アナタの子供は大丈夫? 子供がママに示す「愛情不足」のサインって?
子どもは親にとってかけがえのない存在であり、癒しでもあると同時に不安の種でもありますよね。子育て中は、楽しい反面、不安がいっぱい。接し方一つとっても、「本当にこれで正しいのか」と考えてしまうし、つい周りと比べてしまうことも……。
特に、働きながらの子育てだと、一緒にいる時間が少なく、「それが原因だったら」と、また考えを巡らせてしまいます。
そこで、166人のママに子育てについて聞いてみました。
Q 子育てが上手くいかないと不安になる時はどんな時?
指しゃぶりや爪噛みをやめてくれない
自分に対して話をあまりしてくれない
表情が無表情のときが多くある
嘘をつく癖が治らない
(マイナビウーマン調べ:2016年8月実施/女性対象「子育てに関するアンケート」有効回答数166人)
アンケートの結果を見ると、指しゃぶりなどの身体的なクセのほかに、自分に何かを発してくれない、ということに不安を抱えているママは多い様子。
実際に、子どもは前もって「愛情不足」のサインを親に伝えているようなのです。それは一体どのようなサインなのでしょうか。子供の発達や教育に詳しい、日本キッズコーチング協会の竹内エリカ先生に聞いてみました。
ママ必見!子どもが愛情不足かどうかを確かめる方法
“ストレートに「お母さん(お父さん)はあなたのこと好きだと思う?」と質問すると、見えてくる”
竹内先生いわく心配になる行為も、実はその子の個性であり、逆に考えれば長所でもあるようです。深刻にとらえず、その子なりのシグナルとみなすといいのかもしれません。
それでもやはり、困った行動をしてしまうと”愛情不足かも”と心配になるものですよね。
「そう思いがちですが、これらは発達の過程で必要なステップ。一概に”愛情不足”が原因とは言い切れません。そんな時は直接、”お母さん(お父さん)はあなたのこと好きだと思う?”と聞いてみてください。
すぐに”うん。お母さん(お父さん)は僕(私)のこと好きだよ”と答えたら、愛情は十分に伝わっています。困った行動もじきにおさまるでしょう。万が一、”好きじゃないと思う”と答えてしまっても理由をしっかり聞いたうえで、”お母さん(お父さん)はあなたのこと大好きよ”と言って抱きしめてあげてください。次に聞いた時はきっと”うん”と答えてくれるはずです。記憶とは塗り替えられるものなのです。」
子どもの記憶は曖昧なもの。繰り返し振り返ることで、それが「思い出」に変化していく
また、子どもを学校にお迎えに行って、”今日、何したの?”と聞いても、”わからない”などの答えしか出ないと、”どうして何も話してくれないの?”と、また不安になってしまいます。ですが、実際は思い出せないことが普通で、「子どもの記憶とは曖昧なものなのです」と竹内先生。
「子どもの記憶とは一時的にばらばらにインプットされるので、思い出すことができないのです。だから、悩む必要は一切ありません。例えば、写真は、記憶をインプットする素晴らしいツール。たくさんの写真は子どもにとってひとつひとつの大切な記憶です。撮って保存してあげることで、一時的な記憶が”思い出”として価値のあるものになるのです。」
写真をアルバムにして、「振り返ること」が重要?
先生のお話を振り返ると、写真がヒントになりそう。
さらに先生は「写真を見て過去を振り返ると、記憶がよみがえったかのように、その映像が脳裏にインプットされるのです。ここで大切なのが、記憶は思いだすことが多い程、強い思い出となるということなのです。」
いつ撮ったかというよりも、”何度思い出したのか””何度見返したか”が大切なのだとか。また、写真を撮って、現像しようと思ってもついそのままになってしまいがちですが、いつでも見られるようにアルバムにまとめることが重要。
「一番大切なことは、一枚一枚の写真を見ながら良い感情を伝えてあげることです。”楽しかったわね””また行きたいね””おばあちゃん、優しかったね”といった具合です。実は記憶というものは思い出した時に作られると言われています。つまり写真は過去の事実にすぎませんが、そこにプラスの感情を加えることで”楽しかった思い出”として新しい記憶となるのですね。ぜひ、親子で一緒にアルバムを作りながらたくさんの楽しい思い出も作ってみてください。」
大切なこと
- ●愛情不足なのかな?と思ったらストレートに聞く
- ●写真のアルバムを作ることで、親子の「本当の思い出」をつくるキッカケになる
- ●アルバムを見るときは、良い感情を伝えながら振り返る
では、さっそくアルバムを作ってみましょう! と言いたいところですが、実際に働くママは忙しくて、なかなかアルバムを作る時間もありません。写真を現像して受け取りに行ったり、自宅で印刷するのもけっこう時間がかかる作業。働きママならではのアルバム作りの工夫をしないといけません……。
子持ちスタッフKが「フォトブック」を作ってみた!
そこで発見したのが、簡単にネットからアルバムが作れる『フォトブック・ファミリー』。(今回はDigipri (デジプリ)というサービスを使ってみました。)パソコンの簡単操作で、本格的なフォトアルバムが作れてしまいます。早速、現在6歳のママ兼マイナビスタッフとして活躍しているスタッフKにフォトブックを作ってもらいました。

