【イケメン料理家直伝】これで落ちない男はいない!? 簡単&最強モテレシピ
手間ひまかけて手料理を振る舞ったのに、彼の反応がイマイチ……なんて経験はありませんか? 女子的には「せっかくだから手の込んだ料理で、料理上手をアピールしたい!」と張り切りがち。ですが、一方で男性は「凝り過ぎた料理はちょっと……。もっとフツーでいいんだけどなぁ~」と思うことも多いようなのです。
男性の気持ちは、男性に聞くのが一番早い!……ということで、今回はイケメン料理家に、男性を満たす手料理のポイントと、おすすめレシピを伝授してもらいました。
寺田真二郎さん/料理研究家
食品会社勤務、カフェ店長などを経て、2009年より本格的に料理研究家として活動。和洋中を問わず得意とし、お手軽に美味しく華やかにみえる料理をはじめ、時短テクニックや驚きのアイデアを活かしたレシピが、幅広い世代に好評。「メンズキッチン2」などにレギュラー出演中。『男を満たす最強の手料理』(文響社)が好評発売中。
男を落とす料理のポイントは
「パッと作れてごはんに合う」がポイント!
パッと作れて、サッと出せる料理を心がける
奇をてらい過ぎず、白飯に合うおかずにする
定番料理を作る場合は、味付けをひと工夫する
男性は我慢が苦手。なので、とにかく手際の良さが大事だと寺田さんからアドバイス!
「手料理を振る舞う時は、いかに手早く作れるかがポイントです。ついつい奇をてらいたくなりますが、男性は基本的に王道料理が好き。ですから、あまり凝り過ぎない方がよいと思います。とはいえ、定番の味付けにするのは避けるのがベター! 男性はどうしても、“おふくろの味”と比べてしまうことが多いので、料理が苦手な人ほど、同じ土俵に立つことは避け、違う味付けで勝負した方が男性はグッとくると思います。たとえばオムライスならケチャップじゃなく、和風のあんかけにするなど。その方が料理上手っぽいし、ポイントも高いはず。でもせっかく自分が作るのだから、彼のわがままを叶えつつ、女性もきちんと満足ができる料理が理想ですよね」
万能食材●●●をつかえば
テクニックいらずで見栄え抜群!?
そして男性を落とす手料理には、栄養面や見栄えも大事。そんな時に重宝する万能食材が『たまご』なのだそう!
「低単価で手に入りやすく、“最も完全に近い栄養食品”と言われるほど、栄養素がギュッと詰まっています。黄色の彩りが食欲をそそり、華やかな仕上がりにもなるので、料理初心者にもおすすめ。生でも食べられますし、焼く、煮る、蒸すなどアレンジしやすいのも魅力です」と寺田さん。
ということで早速、たまごを使った男を満たす激ウマレシピを教えてもらいました。
カレーの風味が男性の胃袋を刺激!
えびとニラたまのカレー炒め
■ 材料(2~3人前)
作りかた
1
えびを背開きにし、塩、黒こしょう少々をふる。
2
ボウルにカレールーをいれ、熱湯で溶き、酒、オイスターソースを加え混ぜる。
3
別のボウルにたまご、塩、黒こしょう少々を加え混ぜる。フライパンにサラダ油大さじ1を強火でよく熱し、卵液をいれ、木べらで大きく混ぜ、半熟に仕上げたら、器に一度取り出す。
4
フライパンにサラダ油大さじ1を足し、にんにく、玉ねぎ、(1)を加え、中火で玉ねぎがしんなりとするまで炒める。
5
(4)に(2)を加えよく絡めたら、ニラと(3)を戻し3回くらい混ぜたら、塩、黒こしょうで味を調える。
炒めるときたまごはぐちゃぐちゃにせず、膨らんできたら大きく混ぜる程度に。黄身の鮮やかな色合いが残り、見た目もキレイに仕上がります。エビはそのまま炒めると小さくなるので、背開きにするとボリュームアップ効果も! エビの代わりに、豚肉や鶏肉でアレンジしてもOKです。また、カレールーのとろみで具材と汁気がからまりやすいので、しっかりとした甘辛味が白米にもぴったり。ごはんの上にのっけて、丼にするのもおすすめ!
ふわふわでボリューム満点!
豚肉と茄子のチヂミ風オムレツ
■ 材料(2~3人前)
作りかた
1
ナスと万能ねぎをバットに入れ、薄力粉をまぶす。
2
はんぺんをビニール袋にいれつぶす。
3
ボウルにAと(2)をいれ混ぜたら、(1)を加え和える。
4
フライパン(直径18cm~20cmが理想)にゴマ油を大さじ2をいれ、中火で熱し、豚肉と塩、黒こしょうを加え、炒める。
こんがりとしたら、(3)を流し入れ、フタをして弱火で約4分焼く。
5
裏返し、もう片面を約3分焼く。
小麦粉を極力使わずに、はんぺんを入れることで、ふんわりしてのかさ増しの効果があります。作り方のポイントは、たまごを入れたらあまりいじらずに焼き上げること。キレイな焼き色になり、ふわっと仕上がります。ひっくり返す時は、思いっきりが大切! 旬を意識するなら、しめじ、えのき、しいたけなどキノコ類を加ることで、一気に秋らしいメニューになりますよ。食べるときは、ポン酢をかけてさっぱりした風味をプラスして。
おいしいだけじゃない!
お役立ち食材『たまご』の魅力
食物繊維とビタミンC以外の主な栄養素を含むことから、“最も完全に近い栄養食品”と言われているたまご。アミノ酸スコア100の良質なたんぱく質が多く含まれ、中でも体内の抗酸化作用を高める働きを持つ必須アミノ酸「メチオニン」が豊富。生活習慣病や老化予防にも効果的といわれています。さらに悪玉コレステロール値を下げる働きもあるので、肥満予防にも!
また女性に不足しがちな鉄や亜鉛などのミネラルも豊富で、アンチエイジングも期待できる、まさにミラクルフードなんです。彼の胃袋を掴むだけでなく、健康のことまで考えられるとなれば、一気に彼女から結婚相手候補に昇格するかも!?
健康の維持や増進のためにも1日2個程度食べると良いたまご。手軽に調理しやすく、お財布にも優しいとあって、大好きな彼に手料理を振る舞うときの食材としてうってつけ。美容面においても必要不可欠な食材なので、美をキープしたい女子も、今日から1日2個のたまご生活をはじめてみてはいかがでしょうか?
身近で栄養価に優れた食材であることを広めるとともに、日本人の食生活の質の向上や国内の養鶏産業の発展を目指し、鶏卵に関する情報の収集・提供を行っているのが一般社団法人 日本養鶏協会。公式サイトでは、たまごにまつわる正しい知識や秘められた健康パワーをたくさん発信しています。さらにたまごのおいしい食べ方やたまごレシピも多数掲載。参考になるものばかりなので、ぜひチェックしてみて!
提供:一般社団法人日本養鶏協会