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2018年10月13日 17:21 更新

男の子の名付け!人気の名前と名付けの注意点

名前は親から子供へ送る一生もののプレゼントですよね。男の子の名前にはどのような意味や願いを込めますか? 周りはどのような名前をつけるのか、名付けの前に知っておきたいママやパパもいるかもしれません。今回は男の子に人気の名前や、名付ける前に確認したい注意点などをご紹介します。

男の子の名付け!人気の名前は?

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名前の流行がわかると、名付けの参考になるかもしれません。大手各社で行われた名付け調査を元に、男の子に人気の名前を調査しました。

今人気の男の子の名前ランキング

さまざまな企業などで名付け調査を行っていますが、今回は対象人数8,000人を超えて調査した「株式会社 赤ちゃん本舗」「株式会社ベネッセコーポレーション(たまひよ)」「明治安田生命保険相互会社」3社の、2017年調査、5位までの名前を紹介、上位10位を比較しました。

赤ちゃん本舗(調査件数42,416人:男の子)

1位:蓮
2位:悠真
3位:奏
4位:大翔
5位:悠人

●赤ちゃん本舗 ホームページ「2017年赤ちゃん命名・お名前ランキング」
http://www.akachan.jp/company/news_release/article/post_350.html

ベネッセコーポレーション(調査件数8,900人:男の子)

1位:大翔
2位:蓮
3位:樹
4位:悠真
5位:陽太

●ベネッセコーポレーション ホームペーシ「名前ランキング2017」
https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/2017/name-ranking.html

明治安田生命(調査件数8,300人:男の子)

1位:悠真
1位:悠人
1位:陽翔
4位:奏
5位:蓮
5位:蒼

●明治安田生命ホームペーシ「名前ランキング2017」
http://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/index.html#/year/2017n

各社の調査では「悠」を使った名前が人気のようです。「悠真」が3社で5位以内に入り、明治安田生命のランキングでは「悠人」が同率一位、赤ちゃん本舗では5位となりました。漢字一文字の名前も人気で「蓮」は3社で5位内、「奏」は3社で10以内に位置しています。

各社10位までの比較では「陽」を使った「陽翔」「陽太」「陽大」「陽斗」なども大変人気があるようです。調査ごとにランキングは異なりますが、「悠」「陽」などの漢字が名付けに使われているようです。

名付けの前に知っておくべきこと

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名前はいつまでに決めるとよいかなど、名付け前に確認したい基礎知識をご紹介します。

名前を決める期限

赤ちゃんが生まれたら名前を書いて出生届を提出します。提出期限は14日以内なので、それまでに名前を決められるとよいでしょう。

出産直後はママの体調回復や赤ちゃんのお世話に集中したい時期。名前をじっくり考える暇がない可能性も高いので、性別がわかる生後5ヶ月頃から考えて始めてはいかがでしょう。妊娠中に決まったらお腹に呼びかけてもよいですね。いくつか候補を出しておき、産後に赤ちゃんのお顔をみてから決めてもよいでしょう。

名前を決められない場合、出生届の名前を白紙で出すことも可能です。決まり次第「追完届」を提出するのですが、名前を後から加えた形跡が戸籍上に残ります。できるだけ出生届を出す前に名前を決めてあげるとよいでしょう。

14日目が休日などで役所が閉まっている場合、宿直室などでも出生届を受け取ってはもらえます。母子手帳が当日返却されない、住民票をもらえないなどのデメリットもあるので、できるだけ平日に行くのがよいでしょう。

名前の文字数について

名前の文字数に特に決まりはありませんが、長すぎる名前では子供が成長した時に少し大変かもしれません。苗字も名前も3文字以上だと、記名するのも大変そうですよね。子供が困らないよう、常識の範囲内で名付けられるとよいでしょう。

名前に使えない文字

日本の法律では、名前に使える文字は決まっています。ひらがなと片仮名、常用漢字と人名用漢字を名前として使用でき、長音符号(ー)、繰り返し記号(々、〃)なども可能です。句読点や数字は認められておらず、アルファベットも使用できません。数字は漢数字に置き換えるなどをして検討できるとよいでしょう。

