あのバイト経験が私の人生を変えました！ 20代女子に聞く、「人生を変えたアルバイト」
若い頃に、いろいろなアルバイトの経験をした人は多いかと思います。つらい思いやしんどい思い、嫌な思いをして手にした「お給料」の喜びは忘れられませんよね。なかにはそんなアルバイト経験が、その後の人生を変えたという人もいるのではないでしょうか。女性の皆さんに聞いてみました。
塾講師
・「塾の講師をしてなかったらもっと自堕落だったかもしれない」（29歳／医療・福祉／専門職）
・「塾講師。人に何かを教えること、人前に立つことに抵抗がなくなった」（32歳／電機／事務系専門職）
・「塾の講師。教えることの難しさがわかった」（25歳／医療・福祉／専門職）
人にモノを教える塾講師というアルバイトを通して、社会人としての基本マナーはもちろん、人前で発言することに抵抗がなくなった、という意見があがりました。プレゼンや会議など、人前で話す場面も増えるビジネス社会においては役立つ経験ですよね。
飲食店
・「飲食店でアルバイトしたことで、飲食店は休みが少なくて大変だということがわかり、事務職に就きました」（31歳／医療・福祉／事務系専門職）
・「飲食店でのアルバイト。実情を知れたので、就活では飲食関係は一切受けなかった」（31歳／金融・証券／営業職）
・「飲食店のウェイトレス。飲食店だけは絶対に嫌と思うきっかけでした」（28歳／医薬品・化粧品／事務系専門職）
おいしい食べ物に囲まれる飲食店でのアルバイトは、実際に経験して現実の大変さにびっくり下方も多いのではないでしょうか？ お客さま視点から一転、働く側になってみて分かる仕事のきつさに、将来の就職先として厳しいと実感された方が多かったようです。
冠婚葬祭場
・「ホテルでのバイト。マナーが身についた」（26歳／医療・福祉／専門職）
・「冠婚葬祭の配給。裏から人を支えているときが一番自分らしいなと気がつかされた。配給といっても、最終的には式場の仕事を一通りやらせてもらえていたので、自分のなりたい立ち位置を見つけることができたと思う」（23歳／建設・土木／秘書・アシスタント職）
・「配膳のバイトでたくさん給料がもらえて学生時代はたくさん海外にいけたため、働いてからは節約できるようになった」（33歳／生保・損保／事務系専門職）
冠婚葬祭の場でのアルバイトは、社会人としてのマナーを身につけることができたので役だったと思った方も多いようです。またお客さまへの接客も多いことから、自分にサービス業が向いているかどうかの判断材料になったという方もいました。
その他
・「学生時代にITベンチャーでwebデザイナーのバイトをしたこと。そのまま正社員の職につながったので」（30歳／情報・IT／クリエイティブ職）
・「イベントバイト。裏で支える人の多さに驚いた」（27歳／学校・教育関連／専門職）
・「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのアルバイト。接客の大変さを学んだ。私にはちがうとは思った」（33歳／食品・飲料／技術職）
ほかにもいろいろなアルバイト経験をされた方がいらっしゃいました。華やかな職場に見えても、実際に働いてみると、とても大変だったという経験から、いろいろ学ばれた方も多いようですね。
若い頃は何も考えず、ただやみくもにアルバイトをしてみるものですが、その経験は後々、将来を決める大事な経験の一つになるかもしれません。また、アルバイトをしてみたことによって、自分の将来を明確に決定できたという方もいらっしゃるようですね。
（ファナティック）
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数189件（22歳～34歳の働く女性）
