気温10度の日の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
10度というと、最高気温の場合は冬、最低気温の場合は秋や春に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温10度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
「今日着たい服があったのに思っていた気温と違って断念した」という経験はありませんか? 気温や天候に左右されてコーディネートに迷う人は少なくありません。
今回は、気温10度の日におすすめのコーディネートを紹介します。最高・最低気温別にカジュアル、きれいめ、シンプルに分けて、イラストとともに紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
気温10度の基本情報と服装のポイント
気温10度は最高・最低で季節が変わります。ここでは最高気温10度・最低気温10度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温10度の場合
最高気温10度を観測する時期は、1月〜2月上旬の冬の季節にあたります。本格的な厳しい寒さとなり、朝晩は冷え込む日が多くなります。
服装のポイント
最高気温10度を観測する時期は、防寒アウター中心の服装になります。ダウンやウールコートなど保温性抜群のアウターでしっかり防寒対策をしましょう。
インナーにもボリュームのあるニットやタートルネックニットなど保温性があるトップスをセレクトしてください。
ポイントは着膨れ感を防ぐこと。目を引くような明るいカラーのアイテムをプラスしたり、ボトムスをすっきり見せたりする工夫が大切です。
工夫次第では、暖かい冬小物を主役にしたスタイルも楽しめます。
<POINT>
・ダウンやウールコートなど厚手の防寒アウターが必須
・インナーにも暖かいニットやタートルネックニットをセレクト
・ビビッドカラーやボトムスをすっきり見せて着膨れ感を防ぐ
最低気温10度の場合
最低気温10度を観測する時期は、4月中旬や11月中旬の春と秋です。
日中は比較的過ごしやすいですが、朝晩は気温が下がり、寒く感じます。日によって日中は20度程度まで上がることもあり、外出も楽しくなる季節です。
服装のポイント
最低気温10度の服装のポイントは、薄手のアウターが必須。日中の暖かさを考慮して脱いでも邪魔にならない着脱しやすいものを選びましょう。
日中の気温が20度前後まで上がりそうな日は、厚手のトップス1枚でもOK。寒さ対策にインナーにシャツやタートルネックなどレイヤードするのもおすすめです。
<POINT>
・薄手のライトアウターが必須
・厚手のトップス1枚でOK
・インナーのレイヤードで寒さ対策
【冬】最高気温10度のときにおすすめの服装は?
続いては、冬におすすめしたい最高気温10度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
保温性の高いダウンジャケットは、最高気温10の冬の季節にヘビロテ間違いなしのアウターです。ショート丈を選んで、ワンピースやスカートと合わせればカジュアルさの中にもかわいらしさのある着こなしになります。着膨れしないようにタイトめなボトムスがスタイルよく見えますよ。
マフラーやタイツなどの冬小物で防寒対策も忘れずに。足元は、スニーカーを合わせてダークトーンになりがちな冬コーデを軽快にしてみてください。
きれいめコーデの場合
ボアやファー系のボリュームコートも暖かくて冬には欠かせないアウターの1つ。
ノーカラーのものならきれいめなスタイリングが完成します。ノーカラーの場合は、首周りにボリュームを持ってくると好バランス。マフラーやタートルネックニットで防寒対策をしてください。
着太りしないように、中のコーディネートはレイヤードせずニット1枚+パンツ1枚のワンツーコーデがおすすめ。色合わせもワントーンで合わせるときれいにまとまります。
アウターでたっぷりボリュームがあるので、小物はすっきりコンパクトなものをセレクト。フォーマルでもいけそうなシンプルなパンプスやバッグなら、ぐっと大人っぽくなりますよ。
シンプルコーデの場合
厚手のウールコートを中心に、リラックス感のあるラフなトップスとパンツはデイリーで着やすく、小物でカバーすればシンプルコーデもこなれた印象に仕上がります。こなれ小物には、大判のマフラーと目が冴えるような真っ白のスニーカーをプラスしてみて。
グレーやカーキ、キャメルなど冬に活躍するニュアンスカラーには、シャキッと映える赤系のリップを。
【春】最低気温10度のときにおすすめの服装は?
