知らずにやると意味がない、むくみ対策のNG美容習慣って?
シュッとしたフェイスライン、スラっとした脚。目指せモデルスタイル! と美容習慣を心掛けているのに、朝起きると顔がまん丸、仕事終わりは脚がパンパンで重たい。何が困るって、もっさりして太って見える……これは『むくみ』にちがいないと、あれこれやっているのにぜんぜん効果を感じられない……と悩んでいる人! その原因、むくみ対策に良いと思ってやっている、『NG美容習慣』かも!? 今回は、むくみやすい女性がやりがちな行動と、身近な対策方法をご紹介いたします!
どうして『むくみ』を感じるの? 原因は身体の水分量と関係があった!?
どうにかしたい身体の『むくみ』。その現象を覚えるたびにいろんな対策をとってきたつもりでいるけど、身体に変化を感じられないのは何かが間違っているから。このままじゃいつまでたっても、顔も脚もパンパンのまま。どうにかしてー!
そこで今回は、美容ライターの米村亜希子さんの体験&リサーチをもとに徹底解説していただきました。
『むくみ』の原因の一つは『水分量』
まず、単純に足が疲れていたりほてっていたりすることをつい『むくみ』と思ってしまいがちですが、厳密にいえば疲れやほてりなどはむくみとは別。
それをふまえて、「むくみ知らずの身体づくりを決意したら、『巡りの良い身体』に注目してみましょう」と米村さん。
詳しくうかがうと、「美しい肌も健やかな身体も、食べ物の栄養や水分が全身に運ばれ、不要なものは排出されるという働きによって育まれています。ところが、何らかの原因で身体の(血液やリンパ)巡りが悪くなると、排出されるはずの『水分』が溜まってしまうことも。それが顔や脚にあらわれた状態が『むくみ』です。『補給する水分量』と『排出する水分量』のバランスが美容と健康に影響を及ぼすということ、覚えておいてくださいね。」
単純に水を飲めばいいワケじゃない!
多くのモデルや女優が実践している、毎日たくさん水を飲むという美容法。新陳代謝を高める効果を期待して、習慣にしている人も多いはず。では、あなたは一日にたくさん水を飲みますか? それとも水太りを気にしてあまり飲まない? 米村さんによると「実はどちらも、むくみ対策にはNG」なのだとか。
「飲みすぎは体内の水分過多につながり、控えすぎは巡りを滞らせることも。どちらも余分な水分を体内に溜め込みやすい『むくみ対策のNG習慣』なので改善が必要です。充分に水分を摂り、身体の巡りがよくても、排出されていなければ体内に水分は溜まっていく一方。それでは『むくみ』を感じてしまう原因にもなります。」
飲み物での水分摂取量のオススメもうかがってみました。
「おおよそ1日1.5~3リットルの水分を補給すること(※)。もちろんこの量を一度に摂ればいいというわけでもありません。例えばコップ1杯(200ml程度)の常温の水を、朝起きた時、朝食後、おやつ時、入浴の前後、寝る前に。このほかに食べ物からおよそ1リットル程度の水分摂取がされるといわれています。一日の中での『水分コントロール』、こまめに補給することが美容習慣のポイントです!
(※)必要な水分量はその人のライフスタイルや身長体重によって異なるため、あくまでも目安にしてください。
また、水分を摂取したら不要な水分は排出し、常に巡りを整えるように心がけましょう。」
『むくみ』の原因を理解して、今日からはじめる美容と健康習慣
「日常生活を送るうえで、長時間同じ姿勢が続くと、手脚は重力の影響を受けます。また睡眠不足や食生活が乱れていれば身体の巡りが悪くなり、『むくむ』ことがあります。常に生活環境に向き合い、『水分コントロール』を意識できれば、理想の『むくみ』対処法になること必見です!」と米村さん。
今日からはじめる美容と健康習慣、さっそく見てみましょう。
『むくみ』対処法としてはじめる美容と健康習慣7つ
- 規則正しい生活
- バランスの良い食事
- シャワーよりお風呂
- 寝る前のセルフマッサージ
- 身体を冷やさない
- 水分はこまめに摂る
- きちんと水分を排出する
『むくみ』対処法といえば、アウターケアに意識がいきがちだけど……?
『インナーケア』という新美容習慣も
米村さんによると「ここぞという時、顔や脚をスッキリ見せたい時や、だるさを感じた時のマッサージは、『むくみ』から解放されて気分まで爽快になれますよね。しかしながらアウターケアだけでは、『むくみ』の根本解決にはなりません。インナーケアとして、身体の中に取り込む食事などにも意識を向けて、適切な水分と栄養を補給。さらに、スムージーや美容ドリンクなどは食生活のサポートとして、美容と健康習慣の強い味方になってくれますよ。」
『インナーケア』も大切な美容習慣。まずは、気軽に取り入れてみて。
続けられることが美容習慣。ライフスタイルに合わせてはじめてみて
『むくみ』を何とかしたいと身体が求めている時、目に見えるアウターケアだけでなく、身体の内側からバランスを整えていくインナーケアに少し目を向けるだけでも、身体の巡りが快適になって、むくみを感じにくくなっていきます。思い込みや、決めつけた習慣は卒業し、ご自身のライフスタイルに合わせた美容習慣を上手に続けていくことがキレイにつながりますよ。
ビューティーエッセイスト・ビューティーアドバイザー
米村亜希子さん
雑誌の美容ライター、放送作家を経験後、ロンドンカレッジオブファッションにて、スキンケアのアドバイザーとメイクの資格を取得。スキンケア、メイク、ダイエット、化粧品の成分など美容全般をテーマに、書籍、雑誌、WEB等に執筆、テレビ、講演会などで活動。ミス ユニバースジャパンオフィシャルスキンケアアドバイザーを担当。
毎日を心地よく過ごすために
\おススメ記事はこちらから/
提供:WOMEN’S新谷酵素