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2022年01月22日 16:45 更新

赤紫色(あかむらさきいろ)とは?~日本の伝統色 Japanese Traditional Colors~

【赤紫色(あかむらさきいろ)】とは、赤みが強めのあざやかな紫を指します。日本の伝統色である【赤紫色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【赤紫色】とは?

ビオラの花

赤紫色とは、赤みが強いあざやかな紫のことです。

色の名前       赤  紫      
読み方 あかむらさき Akamurasaki
英語 reddish purple
WEBカラーコード #920783
CMYK C=50/M=100/Y=0/K=0
RGB R=146/G=7/B=131
※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【赤紫色】の意味と由来は?

【赤紫】は、一般に、赤みが強いあざやかな紫色のことを示す色名です。赤と紫の中間色ですが、時代によって、【牡丹】のようにピンクに近い色を指すこともあれば、【藤】のように薄い紫を指すことも、【葡萄】【蘇芳】のように暗めの紫を指すこともあり、なかなかつかみどころのない色でもあります。

ただ、どの時代でも格調の高い色、華やかな色として扱われてきたことは、確かなようです。

【赤】や【藍】と同様に【紫】の天然染料の色は古代からあり、【赤紫】の色名もすでに持統天皇(在位:690~697年)の時代には登場していたといわれています。また、奈良時代から平安時代にかけては、着用する色で階位を示していました。【赤紫】は最高位の【深紫】の次に高位とされていたこともあったようです。

【赤紫色】に合う色は?


赤 紫
 あかむらさき 


萌 黄
  も え ぎ  

【赤紫】に合う色のひとつに、草木が芽吹くときのあざやかな黄緑色を指す【萌黄(もえぎ)】があります。

緑系統の色と紫系統の色は、着物を重ねる際の色の組み合わせである「襲(かさね)」としても多く採用されている、和の配色パターンの代表のひとつ。さきほど【赤紫】は時代によって幅広い色を指すことを説明しましたが、薄い紫と【萌黄】であれば【杜若】という初夏の襲に近くなりますし、【蘇芳】のような渋い赤紫であれば、【躑躅】という冬から春にかけての襲になります。

A traditional Japanese color "赤紫 Akamurasaki" is...

A traditional Japanese color "赤紫 Aka-murasaki" is a Reddish purple is a color name that generally refers to a vivid purple with a strong reddish tinge. It is an intermediate color between red and purple, but depending on the era, it can refer to a color close to pink, such as peony, or a light purple, such as wisteria, or a dark purple, such as grape.

However, it is certain that it has been treated as a prestigious and gorgeous color in every era.

As with red and indigo, purple has been used as a natural dye since ancient times, and the name "赤紫 Aka-murasaki" is said to have appeared as early as the reign of Emperor Jito (reigned 690-697). From the Nara period to the Heian period, the color worn indicated the rank of the wearer. In the Nara and Heian periods, the color worn indicated rank.

まとめ

【赤紫】は可視光線(かしこうせん=目に見える光)にはない色ということで、海外では「キリストの色」とも呼ばれているそうです。日本だけでなく、海外でも高貴なイメージのある色なんですね。

(マイナビ子育て編集部)

参考文献
・『色名がわかる辞典』(講談社)
・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)
・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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