気温24度の日の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
24度というと、最高気温の場合は春や秋、最低気温の場合は夏に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温24度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
みなさんにとって、過ごしやすい気温とはどれくらいのイメージでしょうか?
24度ぐらいになるとお日様の下はぽかぽかしていて、かつ空気はさわやかな日が多いと思います。
過ごしやすい反面、悩ましいのが洋服選び。今回は季節の変わり目に多い気温24度の日のレディースコーデを紹介します。
気温24度の基本情報と服装のポイント
「気温24度の日」といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかによって気候が異なります。
ここでは、最高気温24度・最低気温24度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温24度の場合
最高気温24度と聞くと「今日は少し暑くなりそう」という印象ではないでしょうか。
最高気温24度は、ちょうど季節の代わり目の中間地点。春で言うと5月中旬、秋で言うと10月上旬頃に多い気温となります。
服装のポイント
朝晩は気温が低いことが多いので、カーディガンなどの羽織ものを1枚持っておくのがオススメです。
最高気温24度になると、ぽかぽかというよりは少し汗ばむくらいになってくるので、吸水性の良いコットンカットソーや、風通しのいいリネンシャツを取り入れてみてください。
<POINT>
・電車や職場での冷房が気になる場合は羽織ものをプラス
・吸水性や通気性が良い機能性素材も取り入れて
・靴はオープントゥで爽やかに
・カゴやコットン素材のバッグで季節感を演出
最低気温24度の場合
最低気温24度の場合は「今日も暑くなる」という印象ですよね。
最低気温24度は7月下旬~8月中旬頃の夏真っ盛りの気温。この頃は湿気も多く、気温が上がりきっていなくても蒸し暑さを感じます。
服装のポイント
朝晩が20度台だからといって、羽織ものをプラスすると体が蒸れてしまうので、半袖や五分袖のトップスで調整するようにしましょう。
日中は猛暑が予想されるので、オーバーサイズのトップスや、ワイドシルエットのボトムスを取り入れてみましょう。布が肌に触れにくくするだけでも、涼しさを感じやすくなりますよ。
<POINT>
・半袖や五分丈で温度調整
・ゆったりめのシルエットで蒸れ回避
・Vネックなど首元が涼しいデザインもオススメ
・ストローハットをプラスしてこなれ感アップ
【秋】最高気温24度のときにおすすめの服装は?
ここでは、最高・最低気温24度のときにおすすめの服装を季節別に紹介します。
今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。
まずは、秋の最高気温24度のときに最適なコーデのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合
朝晩の時間帯や曇り空の日には少し肌寒くなってきます。通勤時や職場での冷え対策に薄手のアウターを1枚プラスするのがオススメ。
カジュアルに決めるなら、ボタンダウンのシャツをオープンで羽織ってラフに見せるといいですね。落ち着いたアースカラーも秋コーデを盛り上げてくれるポイントです。
足元はスニーカーもいいですが、フラットパンプスで引き締めてあげると大人っぽさが高まります。
きれいめコーデの場合
少し暑い日に「半袖は季節外れかな?」と悩んでしまったら、オーバーサイズのブラウスをゆったりと着こなすのが秋コーデにはぴったりです。ハイウエストのスラックスにフロントインしてあげるとスタイルアップ効果も狙えます。
大人っぽく見せたいなら、靴はパンプスやローファーできっちりと決めると全体的なまとまりが出てオススメです。
シンプルコーデの場合
風通しのいいレース素材のトップスは残暑の秋にオススメアイテムです。長袖で季節感をしっかりキープしつつも、レースの透け感で涼しく着られます。
とはいえまだまだ日差しが厳しい時間帯も多いので、サンダルで足元に抜け感をプラスしてあげると、全体的にコーデが重くならず、こなれた印象に仕上がりますよ。
【春】最高気温24度のときにおすすめの服装は?
続いては、春の最高気温24度のときに最適なコーデのポイントを見ていきましょう。
カジュアルコーデの場合
軽やかな春にぴったりなのが柄ものブラウスです。花柄などをチョイスすれば簡単に季節感が出せるのがオススメポイント。大柄でフェミニンに、小柄でガーリーにと好きなテイストを選んでみてください。
カジュアルに決めるなら、ボトムスにデニムを取り入れてみて。決めすぎないラフな雰囲気が演出できます。
きれいめコーデの場合
季節の変わり目に便利なブラウスアイテムは、ギャザーの入ったチュニックタイプのものを選んで大人っぽい春コーデに。
ボトムスはタイトなパンツですっきりと仕上げてもいいですが、Aラインのスカートやワイドパンツでゆるふわな印象に持っていくと、春らしい柔らかな印象に導いてくれます。
コーデのどこかに鮮やかなカラーを取り入れると春らしさも高まりますね。
シンプルコーデの場合
コットンカットソーは吸水性や保温性などの着心地が抜群なので、朝夕の気温の変化が大きい春コーデに積極的に取り入れていきたいですが、シンプルだからこそ使い方が難しいアイテムでもあります。
定番のロンTもいいですが、体系隠しを狙いつつもオシャレに見せられるワイドシルエットなどの変形デザインがオススメ。股下丈のものを選べばスタイルアップはもちろん、冷えやすいお腹や腰回りもカバーしてくれて一石二鳥の嬉しいアイテムです。
【夏】最低気温24度のときにおすすめの服装は?
ここからは、最低気温24度のときにおすすめのコーデとそのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合
真夏でも雨だったり曇り空だったりすると、オフィスや職場環境によっては少し肌寒く感じることがあると思います。
そんな時にオススメなのが、リネン素材などの風通しの良い長袖ブラウスです。素材感が涼しげなので暑苦しい印象を回避できますし、袖をロールアップしてあげると腕回りがこなれた印象になり、抜け感のあるコーデに仕上がりますよ。
きれいめコーデの場合
最低気温が24度でも、真夏なら最高気温は軽く30度を超えますよね。通勤時間の間にぐんぐんと気温が上昇していくので、半袖にするか、ノースリーブにするかも悩ましいポイントです。
そこでオススメなのがフレンチスリーブのトップスです。肩にかかるぐらいの短い袖のデザインで、肩の冷えはカバーしつつ、脇周りはざっくりと開いているので暑い夏コーデにぴったりです。シンプルなデザインが多いので、ボトムスに差し色を取り入れるのがオシャレに見せるポイントです。
シンプルコーデの場合
シンプルに決まる半袖カットソーは真夏のマストアイテムですね。薄手のものをチョイスすれば半袖でも十分涼しく過ごせます。レーヨン素材なら吸水性が良く、てろんとした質感なので、汗でべた付く季節でもさらりとした着心地が得られます。
トップスがタイトになりがちなので、ボリュームのあるワイドパンツなどを合わせたメリハリコーデがオススメです。
気温の変化に合わせられる対策コーデを
いかがでしたか? 24度は1日の気温の変化が大きいので、自分なりの対策コーデをしていくことがポイントになります。
簡単にオンオフできる薄手のアウターを用意しておいたり、空調による肩や腰の冷え対策に露出を控えたりしながらオシャレを楽しんでいきたいですね。
(文:Homare / イラスト:コシカワ ミキ)
※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ(2013~2022年)から算出
※この記事は2023年07月04日に公開されたものです