リモートワーク中にあった、本当に困った話。＃わたしの暮らしをアップデート

「リモートワーク」が一気に普及したいま、通勤時間がなくなって、ラクになったかと思いきや、それぞれの住まい環境やライフスタイルによって困ったことがたくさんあるよう。そこで、世帯構成の異なる4人のリモートワーク事情を探るべく、リモート座談会を開催。生活空間に仕事が入り込むことで起こる精神的、肉体的なストレスなど、リアルな現状が浮き彫りに！

「リモートワーク」のリアル現場から聞く、困ったエピソード

今回は、座談会形式で、「リモートワークの困った話」をうかがいました！
※座談会はソーシャルディスタンスを保った形で実施しております。

ワーママA子さん
パパ、小学5年生の息子、猫2匹と暮らすワーママ。緊急事態宣言を機に、完全リモートワークを経験。旦那さんも出勤回数が減り、小学校も休校になったことで、全員が家にいることが多くなり、まさに生活が一変！

パパB夫さん
パートタイムで働くママ、保育園に通う3歳の娘と暮らす、営業職のパパ。（今回は、恥ずかしいので、顔出しNGで参加。）緊急事態宣言中は、パパ、ママともに完全リモートワークで、保育園も閉鎖されたため、在宅勤務しながら夫婦で子どもの世話をする壮絶な日々を体験。

1人暮らしのC子さん
１Kのマンション暮らし。ベッド、ソファが部屋を占領し、荷物も多いため、とても仕事ができるような空間ではない。仕事用のデスクを置くスペースがないため、渋々座イスに座ってリモートワークをこなしている。

実家暮らしのD男さん
現役で働く両親、大学生の妹と4人暮らし。リモートワークになり、実家の不自由さが露呈。家族全員がWi-Fiを使うので、速度低下が免れないなど、仕事できる環境が整っておらず、パフォーマンスはダダ下がり。

リモートワークで一番困ったことを聞くと、ワーママA子さんママ、パパB夫さんは、子どもと同じ空間で仕事をすることと回答。さらにオンライン会議中の雑音や背景についてのお悩みは、全員が抱えているよう。

BGMは子どもの笑い声&泣き声に……
気が気じゃないオンライン会議

学校が休みの時は、子どもの昼ご飯も作らないといけないので、午前中が魔法で消えたのかなっていうくらい、あっという間で全く仕事ができなかった。洗い物を放置したまま仕事に取り掛かることもザラだったし、子どもの声はうるさいし、イライラしっぱなし。

わかる！　うちも保育園が休みになった初日は、夫婦ともども全く仕事に身が入らず、夫婦で話し合って、2日目からはシフト体制に（笑）。朝は自分が子どもの面倒を見て、昼から妻にバトンタッチ。なんとかそれで乗り越えたけれど、基本リビングで仕事していたから、オンライン会議中に子どもが大声を出したり泣き出した時は、冷や汗が止まらなかった。ミュートも使ったりしたけれど、クライアントとの会議の時にミュートにするのも失礼だし、毎日ハラハラでした…。

ワーママ&パパにとって、リモートワークの苦労は山積みのよう……。特に、オンライン会議は、魔の時間。子どもの気分は予測不能だし、気が気ではなかったようです。一人暮らし＆実家暮らしのシングル組も、オンライン会議で恥ずかしい思いをした経験をお持ちのよう。

プライベートが丸出し……
ネット環境の不安定さで自分だけ……変顔で静止画に

1ルームだから、背景にどうしてもベッドが写ってしまい、プライベート丸出し。上司から「掛け布団、ぐちゃぐちゃだね……」って言われた時は、めちゃくちゃ恥ずかしかった～。だからオンライン会議の時は、白壁が背景になるように、わりかし狭い範囲しか映らない場所に移動するなど、位置取りが結構面倒でした。1ルームで同棲している友達なんかは、彼とオンライン会議の時間がかぶると、それぞれの音が反響しちゃうからって、洗面所に移動したって言っていた（笑）。

俺も、実家暮らしだと言うことを悟られないように、背景にめちゃくちゃ気を遣った。Wi－Fiのルーターがリビングにあるから、本当はリビングで仕事したいけれど、襖とか障子とか写って実家感が出るから、しぶしぶ自分の部屋で……。でも自室にも賞状が飾ってあって、結局実家だってバレたけれど……。バーチャル背景があるのは知っているけれど、「わざわざ背景替えるなんて、意識し過ぎじゃね」って思われそうで、自意識が邪魔をして使えなかった（泣）。あと大学生の妹のオンライン授業と時間がかぶると、ネットがめちゃくちゃ遅くなって、フリーズすることも多くて……。いまだに改善されず、変顔を何度もさらしています。

不意打ちオンライン会議で背景に……

オンライン会議中は悩みが尽きないよね。子どもがゲームで突然絶叫したりするから、何度かキレた（笑）。旦那も平気で後ろ横切っていくし、出勤するより疲労感を感じる毎日です……。

みなさん、リモートワークにさまざまなストレスを抱えているんですね。やはり自宅では、仕事と私生活のメリハリをつけるのが難しく、なかなか集中できないようです。オンオフの切り替えがなくなり、夜までダラダラ仕事してしまうことも多いそう。そこでどんなリモートワーク空間なら、集中して仕事ができるか理想を聞いてみました。

静かでマイスペースがある場所……！
わたしたちの理想のリモートワーク環境って？

書斎が欲しい！　小さくてもいいので、自分だけのスペースがあれば、仕事のパフォーマンスも上がり、結果家族円満に過ごせそう。

自分だけの空間があるのが一番の理想！

私も、もう1室あれば、テーブルを置いて仕事部屋が作れるのに！　座イスにローテーブルだと、全然はかどらないし、めちゃくちゃ腰が痛くなるから、カラダもガチガチ。

実家でリモートワークはこりごりなので、俺、今、仕事用に一部屋借りようか、本気で検討しているんです。短期契約できる物件もあるみたいだから。

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へー、最短30日から気軽に借りられるのは超便利。大型のコンペや締め切りが近いときとか、仕事に集中したい時に借りたいかも！

1室3名まで利用できるから、妻と共同の仕事部屋として使えるし、子どもができて増えてきた荷物の保管場所にもなるし、幅広く使えそう。ふとん付きで、ここで寝泊まりできるから、仕事が本気で忙しい時に夜中に帰って家族に迷惑かけることもない！　自宅の近くに部屋があればすぐに借りたい！

何と言っても、テーブルなどの家具・家電付きがうれしい！　清潔感のある部屋で、背景を気にしなくていいから、オンライン会議でもプライベートが守られる！

自分だけの空間、自分だけのネット環境が手に入るなんて、最高の一言。妹とWi-Fiのことで争うこともなくなるし、母親の「ご飯よ～」の声に邪魔されることもないし、実家の煩わしさから開放される（笑）。一人暮らしのきっかけにもなるし、快適だったらそのまま住むこともできるから、マジで考えてみようかな～。

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快適な環境で仕事をはじめよう！

リモートワークが定着しただけでなく、働き方の多様化など、新しい価値観が根付き始めたこれからの時代、自分にとって快適な環境を柔軟に選ぶことがより良いパフォーマンスにつながってきます。自分や家族とのプライベートな時間をしっかりキープするために、仕事用に部屋を借りるというのも、選択肢のひとつ。精神的・肉体的などのストレスを抱えずに、仕事と向き合うことができれば、人生はさらにステップアップできるはずです。

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