自分の器が小さい? ついイラッとする瞬間「映画館でひじ掛け奪われた」「器が小さくないと宣言された」
電車の中で座席を死守する人や、傘を真横にしてブンブン振りながら歩く人を見たときなど、生きていれば、ささいなことにイラっとしてしまうことは誰にでもあるはず。しかも、イラッとしたあとに「私の人間の器が小さいから、こんなことでイラついたのかも」なんて、自己嫌悪に陥ったりするんですよね……。今回は、働く女性がついイラッとしてしまうささいな出来事について聞いてみました!
・「スーパーのレジ待ちをしているときに、買い物かごが背中に当たるほど詰めてくるおばさんにイラっとします。小さいことなんだけど、毎回イライラしてしまいます」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)
たしかに「そんなに詰めなくてもレジは逃げないよ……」と、ウンザリしてしまうときってありますよね。だからと言って注意するほどでもないし……。微妙な状況です。
・「自分が急いでいるときに、前方の車が制限速度ぎりぎりで走っていると、つい『もっとスピード上げて!』と思ってしまう。完全に自己都合だと思う」(26歳/団体公益法人・官公庁/事務系専門職)
焦っているときほど、自分の気持ちを優先してまわりにイラついてしまうものなのかもしれませんね……。
・「映画館で、後から来た隣の人に、ひじ掛けを奪われること」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
いたるところで、ひじ掛けやドリンクホルダーをめぐる静かな戦いが起こっていそうです。
・「電車に乗っていて、前の席が空いたから座ろうとしたら、すかさず角に詰めてきた」(25歳/小売店/販売職・サービス系)
これもよくある光景ですね……! 座れる! と思って座れなかったときのガッカリ感。心中お察しします。
・「究極にイラッときたのは、『僕、器小さくないよ!』とわざわざ宣言している人を見たとき。こういう人こそ本当に器が小さいのだろうな~と確信してしまう自分がいた」(31歳/情報・IT/事務系専門職)
せっかくの宣言が逆効果に!
・「電車で座っていると隣の人が大柄の男性で私のほうまで密着してるときとか、朝のホームの階段で上り降りが別れているのに、急ぎたいからってただでさえ狭い登り用のほうを下ってくる人。腹が立つので思い切りかばんと腕で押してやります。あげればキリがないなぁ……。私って小さいなぁと思うのでこのへんで」
朝のラッシュ時、ただでさえ気が立っているのに、余計にイラッとさせられたら、もう逃げ場がありません。
・「自転車に乗っていて、角で誰かとぶつかりそうになって『ちっ』と、盛大に舌打ちをしたら、相手が小学生ですごく健気に『すいません!』と、謝られて自分の小ささがイヤになった」(29歳/電機/秘書・アシスタント)
イラッとして態度に出したからと言って、スッキリするわけでもなく自己嫌悪に陥ってしまったこの状況。心中お察しします……。
アンケート結果を見ていると、圧倒的に多いのが「電車の中」でのイラッ! ラッシュ時は他人との距離も近く、みんな急いでいるので、ついイライラしてしまうのかもしれませんね。なかには「自分もイラッとさせているかもしれない、と思ってイラッとしないようにしている」(28歳/生保・損保/事務系専門職)という、解決策を見出している仏のような方も。
イラつきと自己嫌悪のダブルパンチから解放される日は、果たしていつなの!?
※『マイナビウーマン』にて8月にwebアンケート。有効回答数247件
(大貫未来/清談社)