女の子の名付け!人気の名前と名付けの注意点
子供に贈る最初のプレゼントでもある名前、すてきな人生を歩めるよう願いを込めて考えたいですよね。女の子への名付けなら、かわいらしさや優しさなどを感じる名前をつける場合も多いかもしれません。今回は女の子に人気の名前や名付ける前に確認したい注意点をご紹介します。
女の子の名付け!今人気の名前は?
最近はどのような名前が人気なのでしょう。大手各社で行われた名付け調査を参考に、女の子に人気の名前を調査しました。
最新版・女の子の人気の名前
さまざまな企業などで名付け調査を行っていますが、今回は対象人数8,000人を超えて調査した「株式会社 赤ちゃん本舗」「株式会社ベネッセコーポレーション(たまひよ)」「明治安田生命保険相互会社」3社の、2017年調査、5位までの名前を紹介、上位10位を比較しました。
赤ちゃん本舗(調査件数40,501件:女の子の名前)
1位:結衣
2位:陽葵
3位:凜
4位:咲良
5位:結菜
●赤ちゃん本舗ホームページ「2017年赤ちゃん命名・お名前ランキング」
http://www.akachan.jp/company/news_release/article/post_350.html
ベネッセコーポレーション(調査件数8,538件:女の子の名前)
1位:陽葵
2位:葵
3位:陽菜
4位:結衣
5位:凜
●ベネッセコーポレーション ホームページ「名前ランキング2017」
https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/2017/name-ranking.html
明治安田生命(調査件数8,030人:女の子の名前)
1位:結菜
1位:咲良
3位:陽葵
4位:莉子
5位:芽依
●明治安田生命ホームペーシ「名前ランキング2017」
http://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/index.html#/year/2017n
各社の調査では「結」を使った名前が人気があるようです。「結衣」「結菜」の名前が上位に入っています。ランキング10位まで比較すると、3社全てに「結愛」がありました。「陽葵」も全てで3位以内となり、高い人気があるようです。
各社10位までの比較では「凜」「咲良」が3社にあり、「葵」「杏」「莉子」「芽依」「陽菜」が2社ずつ確認できました。調査ごとにランキングは変わりますが、「結」と「植物を連想させる名前」が大変人気があるようです。
知っておきたい名前の基礎知識
名前はいつまでに決めるとよいかなど、名付け前に確認したい基礎知識をご紹介します。
名前はいつまでに決める?
赤ちゃんが生まれたら名前を書いて出生届を提出します。提出期限は14日以内なので、それまでに名前を決定できるとよいでしょう。
出産直後はママの体調は万全ではありません。赤ちゃんのお世話もあり、考える時間がない場合も考えられます。落ち着いた気持ちで名付けられるよう、性別がわかる生後5ヶ月頃から考えてみてはいかがでしょうか。妊娠中に決定したらお腹に話しかけてもよいですね。いくつか候補を出しておき、出産してお顔をみてから決めてもよいでしょう。
出生届の提出までに名前を決められない場合、名前を白紙で出すことも可能です。決定したら「追完届」を提出するのですが、名前を後から加えた形跡は戸籍上に残ります。出生届を出す前に名前を決めてあげるとよいでしょう。
14日目が休日などで役所が開いていない場合でも、宿直室などで出生届のみを提出することは可能です。ただし母子手帳が当日返却されなかったり、住民票をもらえなかったりなどのデメリットもあるので、できるだけ平日に行くのがよいでしょう。
名前の文字数に制限はある?
