話題の韓国コスメや国内コスメブランドを取り扱うプラザが、2025年春夏の新作コスメや注目のアイテムを集めた展示会「PROJECT CAMP 2025SS」を開催しました。会場には、プラザのバイヤーが選ぶネクストブレイクアイテムのブースや、これから発売になる注目のコスメが目白押し。
今回は、コスメ好きライターが見つけた、この春夏に取り入れたい最新トレンドアイテムを紹介します。
■スキンケアのような日焼け止めで春からの本格的な紫外線対策を
寒さはありつつも、日中の暖かい日差しで春の訪れを感じる今日この頃。そろそろ本格的な紫外線対策を取り入れていきたいですよね。
バイヤーセレクトブースには、d’Alba(ダルバ)の人気サンクリームから発売されたグリーンの新色「クリーンティーツリーリポソームトーンアップサンクリーム(グリーン)」が並んでいました。
みずみずしいテクスチャーはそのままに、リポソーム化したフレッシュなティーツリー葉エキスを配合したことで、肌への浸透力(※1)を高め、紫外線の刺激を受けて敏感になりやすい肌をしっとりとケア。グリーンのクリームが、赤みやくすんだ肌を均一に明るく補正します。SPF50+・PA++++と高い紫外線カット力がありながら、なめらかな密着感とさっぱりとした質感が魅力ですよ。
また、持ち運びに便利なスティックタイプでは、よりコンパクトなものを発見。SAM'U(サミュ)の「センシティブポケットサンスティック」は、通常の半分くらいのポケットに収まるミニサイズで小さなバッグでもかさばらずに持ち歩けます。
8種類のヒアルロン酸を配合し、しっとりとうるおいを与えながら、SPF50+・PA++++と高い紫外線カット効果を発揮。べたつかず、軽やかな使用感なので、いつでもどこでも手軽にUVケアをかなえてくれます。二個入りなので、友達とシェアしたり、顔用とからだ用に分けて使うことも可能です。
※1 角質層まで。
■暑さによるメイク崩れ、テカリ、ベタつき対策アイテムも
平年よりも気温が高くなると言われている今年の春。早いうちから暑さ対策のコスメはチェックしておきたいもの。
吉田朱里さんがプロデュースするb idolからは、ファンデの仕上がりはそのままに、崩れにくいフェイスパウダーが4月24日に発売されます。
アプリでフィルターをかけたような毛穴レスな肌がかなう「愛されプレストパウダー」は、多様なサイズのパウダー粒子が肌の表面で粉飛びなくしっかりと密着し、ダマにならず均一にブレンディングすることでキメ細かいツルンとした肌を演出。
無色透明のパウダーが肌表面に薄く密着するので、ファンデーションの質感を活かした肌に仕上がるのだそう。保湿オイルを配合したことで乾燥までも防いでくれる、欲張りなプレストパウダーに注目です。
また、メイク直しに取り入れたいのはFujikoの「あぶらとりウォーターパウダーNEO」。ベストセラーの「あぶらとりウォーターパウダー」のテカリを抑える機能は備えつつ、SPF33・PA+++のUVカットと自然なトーンアップ成分を配合し、日中の乾燥対策もかなえます。
カラーは白みを帯びたシアータイプから、透明感のあるピンクベージュに変更。肌に溶け込むようになじみ、何度重ねても白浮きしにくくなったのだそう。大きさも手のひらに収まるサイズになったので、さらに持ち歩きたくなること間違いなし!
