「好感度」の意味とは? 好感度が高い人の特徴も紹介
「好感度」の意味を改めて説明しようとすると、迷う人はいるかもしれません。そこで本記事では、「好感度」の意味を解説します。また、好感度が高い人の特徴や好感度を上げるコツも紹介するので、人付き合いの参考にしてみてください。
好感度の高い人は周りから好かれ、人間関係がうまくいく傾向にあります。嫌なうわさが立つことも少ないので、良いことづくしといえるでしょう。
では、好感度の高い人たちに共通する特徴とは? また、好感度を上げるにはどうすれば良い? 本文で解説します。
「好感度」の意味とは?
そもそも「好感度」とはどのような意味なのでしょうか。辞書には以下のように記載されています。
こうかん‐ど〔カウカン‐〕【好感度】
よい、好ましいと感じる度合い。「コマーシャルの—調査」「企業の—が高まる」
(『デジタル大辞泉』小学館)
「好感度」とは、ある対象についてどれくらい好印象を抱いているかの度合いのこと。よく「好感度が高い芸能人といえば○○だ」のように使われます。
外見や性格、コミュニケーション能力など、好感度の判断材料は幅広く、人によっても違うでしょう。
▶次のページでは、好感度が高い人の特徴を紹介します。
好感度が高い人の特徴5選
「好感度」の意味を確認したところで、今度は好感度の高い人に見られる特徴をチェックしましょう。
(1)明るくて笑顔が多い
好感度が高い人の特徴として、明るくて笑顔が多いことが挙げられます。
いつもムスッとしている人よりも、笑顔を向けてくれる人の方が話しかけやすいと感じる人は多いでしょう。
また、明るい人はポジティブな発言が多く、周囲の気持ちを明るくします。そのような人の周りには、自然と人が集まってくるものです。
(2)聞き上手である
人の話をしっかり聞ける「聞き上手」な人も、好感度が高い傾向にあります。
人はまっすぐ目を見て相づちを打ちながら話を聞いてもらえると、「自分に興味を持ってくれている」「尊重してくれている」とうれしくなり、相手に好感を抱きやすくなるのです。
また、聞き上手な人は相手の話を広げるのも得意。「それでどうなったの?」「○○のこともっと聞きたい!」などと相手の話を引き出し、楽しくしゃべってもらうことができます。
その結果、相手は「あの人と話しているといつも楽しい」と感じ、好印象を抱くのです。
(3)悪口を言わない
好感度が高い人は、基本的に悪口を言いません。
表では良い顔をしているのに裏で悪口ばかり言っている人を見ると、「自分も陰で悪く言われているのかも」と不安になり、なかなか信頼できないですよね。
逆に、悪口を言わない人には「この人は自分を傷つけない」という安心感を抱くはず。この安心感が好感度につながるのです。
(4)相手の立場に立てる
好感度が高い人の特徴として、相手の立場に立てることも挙げられます。
例えば、自分の意見を伝える時。相手の立場に立てる人は相手の気持ちを想像して言葉や伝え方を吟味できるので、人を傷つけることが少ないのです。
これは、相手に対する優しさや思いやりがあるからこそできることといえるでしょう。
(5)清潔感がある
好感度が高い人は、清潔感があるのも特徴です。
外見より中身が大事とはいえ、第一印象の大部分は外見で決まってしまうのも事実。清潔感があるほうが、相手に好感を持ってもらいやすいはずです。
例えば、髪がじゃまにならないようにセットしたりまとめたりしている、爪の手入れをしている、汚れやしわのない服を着ている、など。これだけで、相手からの印象は良くなるでしょう。
▶次のページでは、好感度を上げるためのコツを紹介します。
好感度を上げるためのコツ
記事を読んでいる人の中には、「自分も好感度の高い人になりたい」と思っている人もいるでしょう。そこでここからは、好感度を上げるためのコツを紹介します。
(1)アイコンタクトを取る
誰かと会話する時、アイコンタクトを取っていますか? 目線が合う人と合わない人では、印象がかなり違います。
話している時に相手の目を見ることは、「あなたの話をしっかり聞くつもりです」と伝えることと一緒といえるでしょう。こうして聞く姿勢を示すと、相手は「この人は自分の話を聞いてくれる」と好感を持つはず。
「目は口ほどにものを言う」といわれるように、アイコンタクトは大切なコミュニケーションなのです。
(2)ポジティブな発言を心掛ける
ネガティブな発言は周りの士気やテンションを下げてしまう恐れがあります。ネガティブな表現はなるべく避け、ポジティブな言葉を心掛けましょう。
例えば、何か失敗しても「最悪だ……」ではなく、「きっと次は良いことがあるよね!」とポジティブに変換すると、周囲へ与える印象は良くなるはずです。
また、前向きな発言は周囲の気持ちも明るくし、「あの人のそばにいると明るい気持ちになれる」という好感につながるといえます。
(3)自分から人と関わる
人と話すのは面倒くさい……。そんなふうに思ってしまう時もあるかもしれません。しかし、好感度を上げたいなら自分から人と関わる機会を増やすことも大切です。
例えば、友達を食事に誘ったり、会社の人に自分からあいさつをしたりといったことが考えられます。
相手はあなたから声を掛けてもらえたことについて、「関心を持ってもらえている」とポジティブに捉えてくれるでしょう。
(4)相手に好意を見せる
心を閉ざしている相手を前にすると、少し身構えてしまう人は少なくないはず。逆に、好意的に接してくれる相手には心を許したくなりますし、うれしく感じるものですよね。
好感度が高い人は、相手に好意を伝えるのが上手な人といえるでしょう。例えば、笑顔で接したり、相手の体調を気遣ったりといったことで好意を伝えているのです。
好感度アップを狙いたいなら、自分にできる範囲で周囲に好意を伝えてみてくださいね。
(5)自然体でいる
好感度のために無理をして「良い人」を演じていると、ストレスがたまってしまいます。ストレスがたまっていると、ふとした時に態度に出てしまい周囲へ悪印象を与えたり、自己嫌悪に陥ったりするかもしれません。
そうならないためにも、無理しすぎず自然体で過ごしましょう。ありのままの自分をさらけ出すのには勇気が要りますが、あえて不完全な部分を見せることで、好感を持ってもらえることもありますよ。
好感度が高い人を目指そう
「好感度」とは、好ましいと感じる度合いのこと。
好感度が高い人には、「笑顔が多い」「聞き上手である」など共通した特徴があります。
好感度を上げるために大事なのは、周りの人たちが良い気分で過ごせるよう配慮すること。相手の立場に立っていつもより少し積極的にコミュニケーションを取れば、好感度アップを狙えるでしょう。
(にほんご倶楽部)
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