名前の文字数に特に決まりはありません。苗字が一文字の場合、名前を3文字にして見た目のバランスを調整している場合もありますよね。
子供が成長した時に、長すぎる名前は煩わしいさを感じるかもしれません。常識の範囲内で名付けられるとよいでしょう。
名前に使ってはいけない文字
名前に使える漢字をご存知ですか? 日本の法律では、ひらがなと片仮名、常用漢字と人名用漢字を名前として使用できます。長音符号(ー)、繰り返し記号(々、〃)なども可能です。
海外でも親しみやすいようアルファベットの名前を考える場合もあるかもしれませんが、法律上使用できません。句読点や数字も同様です。数字は漢数字に置き換えて考えるとよいでしょう。
●法務省ホームページ「子の名に使える漢字」
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html
名前の付け方いろいろ
名付けへのこだわりは人それぞれですよね。すてきな名前にするためのアイディアをご紹介します。
生まれた季節や月に関連付けて名付ける
赤ちゃんの季節や誕生月にちなんだ名前もすてきですよね。例えば春には暖かく柔らかい印象がありますし、秋には実りや澄み渡る空の印象などがありませんか? 各月の異名から名前を考えてもよいでしょう。3月なら弥生(やよい)、5月なら皐月(さつき)など、女の子の名前になりそうな異名などもあります。異名から一文字とってみたり、よみを意識してみてはいかがでしょうか。
漢字にこだわって名付ける
それぞれの漢字にはいろいろな意味が込められていますよね。意味だけではなく、見た目にこだわって名付けるのもよいでしょう。名前に旧字を使ってみたり、「幸」や「音」など左右対称の漢字を意識してみたり。漢字を使った名前にするなら、一文字一文字を大切に考えてあげたいですね。
響きにこだわって名付ける
名前の響きを優先に、使う漢字をあとから考える場合もあるでしょう。何度も呼ぶ名前ですから、響きもこだわりたいですよね。苗字と合わせても呼びやすい名前なら、人から覚えてもらいやすいかもしれません。いっしょに愛称を考えながら名付けをしても楽しそうですね。
なってほしいイメージで名付ける
女の子にはどのような大人になってほしいですか? 優しい女性になってほしい、凛とした女性になってほしいなど、子供になってほしいイメージを持つママやパパは多いかと思います。そのイメージを参考に、名付けを考えるのもよいでしょう。
字画にこだわって名付ける
名前の画数によって吉凶を占う、姓名判断を参考にする場合も多いです。インターネットなどで調べてみてもよいでしょう。流派によって漢字や字画の捉え方は異なり、すべての流派で吉になるのは難しいかもしれません。使える漢字も限られるので、候補をいくつか決めてから字画を検討してもよさそうですね。
兄弟・姉妹に関連した名前にする
きょうだい同士、同じ文字や響きを名前にいれる場合もあるようです。親としては、いつまでもきょうだい仲良く過ごしてほしいですよね。イメージや止め字を揃えて統一感をもたせる名付けもすてきではないでしょうか。
女の子の名付けの注意点
女の子の名付けに後悔しないためには、何に気をつければよいでしょう。注意点をご紹介します。
個性的な名前
男女とわず使いやすい名前は、個性的で性別がわかる前でも決めやすいかと思います。名前だけだと男の子のような印象もつ場合、間違われる機会も多いでしょう。「漢字」と「読み」、どちらかは女の子らしさを感じる名前にしたほうが、誤解される心配もないので安心できるのではないでしょうか。
漢字のイメージ
「剛」「郎」など、男の子を連想させる漢字もありますよね。悪い意味はなくとも、女の子への名付けには使わないほうがよいでしょう。「悪」「死」のように意味やイメージがよくない漢字も同様です。子供が自身の名前を気に入ってくれるよう、名付けにはすてきな漢字を使ってあげたいですね。
苗字とのバランス
名前は苗字と合わせて一つです。何文字なら正解という答えはないですが、苗字とのバランスも気にできるとよいでしょう。
イニシャル
「WC」や「NG」など、2文字で意味をなす英語もありますよね。イニシャル表記したときに、子供が気にしてしまうかもしれません。イニシャルの印象にもできるだけ注意するとよいでしょう。
まとめ
女の子の名付けについて紹介しましたが、何を一番に捉えるかはママやパパによってそれぞれです。大切な我が子が幸せになれるよう、願いを込めて名付けができるとよいですね。