「蓮」の意味と読み方例、男女赤ちゃんの人気＆珍しい名前一覧、蓮の名づけに込める願いや注意点

「蓮」のつく名前を検討するときに、まず確認したいのは漢字の意味や由来ですよね。最初に、「蓮」の漢字の基本情報を見てみましょう。

沼に美しい花を咲かせる蓮を意味します。かつては、蓮の実のみを意味していましたが、次第に蓮そのものを表すようになりました。

13画

レン/はす・はちす/れん

蓮は、幾重にも重なった花びらが特徴です。そこから、植物を表す草冠と連なるという意味をもつ「連」を組み合わせて、ハスの花を表現するようになりました。また蓮の断面が、ハチの巣に似ていて、ハチの巣が略して「ハス」と呼ばれるようになったともいわれます。

夏の暑い時期に咲く花・蓮から、困難な状況でも諦めず挑戦する人であってほしい。蓮の花言葉である、清らかな心を持ってほしい。いくつにも重なり合う花びらのように、人生においてたくさんの経験を積んでほしいなどの願いを込められます。

「蓮」は芸能人・有名人の名前にもよく見られます。「蓮」が名前についた芸能人・有名人の一例をご紹介します。

・石橋蓮司（いしばしれんじ）／俳優
・目黒蓮（めぐろれん）／俳優・アイドル（Snow Man）
・川尻蓮（かわしりれん）／アイドル（JO1）
・柿木蓮（かきぎれん）／野球選手
・小松蓮（こまつれん）／サッカー選手
・須藤蓮（すどうれん）／俳優
・松井蓮之（まついれんじ）／サッカー選手
・椋木蓮（むくのきれん）／野球選手

・石田佳蓮（いしだかれん）／タレント・アイドリング!!!元メンバー
・石山蓮華（いしやまれんげ）／文筆家・女優
・岩本蓮加（いわもとれんか）／アイドル・乃木坂46
・駒井蓮（こまいれん）／女優
・宮﨑香蓮（みやざきかれん）／女優

ベネッセ・たまひよが毎年発表している「赤ちゃんの名前ランキングの男の子部門」では、2018年から2021年までの4年連続で「蓮」が1位を獲得しています。安定した人気を誇っているのが分かりますね。

2021年の名づけ全体のトレンドは、堅実さと安定感。新しいものを取り入れた名前よりも、以前からある漢字に価値を見出す傾向が強かったのでしょう。そんな中で、「蓮」は昔から名づけに用いられた漢字で、親しみやすく多くの親御さんに支持されました。

男の子の名づけに人気の「蓮」の漢字。だからこそ、ほかの子と同じ名前なのは避けたいと考える人もいるはず。では、「蓮」を使ったものにはどんなものがあるのでしょうか。参考までにまとめました。

一蓮 （いちれん） 1+13＝14
優蓮 （うれん） 17+13＝30
旺蓮 （おうれん） 8+13＝21

海蓮 （かいれん） 9+13＝22
希蓮 （きれん） 7+13＝20
晄蓮 （こうれん） 10+13＝23
剛蓮 （ごうれん） 10+13＝23

秀蓮 （しゅうれん） 7+13＝20
朱蓮 （しゅれん） 6+13＝19
珠蓮 （じゅれん） 10+13＝23
春蓮 （しゅんれん） 9+13＝22
勝蓮 （しょうれん） 12+13＝25
志蓮 （しれん） 7+13＝20
雀蓮 （じゃくれん） 11+10＝21
寿連 （じゅれん） 7+10＝17
蒔蓮 （じれん） 13+13＝26
神蓮 （じんれん） 9+13＝22
水蓮 （すいれん） 4+13＝17
世蓮 （せれん） 5+13＝18
星蓮 （せいれん） 9+13＝22

雫蓮 （だれん） 11+13＝24

夏蓮 （なつれん）　　 10+13＝23

蓮 （はす） 13
蓮一 （はすいち） 13+1＝14
蓮雄 （はすお） 13+12＝25
蓮樹 （はすき） 13+16＝29
蓮久 （はすく） 13+3＝16
蓮人 （はすと） 13+2＝15
蓮成 （はすなり） 13+6＝19
蓮之進 （はすのしん） 13+3+11＝27
蓮之丞 （はすのじょう） 13+3+6＝22
蓮之仁 （はすのじん） 13+3+4＝20
蓮大 （はすひろ） 13+3＝16
蓮陽 （はすひ） 13+12＝25
蓮真 （はすま） 13+10＝23
蓮夢 （はすむ） 13+13＝23
蓮也 （はすや） 13+3＝16
蓮之 （はすゆき） 13+3＝16
蓮流 （はする） 13+10＝23
芭蓮 （ばれん） 7+13＝20