続いては、春におすすめしたい最低気温10度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
4月中旬の春の季節は、日中は暖かくなっても朝晩は冷え込む日もしばしば。目を引くカラーのスプリングコートを主役に、防寒対策もしながら季節感のある着こなしがおすすめ。
カジュアルなスウェットや長袖Tシャツを入れることで、カラーコートも気張らない印象に仕上がります。
きれいめパンツでキリッと引き締め、さわやかなスニーカーで春のお出かけを楽しんで。
きれいめコーデの場合
カジュアルなミリタリージャケットも全体のトーンを合わせて、きれいめボトムスとパンプスで完結すると大人かっこよく仕上がります。
暖かくなってきた日中には、中のニット1枚で過ごしてもOK。アウターを肩掛けでラフに羽織ると、カジュアルなジャケットも一気に大人っぽくなります。
アースカラーでワントーンにまとめたい時は、1点だけホワイトを差し込むと洗練されたコーディネートになりますよ。
ハンドバッグやクラッチバッグなどコンパクトなバッグで大人女子感を高めて。
シンプルコーデの場合
毎年春になるとトラッドなアイテムの人気が出始めます。きちんと感のあるブレザージャケットは、最低気温10度の春の気温にベストなライトアウターです。
きちんと感を緩和するにはデニムがぴったり。「きちんと+カジュアル」の上下が完成すればインナーは自由自在。手持ちのカットソーやブラウスなどシンプルからフェミニンまで幅広いテイストのインナーが合います。
足元は、トラッド感があるレザーシューズやパンプスなどデニムを格上げする靴選びがポイントです。
【秋】最低気温10度のときにおすすめの服装は?
続いては、秋におすすめしたい最低気温10度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
最低気温10度の秋の季節には、薄手のコートや1枚で着られる厚手のトップスがおすすめ。
オーバーサイズのスウェットや、ニットとスカートのアクティブコーデで秋のお出かけを楽しみましょう。
カジュアルになりすぎた場合は、ビビッドなカラーをプラスするとこなれ感もアップ。
リュックとスニーカーでスポーティーにまとめることで、デイリーはもちろんスポーツやアウトドアにもGOOD!
きれいめコーデの場合
そろそろアウターがいるかも? そんな11月中旬の秋の季節には、裏地なしのショート丈アウターが活躍します。ひんやりする朝晩対策には、ほどよく厚手のニットをオン。
ふわふわ揺れるスカートを合わせると、ダークトーンになりがちな秋冬コーデが華やかになります。
足首をすっぽり隠すブーツなら大人要素もアピールできますよ。
シンプルコーデの場合
最低気温10度の過ごしやすい秋の季節は、アウターなしの厚手ニットコーデもおすすめ。できれば、たっぷり余裕のあるオーバーサイズのものをセレクトしたいところ。ボトムスとのバランスも取りやすく、寒さ対策もバッチリです。
シンプルな無地のニットにはふわふわの柄スカートが映えます。秋の定番カラーのブラウンやブラックコーデも柄が入ることで華やぐので、ダークトーンな無地ニットを選ぶ際は意識してみてください。
ボリュームたっぷりのハードなブーツが足元を引き締め、派手色のバッグがアクセントに。
アイテムを使い分けて気温10度の時期のファッションを楽しんで
気温10度の日には、最高気温と最低気温で季節がガラリと変わります。
最低気温10度を記録する日は防寒性バッチリなアウターを仕込みつつ着膨れしないような工夫が必須。
最高気温10度の日は過ごしやすい秋と春なので、ライトアウターを中心にトップス1枚コーデも可能。比較的いろんなコーデが楽しめる季節です。
1年で何度かやってくる気温10度の日。ぜひ、アイテムを上手に使い分けてコーディネートを楽しんでみてくださいね。
(文:道面 梓 / イラスト:さのまるこ)
※画像はイメージです
※この記事は2023年09月05日に公開されたものです