スタッフK

J君(6歳)
今回使用したDigipri (デジプリ)の場合は、ソフトが無料だし、3ステップで作成できるので、気になった方は試しに作成してみても良いかもしれません。(※下はDigipri (デジプリ)のホームページより)
ページ下部のダウンロードボタンからフォトブック制作ソフトを取得。
フォトブックデザインを選び、写真を選んでフォトブックを作成。
お客様情報を登録して注文完了。
10営業日配送でお届け。
フォトブックが届いた!J君の反応は?
注文後は、登録したメールアドレスに発送した順に「発送完了しました」とメールが届くので安心。 今回は生まれた頃から今までの分、計4冊を作成しました!
あれ?興味ない?
まずは0歳生まれたての頃の写真を見てもらうことに。「なにー?」とちょっと反応薄め!?(笑)
しかし、お母さんのスタッフKが「これアナタの赤ちゃんの頃よ」と言った途端……
「これ、ボクなの!?これは?これは!?」と興味津々に!
なるほど、小さい頃すぎて覚えていなかったのか! 生まれた頃から仲良しのお友だちの写真にも驚いている様子でした。
フォトブックは大きいサイズで印刷できるので、大きく印刷された自分の顔にもびっくり! 「髪の毛ない!」とキャッキャしている姿に、スタッフKも思わず笑っていました。
「僕この時にね、こんな事があってね!」と、初めて聞く話も沢山言ってくれました。
どうやら3才からの思い出は所々覚えているようです。今までJ君から聞いたことがなかったことや、この時どう思ったのか、どの思い出が楽しかったのかなど、凄く楽しそうに話してくれました。
「これ!この時!入学式!」と最近の一大イベントに立ち上がるJ君(笑)
小学校に入ってからは記憶に新しい沢山の思い出がいっぱい、かつ話したいことも沢山なのか思わず立ち上がって大はしゃぎ!
最近の学校のことも話していたようで、スタッフKも「学校を楽しく過ごしていることが凄くわかって、嬉しいしなんだか安心した」とホッとしている様子でした。
J君のお気に入りの写真はコレ!
保育園の友達と、その家族と皆で旅行に行った時の一枚!
なんでコレにしたの?と聞くと「なんかでっかくてカッコイイし楽しかった!」と男の子らしいリアクション(笑)
実際にフォトブックを作ってみて

スタッフK
写真を一緒に見て話していると、自分が知らなかった子どもの気持ちも知れましたし、子どもにとって大切な思い出はどれだけ時間とお金をかけたか、ではなくて、日常のふとした瞬間に喜んだり楽しかったりした時が、この子にとって【大切な思い出】なんだと気づかされました。私も働いていて、いつも一緒にいるわけではないですが、これからはちょっとした一緒にいる時間を大切にしていこうと思います。フォトブックを通して、子どもと密なコミュニケーションが取れて嬉しかったです!
いかがでしたか?”愛情不足かも”と感じるママの不安を払拭し、親子の絆を深める手助けをしてくれるアルバムづくり。 今回スタッフKが作ってみた『フォトブック・ファミリー』などの簡単にキレイにアルバムも作れますし、是非かけがえのない思い出づくりに役立ててくださいね!
今回使用したフォトブックファミリーは「Digipri」
誕生から記念日、入学式、卒業式など、思い出を高画質で残せるのが、『フォトブックファミリー』。ハードカバー&厚手の半光沢紙(マット仕上げ)を採用し、継ぎ目の無いフルフラットが特徴。1冊2980円から、最短15分で注文でき、24ページから最高120ページまで追加可能。1年に1冊作って、ぜひ思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。
記事監修:竹内エリカ先生
幼児教育者。日本キッズコーチング協会理事長。淑徳大学非常勤講師。20年にわたり発達心理について研究し、これまで約12000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国規模の大会で第1位他、14賞のコーチ実績がある。行動科学をベースにしたコーチングを活用し、お母さんや先生を対象に講演活動や育児相談を行っている。「一生を決める0歳から6歳までの育て方」シリーズほか著書多数。ラジオ「わくわく子育てCafé」パーソナリティ。
提供:シンプレスジャパン