実はこれも!NASAが開発した、意外な身の回り品たち「フリーズドライ食品」

アメリカの誇る宇宙開発機関、米航空宇宙局(NASA)。人工衛星や国際宇宙ステーション(ISS)なんて遠い世界のお話のようでも、実は身の回りには意外とNASAテクノロジーが活かされているものが結構あるんです!ちょっと意外?なNASAの発明品たちをご紹介。
【何の頭文字を取ったものか知らずに略称だけで認識している組織名・団体名1位「NASA」】
○フリーズドライ食品
ふりかけやスープ、お味噌汁などのインスタント食品にも入っているフリーズドライ食品、宇宙食のために研究されたもの。これにより、食品の元の栄養価の98%を維持しつつ重さは元の20%にまで抑えることが可能に。
○マイクロチップ
私たちのかばんやポケットにも入っているような電子機器たち、中に入っているマイクロチップは、NASAによるものだそう。アポロ計画での機内のナビゲーション・システム開発がもとに。
○形状記憶合金
衛星上のソーラーパネルの操作のために開発されたもの。ニチノールと呼ばれるこの合金、どんなに曲げても、温めれば元の形状に戻るというもの。歯列矯正にも利用されています。
○バッテリー式コードレス機器
NASAの要請で米電動工具メーカーブラック・アンド・デッカー社が開発した技術。月面での岩や土などの採集を容易にするためだったそう。
○ベビーフードの素材
宇宙で光合成により酸素を作り出すための藻を研究している間、ある種の藻は母乳に含まれるものと同じ脂肪酸を発見。この藻の合成版が世界中のベビーフードの使われています。
○メモリーフォーム(低反発素材)
枕などで知られるこの素材、これは宇宙飛行士がシャトルからの帰還カプセルの中で、衝撃を回避するために開発されたのだとか。
○火災探知装置
NASAの技術が使われている赤外線火災探知画像システムで、消防士らが火災発生場所をすぐにピンポイントで確認したり、森林火災が地上で確認できるほど広がる前に察知することが可能に。
○芸術品の保存
え?と思うようなこの技術も。特に彫刻などの芸術品は、腐食から防ぐための強力で熱に強いNASA開発のポリマーが塗布されているそう。
11 NASA TECHNOLOGIES WE USE EVERY DAY
http://www.supercompressor.com/tech/11-nasa-technologies-we-use-every-day