法務省では名付けに使える漢字一覧を公表していますので、確認してみてはいかがでしょうか。

●法務省ホームページ「子の名前に使える漢字」
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html

名前の付け方のパターン

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男の子の名前をつける際、何に重点をきますか? すてきな名付けのためのアイディアをご紹介します。

生まれた季節や月に関連付けて名付ける

赤ちゃんの季節や誕生月にちなんで名前を考えるのもよいですよね。例えば夏生まれなら太陽を表す「陽」や、海を連想させる「航」、冬生まれなら「柊」や「聖」が使いやすいかもしれません。各月の異名から名前を考えてもよいでしょう。1月の異名は睦月(むつき)ですが、「睦」には「仲良くする、親しい」などの意味があるようです。異名から一文字とってみたり、「読み」を意識してみてはいかがでしょうか。

漢字にこだわって名付ける

漢字にはいろいろな意味がありますが、意味だけではなく、見た目にこだわって名付けてもよいでしょう。名付けには旧字を使うこともできます。「真」の旧字は「眞」となりますが、印象は少し変わりますよね。名前を旧字にしたり、「大」のように左右対称の漢字を使ったり。名前に使う漢字は、一文字ずつ大切に検討してあげたいですね。

響きにこだわって名付ける

人から呼ばれることも多い名前ですから、響きも大切にしたいですね。名前のよみかたを決めてから漢字を選ぶ場合も多いようです。苗字と名前のバランスをみながら、呼びやすい名前を考えてはいかがでしょう。愛称は何になりそうか、いっしょに考えても楽しそうですね。

なってほしいイメージで名付ける

子供になってほしいイメージがあるなら、その思いこめて名付けをしてもよいでしょう。心の広い男の子になってほしい、勇気ある男の子になってほしいなど、いろいろありますよね。子供への思いを名前に託し、名付けをしてみてはいかがでしょうか。

字画にこだわって名付ける

名前の画数によって吉凶を占う、姓名判断を参考にする場合も多いです。流派によって漢字や字画の捉え方は異なり、すべての流派で吉になるのは難しいかもしれません。使える漢字も限られるので、候補をいくつか決めてから字画を検討してもよさそうですね。

兄弟・姉妹に関連した名前にする

きょうだい同士で同じ文字や響きを名前にいれる場合もあるようです。ママやパパとしては、大人になってもお互い助け合っていってほしいですよね。名前のイメージや止め字が揃っている名前もすてきではないでしょうか。

男の子の名付けの注意点

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男の子の名付けはどのようなことに注意すればよいのでしょう。名付けで後悔しないための注意点をご紹介します。

中世的な名前

男の子にも女の子にも使える、そんな名前もありますよね。性別がわかる前でも決めやすく、個性を感じさせるすてきな名前かと思います。

しかしあまりに女の子に近い名前では、間違われる機会も多いのではないでしょうか。大きくなったときに子供が気にする場合もあるでしょう。読みや漢字のどちらかは男の子らしさを感じる名前にしたほうが、誤解の心配もないかと思います。

漢字のイメージ

「子」や「菜」など、女の子のイメージもある漢字もありますよね。悪い意味はなくとも、男の子への名付けには控えたほうがよいかもしれません。「死」「苦」のように意味やイメージがよくない漢字も同様です。子供が自身の名前を気に入ってくれるよう、名付けにはすてきな漢字を使ってあげたいですね。

苗字とのバランス

名付けでは苗字とのバランスも気にかけられるとよいでしょう。長すぎたり短すぎたりしては、バランスはよくないですよね。正解があるわけではありませんが、苗字とのバランスも参考にしてはいかがでしょうか。

イニシャル

「WC」や「NG」など、2文字で意味をなす英語もありますよね。イニシャル表記したときに、子供が気にしてしまうかもしれません。イニシャルの印象にもできるだけ注意するとよいでしょう。

まとめ

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名付けにどのような意味を込めるか、何を大切に考えるかはママやパパによって異なります。幸せな人生を歩めるよう、男の子の名付けを考えてみてはいかがでしょうか。

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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