【2021年】「茉」の意味と読み方、男女の名前160選、名付けの注意点

「茉」の字は、特に「ま」の響きを持ち、名前によく使われます。実は、子どもの名前に「茉」の字を初めて使ったのは文豪の森鴎外。長女を「茉莉（まり）」と名付けたのは、海外でも通じる響きにしたかったためと言われています。ここでは「茉」の意味や読み方、由来について、さらに深く掘り下げていきます。

松岡 茉優（まつおか まゆ：女優）
西山 茉希（にしやま まき：モデル）
小山 茉美（こやま まみ：声優）
入来 茉里（いりき まり：女優）
三倉 茉奈（みくら まな：女優、マナカナ）
宮瀬 茉祐子（みやせ まゆこ：アナウンサー）
モーガン 茉愛羅（モーガン まあら：モデル）
長澤 茉里奈（ながさわ まりな：アイドル）
森 茉莉（もり まり：小説家）
ベイカー 茉秋（ベイカー ましゅう：柔道家）

2021年の「たまひよ赤ちゃんの名前ランキング」 において、茉を使った名前を調べてみたところ、男の子の名前トップ100の中には茉を使った名前はありませんでした。一方女の子の名前では、18位に「咲茉（えま）」、43位に「依茉（えま）」、74位に「愛茉（えま）」と、茉を使った名前が3件ランクインしていました。
実は、読みのランキングでは女の子の名前のトップが「えま」。発音しやすく、外国でも通じる名前という点で、特に近年人気が高いようです。

現在では男の子の名前に「茉」の字が使われることはあまりないようです。しかし、ジャスミンのように純真さや気品のある子に育ってほしいという願いは不変です。ここでは「茉」が入った男の子の名前の例をご紹介します。

秋茉佐（あきまさ）　9+8+7=24
敦茉（あつま）　　　12+8=20
勇茉（いさま）　　　9+8=17
一茉（いちまつ）　　1+8=9
英茉（えいま）　　　8+8=16

和茉（かずま）　　　8+8=16
加茉知（かまち）　　5+8+8=21
響茉（きょうま）　　20+8=28
健茉（けんま）　　　11+8=19
晃茉（こうま）　　　10+8=18

朔茉（さくま）　　　10+8=18
樹茉（じゅま）　　　16+8=24
駿茉（しゅんま）　　17+8=25
涼茉（すずま）　　　11+8=19
奏茉（そうま）　　　9+8=17

拓茉（たくま）　　　8+8=16
透茉（とうま）　　　10+8=18

春茉（はるま）　　　9+8=17
優茉（ひろま）　　　17+8=25
風茉（ふうま）　　　9+8=17

茉亜久（まあく）　　8+7+3=18
茉育（まいく）　　　8+8=16
茉絃（まいと）　　　8+11=19
茉稲（まいな）　　　8+14=22
茉央斗（まおと）　　8+5+4=17
茉貴人（まきと）　　8+12+2=22
茉己登（まこと）　　8+3+12=23
茉左明（まさあき）　8+5+8=21
茉沙樹（まさき）　　8+7+16=31
茉佐志（まさし）　　8+7+7=22
茉佐高（まさたか）　8+7+10=25
茉郷（まさと）　　　8+19=27
茉紗直（まさなお）　8+10+8=26
茉沙哉（まさや）　　8+7+9=24
茉早雪（まさゆき）　8+6+11=25
茉秋（ましゅう）　　8+9=17
茉臣（まつおみ）　　8+7=15
茉也（まつや）　　　8+3=11
茉那斗（まなと）　　8+7+4=19
茉名武（まなぶ）　　8+6+8=22
茉廣（まひろ）　　　8+15=23
茉保斗（まほと）　　8+9+4=21
茉利央（まりお）　　8+7+5=20
茉倫（まりん）　　　8+10=18
茉蓮（まれん）　　　8+13=21

勇茉（ゆうま）　　　9+8=17

來茉（らいま）　　　8+8=16
嵐茉（らんま）　　　12+8=20
諒茉（りょうま）　　15+8=23
怜茉（れいま）　　　8+8=16

「茉」の字を使った女の子の名前は、大変多くあります。「ま」の音は、女の子の名前の頭文字にも止め字にも使えるということも大きいようです。そして何より、ジャスミンの花から連想される清楚で気品漂うイメージは、女の子へ願いとして込めたいことでしょう。ここでは「茉」が入った女の子の名前の例をご紹介します。

愛茉（あいま）　　　13+8=21
梓茉（あずま）　　　11+8=19
亜茉嶺（あまね）　　7+8+17=32
愛茉璃（あまり）　　13+8+15=36
依茉（いま）　　　　8+8=20
衣茉里（いまり）　　6+8+7=21
慧茉（えま）　　　　15+8=23
絵茉子（えまこ）　　12+8+3=23
笑茉莉（えまり）　　10+8+10=28

心茉（ここま）　　　4+8=12
琥茉子（こまこ）　　12+8+3=23
小茉知（こまち）　　3+8+8=19

咲茉莉（さまり）　　9+8+10=27
詞茉（しま）　　　　12+8=20
偲茉子（しまこ）　　11+8+3=22
趣茉（しゅま）　　　15+8=23
朱茉莉（しゅまり）　6+8+10=24
想茉里（そまり）　　13+8+7=28