光蓮 （みつれん） 6+13＝19

悠蓮 （ゆうれん） 11+13＝24

琉蓮 （りゅうれん） 11+13＝24
瑠蓮 （るれん） 14+13＝27
蓮 （れん） 13
蓮駕 （れんが） 13+15＝28
蓮市 （れんいち） 13+5＝18
蓮一朗 （れんいちろう） 13+1+10＝24
蓮英 （れんえい） 13+8＝21
蓮吉 （れんきち） 13+6＝19
蓮啓 （れんけい） 13+11＝24
蓮九郎 （れんくろう） 13+2+9＝24
蓮昊 （れんこう） 13+8＝21
蓮吾 （れんご） 13+7＝20
蓮五 （れんごろう） 13+4＝17
蓮作 （れんさく） 13+7＝20
蓮三郎 （れんざぶろう） 13+3+9＝25
蓮史 （れんし） 13+5＝18
蓮翔 （れんしょう） 13+12＝25
蓮士朗 （れんしろう） 13+3+10＝26
蓮心 （れんしん） 13+4＝17
蓮慈 （れんじ） 13+13＝26
蓮十郎 （れんじゅうろう） 13+2+9＝24
蓮治郎 （れんじろう） 13+8+9＝30
蓮翠 （れんすい） 13+14＝27
蓮輔 （れんすけ） 13+14＝27
蓮晴 （れんせい） 13+12＝25
蓮造 （れんぞう） 13+10＝23
蓮多 （れんた） 13+6＝19
蓮太朗 （れんたろう） 13+4+11＝28
蓮大 （れんだい） 13+3＝16
蓮之進 （れんのしん） 13+3+11＝27
蓮乃丞 （れんのすけ） 13+2+6＝21
蓮平 （れんぺい） 13+5＝18
蓮明 （れんめい） 13+8＝21
蓮也 （れんや） 13+3＝16
蓮佑 （れんゆう） 13+7＝20
蓮竜 （れんりゅう） 13+13＝26
蓮礼 （れんれい） 13+5＝18
六蓮 （ろくれん） 4+13＝17

名づけランキングの男の子部門で断トツの人気ということで、「蓮」に男性的なイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、意味は夏の池に咲くハスの花。女の子の名に使用しても違和感はありません。では、参考までに「蓮」を使った女の子の名前を見てみましょう。

彩蓮 （あれん） 11+13＝24
初蓮 （ういれん） 7+13＝20
瑛蓮 （えいれん） 12+13＝25
恵蓮 （えれん） 10+13＝23

夏蓮 （かれん） 10+13＝23
玖蓮 （くれん） 7+13＝20
小蓮 （こはす） 3+13＝16

咲蓮 （されん） 9+13＝22
妙蓮 （しゃれん） 7+13＝20
水蓮 （すいれん） 4+13＝17
瀬蓮 （せれん） 19+13＝32

智蓮 （ちはす） 12+13＝25
千蓮 （ちれん） 3+13＝16

奈蓮 （なれん） 8+13＝21
乃蓮 （のれん） 2+13＝15

白蓮 （はくれん） 5+13＝18
蓮亜 （はすあ） 13＋7＝20
蓮唯 （はすい） 13+11＝24
蓮依 （はすえ） 13+8＝21
蓮可 （はすか） 13+5＝18
蓮姫 （はすき） 13+10＝23
蓮子 （はすこ） 13+3＝16
蓮奈 （はすな） 13+8＝21
蓮音 （はすね） 13+9＝22
蓮乃 （はすの） 13+2＝15
蓮葉 （はすは） 13+12＝25
蓮保 （はすほ） 13+9＝22
蓮実 （はすみ） 13+8＝21
蓮芽 （はすめ） 13+8＝21
蓮代 （はすよ） 13+5＝18
蓮良 （はすら） 13+7＝20
蓮莉 （はすり） 13+10＝23
蓮梛 （はすな） 13+11＝24

真蓮 （まれん） 10+13＝23
実蓮 （みはす） 8+13＝21
望蓮 （みれん） 11+13＝24

悠蓮 （ゆれん） 11+13＝24

梨蓮 （りれん） 11+13＝24
蓮 （れん） 13
蓮夏 （れんか） 13+10＝23
蓮姫 （れんき） 13+10＝23
蓮華 （れんげ） 13+10＝23
蓮寿 （れんじゅ） 13+7＝20
蓮都 （れんと） 13+11＝24
蓮子 （れんこ） 13+3＝16
蓮菜 （れんな） 13+11＝24
蓮乃 （れんの） 13+2＝15
蓮夕 （れんゆ） 13+3＝15
蓮莉 （れんり） 13+10＝23
蓮和 （れんわ） 13+8＝21

「蓮」の漢字は、男女ともに名づけに使えます。しかし、ここ最近は特に男の子に人気。そこで女の子に、「蓮」と名付けることで、男の子と間違われる場合もあるかもしれません。それを考慮し、「花」や「心」など女の子らしい漢字と組み合わせることも考慮してください。

さらに、「蓮」という漢字は、「れん」・「はす」と読みの種類が少ないのも難点といえるでしょう。本来は「蓮」を「れ」と読みません。名付けの際に本来の読みを大切にしたいのであれば注意したほうがよさそうです。

どこか儚げで奥ゆかしさがある漢字の「蓮」。同じ「れん」と読む漢字である「連」や「漣」とは異なり、おだやかな雰囲気があるのが「蓮」の特徴のひとつです。男女ともに、「蓮」を名前に使うことで、慎ましく水面に浮く花のように、努力を重ねられる人になることでしょう。