧な言葉遣いで声掛けをしましょう。

(4)人に頼まない・転売しない

自分が参拝していない神社・寺院の御朱印を人に頼んでもらってきてもらうのはマナー違反です。なぜなら、御朱印はスタンプラリーやコレクションではなく、参拝した記録だから。

また、限定の御朱印や人気のある御朱印を転売したり、転売されているものを購入したりするのもやめましょう。

御朱印集め自体に危険性はない

御朱印集めが良くないといわれるのは、そのこと自体に危険性があるわけではなく、マナーを守っていなかったり準備を怠っていたりすることが起因しています。

御朱印は参拝の記録であることを再認識して、正しく御朱印集めをしましょう。

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※画像はイメージです

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