気になる汗をサッと拭き取れるボディシートは、これからの季節の必需品。韓国コスメブランドのMOTON(モトン)からは、数量限定で香水のような香りを楽しめる「アイスフレグランスシート」が登場しました。
水分をたっぷりと含んだ大判シートで、拭いた瞬間からひんやり。ベタついた肌をサラサラにしながら香水のような香りをふんわりと楽しめます。
香りは果実のフレッシュ感とフローラルをミックスした「TWILIGHT JOURNEY」と、贅沢なバスタイム後を感じさせる落ち着いた香りの「CLEAR SAVON」、満開の花々を想起させる「FLOWER GARDEN」の3種類。ボディシートにも上品な香りを取り入れたい人におすすめです。
■フェイスラインにアプローチするシートマスクが登場
新作のスキンケアを眺めていると、毛穴ケアやハリ、透明感にフォーカスしたものが多い中で、筆者が気になったのはフェイスラインにアプローチするシートマスクです。
ルルルンから5月15日にプラザ、ミニプラ限定で発売される「ルルルン ハイドラIDマスク」は、韓国で「塗るボトックス」と呼ばれているイデベノン(※2)を配合したもの。
イデベノン(※2)は、コエンザイムQ10の類似成分で、その他にもグルタチオンやナイアシンアミド、アルブチンなど話題の成分も含まれたリッチなシートマスクになっており、肌が酸化すると起こるくすみ(※3)、毛穴(※4)にアプローチし、色ムラ(※5)が無く、光をまとったようなレタッチ肌を演出します。
また、ストレッチ性のあるリフトシートが肌を引き締めながら上向きに密着することで、ハリのないフェイスラインのケアまでかなえるという、発売が待ち遠しい注目アイテムです。
さらに、SNSでも話題のnumbuzin(ナンバーズイン)の「9番 NMN(※6)バイオリフトラッピングマスク」がついにプラザで先行発売が始まりました。
ハリケア成分のNMN(※6)を配合したシートマスクは、上下に分かれており、柔らかい立体密着シートを採用した上用シートマスクには、乾燥しにくいクリームエッセンス配合。保湿しながらツヤ、毛穴ケア(※3)をかなえます。
溶ける糸PLA成分を配合した下用シートマスクは、耳にかける穴が2つ設計され、好みのリフティング感に合わせて使用できます。
4枚入りには小顔リフトバンド(※7)がついており、20分使用することで顔まわりを引き締めてくれるのだそう。大切な日の朝に取り入れたくなるスペシャルケアアイテムです。
※2 製品の抗酸化剤 ヒドロキシデシルユビキノン
※3 乾燥による
※4 乾燥による毛穴目立ちのこと
※5 乾燥、くすみによる
※6 ニコチンアミドモノヌクレオチド(整肌成分)
※7 使用時のみの効果であること
■カラーアイテムも充実 バイヤー注目はブラウンリップ
カラーアイテムで気になったのは、バイヤーセレクトゾーンで見つけたLaka(ラカ)の「フルーティーグラムティント」。かわいさだけでなく美肌見せ効果も期待できるブラウンリップは、今年プラザが推すマストバイカラーなのだそうです。
「P101 Pave」は、5月中旬に発売予定のプラザ限定色。チョコレートをイメージしたカラーで、季節関係無く使えるのが特徴です。ブラウンリップ好きはもちろんのこと、大人っぽい印象を加えたい人におすすめです。
春らしいピンクカラーを取り入れたい人はオペラをチェック。ぷるんとしたつや質感の「グロウリップティント」から、花びらカラーのサクラコレクションが発売中です。
限定色の「サクラミスト」は、シックなピンクにブルーラメを散りばめた雫きらめく桜カラー。新色の「ベイビーピンク」は、復刻カラーでミルキーピンクをベースに、シルバーラメを、「アイシーベージュ」は、粘膜ヌーディカラーに、ブルーのラメを忍ばせていました。
いずれも繊細なラメなので透明感は増すのに肌なじみが良く、大人女子でも使いやすいカラーとなっていました。
最後に紹介するのは、Fujikoから4月3日より発売される「メロメロチーク」。リキッド状なのに頬にのせるとさらっと密着し、ふわふわな血色感をまとえます。
フォギーな発色に微細なパールによって、毛穴も目立ちにくく立体感も演出してくれます。
カラーはオレンジみのあるピーチカラーの「01 メロメロピーチ」とラベンダーみのあるピンクカラーの「02 メロメロピンク」の2色展開。肌をぱっと明るく見せるクリーミーなカラーが愛されフェイスに仕上げてくれますよ。
■春夏コスメの最新トレンドをプラザでチェック
店舗に行くたびに新しいコスメとの出会いをくれるプラザ。今年の春夏もワクワクするようなアイテムが続々と登場するのであれもこれも欲しくなってしまいます……。今年の春夏を楽しむ相棒を探しに、ぜひ近くの店舗に脚を運んで見てくださいね。
(取材・文:吉川夏澄)