新井素子氏も感動の短編集! 翻訳小説を初めて読む方にこそおすすめしたい、あなたの孤独に届く、韓国発・祈りの物語『リシアンサス』が10月22日に発売
マイナビ出版の四六判文芸レーベル「MPエンタテイメント」では10月22日にヨン・ヨルム(著)カン・バンファ(訳)『リシアンサス』を発売いたします。ディストピアや宇宙旅行、ゾンビ感染など、ここではない舞台を描きながら、現代の孤独と生きづらさに寄り添う、切ない短編9篇。小説家・新井素子氏も感動の声が届く1冊で、帯には新井素子氏、小説家の編乃肌氏の推薦コメントも掲載されています。
―わたしはなんと呼ばれたいのだろう。―あなたの孤独に届く、韓国発・祈りの短編集
『リシアンサス』
ヨン・ヨルム(著)カン・バンファ(訳)
判型:四六判/312ページ
価格:書籍版2,420円/電子版:2,420円
感動の声多数!
どの世界でもいつでも。誰かを想う気持ちは、やっかいで醜いけど素敵。うん、みんなおんなじなんだねって思える短編集。
―小説家・新井素子
どれも少しほろ苦くて、でも後味はどこか優しい身近に寄り添ってくれるようなSF短編集。
―小説家・編乃肌
あらすじ
大気汚染に見舞われた地球。人工の身体を持つ者を「人間」、そうでない者を「未登録」と呼んでいた。未登録のジンは人間のギュヒと穏やかに暮らしていたが、ギュヒが何度も未登録の“ペット”を迎えては手放していたことを知り―
<あなたがくれた「リシアンサス」の花が、私の生きる希望だった>
第8回SFアワード中短編優秀賞受賞作「リシアンサス」
嫌な記憶を消すことができる“オプション”。子どもを失い自殺未遂を起こしたミハは子どもの記憶を消すことを考え始め―
<喪失と向き合いの物語>「ホウレンソウのソテー」
百二十日の星間飛行。「昔ながらの」スタイルを愛するテイはこの飛行を最後に廃棄される乗務員アンドロイドとの不格好なコーヒーブレイクを楽しむが―
<コーヒー薫る愛おしい記憶>「わたしのエラーってひどいのでしょうか」
など、第8回SFアワード中短編優秀賞受賞作を含む、孤独と生きづらさに寄り添う、切ない短編9篇
著者・訳者略歴
著者:ヨン・ヨルム
記憶と変化、そして旅立ちに関する物語を好む。
SFアンソロジー『私とミンたちの世界』に短編「ホウレンソウのソテー」を寄稿。「リシアンサス」で2021年 第8回SFアワード中短編部門優秀賞、「廊下で待っているから」で第8回ハン・ナグウォン科学小説賞佳作を受賞した。
その他、第2回ロマンススリラー文学公募展にて「月光捜査」で優秀賞受賞、第5回タイムリープ小説公募展にて『キャットニップ・ネットワーク』で優秀賞受賞
訳者:カン・バンファ
翻訳家、翻訳講師。和訳書にキム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』『この世界からは出ていくけれど』(以上共訳)、『地球の果ての温室で』『派遣者たち』『惑星語書店』『本と偶然』、ペク・スリン『惨憺たる光』『夏のヴィラ』『まぶしい便り』など多数。日本の児童書の韓国語訳も手掛ける。著書にエッセイ集『ことばの波間で』、翻訳スキル本『일본어 번역 스킬』(共著)がある。
編集部メモ
近年、多くの読者を魅了している韓国文学。その魅力の一つは、現代社会を生きる人々、とりわけ女性たちが抱える孤独や生きづらさを繊細に描き出している点にあります。
『リシアンサス』もまた、そんな韓国文学の系譜に連なる一冊です。ディストピア、宇宙旅行、アンドロイドなどSF的な世界観を舞台にしながら、その中心にあるのは「誰かを想うこと」「喪失を抱えて生きること」「自分の居場所を探し続けること」といった普遍的な感情です。
優しく読みやすい文体でありながら、読後には静かな余韻が残る。孤独を知るすべての人に届けたい短編集です。
記事執筆者の特にお気に入りの作品は「ホウレンソウのソテー」
今までの悩みが輝きだす美しさをぜひ味わってみてください。
―わたしはなんと呼ばれたいのだろう。―あなたの孤独に届く、韓国発・祈りの短編集
『リシアンサス』
ヨン・ヨルム(著)カン・バンファ(訳)
判型:四六判312 ページ
価格:書籍版2,420円/電子版:2,420円
https://www.amazon.co.jp/dp/4839988838
※この記事は2026年10月06日に公開されたものです

