この履き心地、まるでスニーカー！　お仕事パンプス難民さんがこの春“買い”の一足は？

更新: 2023.04.10

パンプスは、働く女子にとって欠かせないアイテム。編集部の調査では、約70％以上の人が“日常的にパンプスを履いている”という結果に。にもかかわらず、履き心地に満足している人はほんのわずかみたい！　かといって、スニーカーでオフィスに行くこともできないのが現実……。そんな働き女子たちの痛切な“お仕事パンプス事情”を調査しました。

働き女子の約70％が、お仕事パンプスに足の疲れや負担を感じている！

むくみに靴ずれ、デザインへの不満……働き女子たちの“痛切”パンプス事情

働き女子の多くが経験しているのが、靴ずれや足の痛み、むくみ。
「靴ずれをかばうように歩くと、腰にも負担がかかって辛かった」(25歳/その他)、「素材が硬くて、かかとに靴ずれを起こした」(23歳/医療・福祉)、「一日の終わりになると足がパンパン」(25歳/その他)、「立ちっぱなしの日はむくむし、足裏が痛くなって大変」(33歳/団体・公益法人・官公庁)など、辛くとも共感できるエピソードがズラリ。

※マイナビウーマン調べ。2015年7月に女性300人にwebアンケート

原因のひとつが、自分の足の形にパンプスが合っていないこと。“フィット感”そのものへの不満も多く、「かかとがゆるくて歩きづらい」(21歳/情報・IT)、「かかとがカパカパして、ヒールの音が響くのが気になる」(33歳/金融・証券)など、“かかとのサイズが合わない”派と、「足の幅が広くて合うパンプスがなかなかない」(32歳/その他)、「幅広なのでフィットする靴が見つからない」(32歳/金融・証券)と、“足幅に悩む”派に二分。
さらにデザインに納得できていない人も多く、「楽なパンプスはかわいくないし、脚がキレイに見えない」(28歳/商社・卸)、「履きやすさとかわいさを両立するパンプスがない」(29歳/団体・公益法人・官公庁)など、“見た目”と“履き心地”の究極の選択を迫られている人も多いみたい。みんなの意見を統合すると、履き心地のよい素材とフィット感のある形はマスト。さらに防臭やデザインのかわいさも備えた、ハイスペックなパンプス像が見えてきました。

足に負担のこないベストな一足。お仕事パンプスの条件は？

それでは具体的に、働き女子にとっての理想のパンプスとはどんなものでしょう？
まず目についたのが、「1日中履いても、楽で歩きやすいもの」(32歳/医療・福祉)、「長時間、歩いても足に負担がかからないパンプスがいい」(24歳/情報・IT)など、時間に関するワード。一日履いているものだから、“ずっと楽”“常に心地よい”ことが求められるのも当然。履き心地に関しては、「スニーカー感覚のパンプス」(28歳・金融・証券)、「スニーカーみたいに走れて足に負担がかからないもの」(32歳/商社・卸)など、『スニーカー』を例に上げる人も多かったです。

もちろん、素材へのこだわりもゆずれません。「フィット感のある柔らかい素材がいい」(30歳/アパレル・繊維)、「軽量化されたストレッチ感のある素材でできたもの」(24歳/食品・飲料)、「通気性がよく蒸れないもの」(30歳/医療・福祉)と、軽さや柔らかさ、通気性のよさをリクエストする人も多数。
さらに、「楽だけどかわいいデザイン」(32歳/機械・精密機器)、「オフィスで適度なおしゃれ感が出せるパンプス」(30歳/団体・公益法人・官公庁)という見た目に加え、「5センチくらいの太めヒールでおしゃれなパンプス」(33歳/運輸・倉庫)、「ある程度ヒールの高さがあって美脚に見えるもの」(28歳/運輸・倉庫)、「脚がきれいに見えるように、4～5センチはヒールがほしい」(28歳/商社・卸)など、具体的なヒールの高さを上げる人も。履き心地だけでなく、“魅せる”ことも妥協したくないのが、働き女子の本音なのです。