多茉希（たまき）　　6+8+7=21
千茉里（ちまり）　　3+8+7=18
天茉（てんま）　　　4+8=12

夏茉（なつま）　　　10+8=18

多茉希（たまき）　　6+8+7=21
千茉愛（ちまめ）　　3+8+13=24
弾茉（はずま）　　　12+8=20
妃茉（ひま）　　　　6+8=14
日茉璃（ひまり）　　4+8+15=27
日茉和里（ひまわり）　4+8+8+7=27
帆茉（ほま）　　　　6+8=14
歩茉玲（ほまれ）　　8+8+9=25

茉亜（まあ）　　　　8+7=15
茉愛子（まあこ）　　8+13+3=24
茉朝（まあさ）　　　8+12=20
茉亞夢（まあむ）　　8+8+13=29
茉綾（まあや）　　　8+14=22
茉亜里（まあり）　　8+7+7=22
茉惟（まい）　　　　8+11=19
茉衣佳（まいか）　　8+6+8=22
茉衣子（まいこ）　　8+6+3=17
茉衣実（まいみ）　　8+6+8=22
茉彩（まいろ）　　　8+11=19
茉音（まいん）　　　8+9=17
茉羽（まう）　　　　8+6=14
茉海（まうみ）　　　8+9=17
茉映（まえ）　　　　8+9=17
茉恵里（まえり）　　8+10+7=25
茉青（まお）　　　　8+8=16
茉緒子（まおこ）　　8+14+3=25
茉生美（まおみ）　　8+5+9=22
茉織（まおり）　　　8+18=26
茉夏（まか）　　　　8+10=18
茉奏（まかな）　　　8+9=17
茉綺（まき）　　　　8+14=22
茉妃子（まきこ）　　8+6+3=17
茉胡（まこ）　　　　8+9=17
茉琴（まこと）　　　8+12=20
茉砂（まさ）　　　　8+9=17
茉冴（まさえ）　　　8+7=15
茉咲（まさき）　　　8+9=17
茉彩子（まさこ）　　8+11+3=22
茉佐美（まさみ）　　8+7+9=24
茉紗代（まさよ）　　8+10+5=23
茉白（ましろ）　　　8+5=13
茉澄（ますみ）　　　8+15=23
茉晴（ませい）　　　8+12=20
茉知（まち）　　　　8+8=16
茉稚子（まちこ）　　8+13+3=24
茉（まつ）　　　　　8
茉依（まつえ）　　　8+8=16
茉果（まつか）　　　8+8=16
茉都乃（まつの）　　8+11+2=21
茉海（まつみ）　　　8+9=17
茉代（まつよ）　　　8+5=13
茉都莉（まつり）　　8+11+10=29
茉佳（まどか）　　　8+8=16
茉愛（まな）　　　　8+13=21
茉奈加（まなか）　　8+8+5=21
茉夏（まなつ）　　　8+10＝18
茉奈己（まなみ）　　8+8+3=19
茉陽奈（まひな）　　8+12+8=28
茉昼（まひる）　　　8+9=17
茉尋（まひろ）　　　8+12=20
茉冬（まふゆ）　　　8+5=13
茉帆（まほ）　　　　8+6=14
茉秀子（まほこ）　　8+7+3=18
茉幌（まほろ）　　　8+13=21
茉巳（まみ）　　　　8+3=11
茉実花（まみか）　　8+8+7=23
茉美子（まみこ）　　8+9+3=20
茉椰（まや）　　　　8+13=21
茉愉（まゆ）　　　　8+12=20
茉優香（まゆか）　　8+17+9=34
茉右子（まゆこ）　　8+5+3=16
茉弓（まゆみ）　　　8+3=11
茉柚莉（まゆり）　　8+9+10=27
茉夜（まよ）　　　　8+8=16
茉理（まり）　　　　8+11=19
茉莉詠（まりえ）　　8+10+12=30
茉梨華（まりか）　　8+11+10=29
茉凛子（まりこ）　　8+15+3=26
茉吏七（まりな）　　8+6+2=16
茉鈴（まりん）　　　8+13=21
茉恋（まれん）　　　8+10=18
弥茉（みま）　　　　8+8=16
明茉（めいま）　　　8+8=16

優茉（ゆま）　　　　17+8=25
友茉子（ゆまこ）　　4+8+3=15
俐茉（りま）　　　　9+8=17
礼茉（れいま）　　　5+8=13
楼茉（ろうま）　　　13+8=21

「茉」の字は、画数も8画と比較的少なめで、線対称。そのため、画数が多くて複雑な形の漢字と一緒に使っても相性がよいという特徴があります。具体的な植物を喚起させる字なので、同じく草花などや自然・季節などを表す漢字と組み合わせると、より強くイメージが浮かびやすくなるでしょう。

また特に「茉莉」「◯茉莉」「茉莉◯」など「莉」の字とセットで使うことで、ジャスミンの意味合いが強くなり、清潔さや清涼感のイメージをより強く打ち出すこともできます。

「茉」の字は「ま」で始まる名前の頭文字として使われることが多めですが、途中やおわりに「ま」を含む名前も多数あります。

「茉」という漢字自体について、実は小学校で習う教育漢字ではなく、人名用漢字としての位置づけとなります。そのため中学校以降の国語の授業でも習わないこともありますので、子どもに名前を書かせるために練習させる必要は生じます。

とはいえ、くさかんむりに末の字なので難しくて書きづらいということはありません。また近年は人名での利用率は大変高くなっているので、他の漢字との組み合わせが難解でなければ、読み間違えられる可能性は少ないでしょう。

また、同じくさかんむりの漢字である「菜」「芽」などとは字面がやや似ているため、名前を書く際には、大きく丁寧に書くよう心がけておくとよいでしょう。

(ガラクティ)