いまさら聞けない⁉ パンプスの正しい選び方・履き方マナー講座
大人の女性になると、友人の結婚式や急なお呼ばれ、冠婚葬祭など、マナーが問われる場面が必然的に増えてくるもの。しかしフォーマルな服装で揃えていても、いざとなると悩んでしまうのが「足元マナー」。今回は、気を抜きがちな足元マナーについて掘り下げ、専門家に利用シーンごとにベストなパンプスを教えてもらいました。
知ってるつもりではいるけれど……読者の8割が不安に感じる「足元マナー」
パンプスに関するマナー(※)について、あなたは自信がありますか?
※パンプスに関するマナー:結婚式などTPOに応じたルールなど
マイナビウーマン読者に、パンプスに関するマナーについて自信があるか聞いてみると、実に8割もの女性が「自信なし」と回答。特にお葬式や彼ママとの初対面の時など、絶対に失敗してはいけない大切なシーンでの足元マナーに不安を感じている人が多いようです。
その時になって焦る前に! いまさら聞けない「足元マナー」の基本
意外と足元は見られているもの。服装や髪型にバッチリ気を配っていても、NGな靴選びをしていたら、“常識がない大人の女性”と思われてしまう可能性も……。そこでイメージコンサルタントの福島由美さんが、大人のたしなみとしての足元マナーを伝授。「お葬式の時に何を履けばいいの?」と、いざその時になって焦る前に、いまから基本を学んでおきましょう。
★教えてくれたのはこの方!
イメージコンサルタント 福島由美さん
青山学院大学卒業後、リクルートに入社。2008年に起業し青山にサロンをオープン。マナー、立ち振る舞い、ウオーキング、話し方などのトータルイメージアップ指導を通して、女性を魅力的に変身させる。株式会社 由美プロ 代表取締役。青山学院大学非常勤講師。
冠婚葬祭で押さえておきたいマナー術
アンケートでも多くの人が悩んでいると挙がった冠婚葬祭。「結婚式では着用するドレスに合わせて、革製、布製、サテン、エナメルなどのパンプスが良いです。逆にお葬式時は、エナメルや光沢、スエードなどの素材のものはNG。金具やリボン、ストラップ付きなど飾りがあるものや、つま先部分が開いたオープントゥタイプも避け、シンプルな黒色の表皮もしくは布製のパンプスにしましょう。またヒール高は3~5cm程度が理想です。どちらのシーンにおいても靴下の着用はアウト。結婚式ではナチュラルなストッキングを、お葬式では柄やレースなしのシンプルな黒色のストッキングを合わせましょう」。また一般的なマナーとして、汚れていたり、色がはげている靴などはイメージが悪いので気をつけるべきだそう。
POINT!
● 結婚式では、革製、布製、サテン、エナメルなどのパンプスがベスト。
● お葬式では、エナメルや光沢、スエード素材、飾りがあるものはNG。シンプルな黒色の表皮もしくは布製のパンプスを選ぶとよい。
● お葬式ではヒール高は3~5cm程度の歩きやすいものが理想。
盲点なのは足元……どうすればいい?
彼ママとの初対面はドキドキしますが、見た目や身だしなみなど第一印象はとても重要です。「彼ママは、『清楚で優しく上品な女性』が息子の彼女だといいな!と思うもの。ですから、足元にもやわらかさがでるように、トゥがとがり過ぎているものは避け、少し丸みがあるパンプスにしましょう。また、ヒールが高かったり細すぎたりすると、少し生意気な印象を与える可能性もあります。洋服とのバランスもありますが、あまり個性的なデザインよりも、シンプルなデザインで手入れの行き届いた靴を履くように心がけましょう」。会った瞬間から、息子の彼女orお嫁さんにふさわしい人か、基本的なマナーができているか厳しくチェックされているので、足元まで気を抜かずに。
POINT!
● シンプルなデザインで手入れの行き届いたパンプスを選ぶこと。
● トゥがとがり過ぎているものや、ヒールが高かったり細すぎたりする個性的な靴は避けるべき。
転職活動での面接や目上の人に会う場面など、大事なビジネスシーンで押さえておきたい足元マナーとは? 「就職活動では、本革のヒール高3~5cmの黒パンプスを選びましょう。ヒール部分が少し太いものだと、安定感があり歩きやすいです。ヒールが高いとぐらぐらと不安定で疲れやすく、相手にもやや生意気な印象を与えかねません。パンプスを履きなれていない人や、甲が薄い人は歩きやすいストラップ付きのパンプスでもOKです」。また靴は何足か用意し、1日履いたら、1日は休ませてあげると長持ちするそうです。
POINT!
● 転職活動中は、本革、ヒール高3~5cmの歩きやすい黒パンプスをチョイス。
● パンプス慣れしていない人は、歩いていても脱げにくいストラップ付きがおすすめ。
さまざまなシーンやニーズに合わせたパンプスを多数ラインナップしている「レディワーカー」。ヒール高3~5cmの使いやすいものが多く、デザインと美しいシルエットも兼ね備え、フォーマルシーンでもオフィスでも幅広く使える使い勝手のよいパンプスが勢揃い。どのシリーズもクッション性や安定感、フィット感を追求しているため、履きやすさ、歩きやすさも抜群で、働く女性の強い味方。足元マナーにまで気を配ってこそ、デキる女。1足持っていれば、いざという時に焦ることなく、さまざまなシーンで活躍するはず。
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