仕事や育児、忙しい毎日の中だと、1週間ってあっという間に過ぎてしまいますよね。いろいろやりたいことがあったのに、気づいたら1週間が終わってしまって、気づけば1ヶ月、半年、1年と、時間は待ってはくれません。あのお店に行こうと思ってたのに…家の片付けをしようと思ってたのに…あの映画観たいと思ってたのに…。そんな日常のちょっとしたことでも、出来なかったことが増えていくと、なんだかどっと疲れてしまうときありませんか?私は、アラフォーのシングルマザーで働きながら育児をしています。最近ふと、日々に追われてばかりで、何もできていないような気持ちになり、このままではまずい!と思い、新しく始めたルーティンがあります。このルーティンをはじめたおかげで、毎日を少しずつ丁寧に過ごせるようになり、夢の実現に向けて思考も行動も変化しました。なにより、生活で疲れきっていた私が、毎日を楽しくご機嫌に過ごせるようになったのです。そのルーティンとは、「自己分析をアップデートすること」です。詳しい方法を紹介していきます。ぜひノートとペンを持って、一緒にやってみて下さい。1.自分ってどんな人?を言語化してみよう自分ってどんな人かじっくり考えることはありますか?どんなことに感動するのか、どんなことが許せないと感じるのか、何をしているときに幸せを感じるのか。めんどくさがり?几帳面?朝型?夜型?どんな食べ物が好きで、どんな香りが落ち着くのか。今でも覚えている出来事は?その時の感情は?どんなことでも良いので、自分ってどんな人かを頭で考えるだけではなく、言語化してノートに書いてみましょう。ひとと通り書き終えたら、書いたことを見直してみてください。それは自分を俯瞰して見つめることになります。そうして自分と向き合ってみると、きっと気付くことがあるはずです。自分が大切にしたいこと、どうしても我慢できないこと、リラックスできるシチュエーションなど、何か見えてきましたか?ここでは自分の傾向をざっくり知れればOKです。2.毎日感じたことをかっこつけずに書いてみよう自分ってどんな人なのか、なんとなく分かった気がしたら、次は毎日感じたことを書いてみましょう。1行だけでも長文でもどちらでも構いません。大事なのは、かっこつけずに書くこと。誰にも見られないノートでも、少しかっこつけて書いてしまうのが人です。しかし、ここでは感じたことをそのまま書くことが大切です。ダイエット中なのにケーキを食べて罪悪感があるけど、おいしくて幸せだったとか、コンビニの店員の態度にムカついたとか、そんな日常のささいなことでも大丈夫です。書くことで自分の感情を、改めて確認することができます。そうすることで自分の感情がどんなときに動くのかが分かります。また、自分で知らないうちに感情にフタをして、我慢していたことにも気付くようになります。3.「今の自分」にたどり着く ここまで自己分析をしてきましたが、ここからが最も重要です。私はもともと自己分析をするのが好きなので、これまで自分をよく分かっていると思っていました。しかし、日々に追われて疲れ果て、何もできていないと感じたときに、改めて自分と向き合ってみたところ、気付いたことがありました。それは、今までよく分かっていると思っていた自分は、今の自分ではないということです。例えば、私は睡眠時間は短くてもいくらでも働けると思っていました。でもそれは10年前の自分だと気付いたのです。毎日自分が書き出した感情や、その日のコンディションを振り返ってみてみると、自分で自分はこういう人だと思い込んでいたことがたくさんあったのです。私の場合、夜勤のある仕事なので、これからもずっと夜勤をしていくのが当たり前だと思っていました。それに不規則な生活の方が、自分に合っていると思っていたのです。しかし、自己分析をアップデートしてみると、「今の自分」は規則的な生活の方がコンディションがよく、仕事以外のやりたいことも出来るということに気づいたのです。年齢を重ねたり、環境が変われば、人は変わっていくのは当然です。他の人からみれば、そんなの当たり前じゃない?と思うようなことでも、思い込んでいる自分では気づけないものです。自分ってどんな人かを書き出してみて、さらに毎日感じたことをかっこつけずに書いてみることで、「今の自分」にたどり着くことができました。このように自己分析をアップデートすることで、自分でも驚くような、変化した自分に気づくことができたのです。4.本当に叶えたいこと自己分析をアップデートして、「今の自分」を知ることができれば、自分の本当に叶えたいことがみえてきます。バリバリキャリアを築いて働きたいと思っていたけど、それよりも家族や愛犬との時間を大切にしたい気持ちが1番だと気づくかもしれません。または、今の仕事が自分にとって1番合ってると思っていたけど、他にもっとやりたいことがあると気づくかもしれません。自分を知ることで、本当に叶えたいこと、自分のなりたい姿を明確にすることができます。そしてそれには、生きていく中で変化していく自分に気付くことが大切です。私は今も毎日感じたことを、ノートに書いています。1週間の終わりに自分の書いたことを見直し、自分ってどんな人なのか自己分析をどんどんアップデートさせています。そして自分の叶えたいことを書き出したページを見直し、自分を見失わずに過ごせるようにするのが私の1週間のルーティンです。毎日ただ日々に追われているだけでは、何も達成できません。そして、自分でも何が原因かわからずに疲れたり、苦しくなったりしてしまいます。毎日ノートに向き合う=自分に向き合うことをルーティンにしてから、私は自分の叶えたい夢に向かって、毎日ご機嫌に過ごすことができています。自分がやりたいから、叶えたいことがあるからこそ、人はつらいことがあっても乗り越えて、楽しくなるのだと思います。私が自分の夢を叶えるために始めたことの1つに、SHEliksがあります。SHElikesは女性のためのオンラインキャリアスクールです。SHElikesでは自分に合った働き方を見つけることができます。webデザイン・ライティング・マーケティングなどのスキルだけではなく、実際にフリーランスで働いている人のお仕事獲得方法が知れたり、セルフコーチングの仕方も学ぶことができます。自分の本当に叶えたいことをみつけて、毎日ご機嫌に過ごす私を手に入れましょう。本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 kumasiさん)SHElikesについて自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちら