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現地レポ! 最新の「韓国旅行」準備するものや必要な手続きは?

小浜みゆ

2022年11月1日からビザが不要となり、本格的に行きやすくなった韓国! 「ずっと行きたかった」という韓国好きの女子たちによる渡韓熱が沸騰し、いま特に注目を集める海外旅行先となっています。

私も「海外旅行ができるようになったら韓国は外せない!」と思っていたので、今回は海外旅行のプロである航空券・ホテルの旅行予約サイト「エクスペディア」協力のもと、ついに韓国・ソウルへ! 出発までは海外に行くことへの漠然とした心配がありましたが、現地に行ったら日本にいる時と変わらない感覚で安心して楽しめました。韓国に行くために必要な手続きなど、旅行準備から帰国まで詳しくレポートします。

航空券予約の名前は要注意! 航空券と飛行機を予約

韓国に行くことを決めたら、まずは航空券とホテルの予約。コロナ前から海外旅行の時に使っていたエクスペディアで予約をしました。エクスペディアは世界の大手総合旅行ブランドの一つ。ホテル、航空券、パッケージツアー、現地ツアーなどの予約が1つのサイトでできちゃいます。

国際線の航空券は名前のスペルミスがあると乗れないこともあるので、何度も確認しながら入力。このドキドキ感、久しぶり……! ソウルには2つの空港がありますが、今回はANAの羽田-金浦路線を予約しました。エクスペディアには会員プログラムがあり、対象の宿泊・航空券+宿泊・現地ツアーの予約で100円=1ポイント獲得、対象の航空券の予約で500円=1ポイント獲得。ポイントは次の予約時に使うことができます。さらに、アプリで予約するとポイントを通常の2倍獲得できるのでおすすめです。

ホテルは悩みに悩んで五つ星ホテル「ザ アンバサダー ソウル – A プルマン ホテル」に決定! ここを選んだ理由は「新しさ」と「セール」。2022年にリノベーションしたばかりで、期間内に航空券+ホテルのパッケージでエクスペディアから予約すると20%OFF、アプリを使うとさらに10%OFFされるのです(※)。また、日本語対応のスタッフがいることも決め手でした。

※「ザ アンバサダー ソウル – A プルマン ホテル」エクスペディア特別プラン
・ホテル+航空券の予約で20%OFF(予約期間、旅行期間ともに2023/11/30まで)
・アプリを使った予約で10%OFF(予約期間、旅行期間ともに2023/12/31まで)

この5つを準備! 韓国旅行に必要なもの・手続き

出発までに準備しておきたい大事なものが、大きく5つ。1つ目がパスポートです。韓国の入国時に3カ月以上の有効期限があるパスポートが必要になります。

2つ目が「K-ETA(大韓民国電子旅行許可)」。現在、日本国籍であればビザの取得が不要で、K-ETAを取得することで90日間以内の滞在ができます。K-ETAはWebサイトから申請(英語あり)。出国の72時間前までに取得する必要があるので、日程が決まったら早めに手続きしましょう。

・K-ETA

HP:https://www.k-eta.go.kr/

3つ目が「Q-CODE(検疫情報事前入力システム)」。Webサイトで名前などの基本情報や体調についての質問に答えると二次元コードが発行され、入国時の検疫手続きが短縮できます(英語あり)。

4つ目が3回のワクチン接種証明書。これは現在、日本帰国時に必要なもので、韓国入国時には不要です。接種証明書は「新型コロナワクチン接種証明書アプリ(マイナンバーカードが必要)」もしくは各市町村が発行する「紙」で提示できればOK。紙の接種証明書は取得に約2週間かかる場合もあります。また、もしワクチンを接種していない場合は、韓国で出国前48時間以内にPCR検査を受け、陰性証明書を取得します。

5つ目がコロナにも対応している海外旅行保険への加入。こちらは必須ではありませんが、万が一病気にかかってしまった場合など、海外だと数百万~数千万円の費用がかかることもあります。クレジットカードに付帯している保険では不十分なケースも多く、自分が安心して旅を楽しむ上で、加入しておくことを強くおすすめします。私はエイチ・エス損保の海外旅行保険「たびとも」に加入し、治療費用の保険金額の上限が1000万円の契約タイプで、870円(3日間)でした。

東京から韓国・ソウルへ! 約2時間40分の空の旅

いよいよ出国当日。日本はあいにくの雨でしたが、早朝8:50の便で羽田空港から金浦国際空港に向かいます! ANAのチェックインカウンターで荷物を預け、保安検査所を通り搭乗ゲートへ。コロナ前と変わらない手続きで、滞りなく出国できました。

金浦国際空港までは約2時間40分ですが、ANAは機内食が出ます。東京-沖縄より近い距離にも関わらず、機内食が出るのはやっぱり国際線ならでは! ANAは通常メニューのほか健康に寄り添う特別な機内食も提供していて、今回私は11月1日に新しくなったグルテンフリーのお食事を選択。

ボキューズ・ドール国際料理コンクール アジアパシフィック大会において二度の優勝しているフレンチの名シェフ、髙山英紀さんとのコラボレーションで、エコノミーなのにまるでコース料理のような食事にびっくり……! ほかにもヴィーガンやベジタリアンが選べ、ANAのWebサイトから事前申し込みが可能です。

K-ETAなどの事前準備のほか、韓国入国時には「入国申告書」と「旅行者携帯品申告書」の記入が必要。書類は機内もしくは飛行機から降りたタイミングで手に入ります。韓国での滞在先を記入する欄があるので、ホテルの名前・住所・電話番号は事前にメモしておくのがおすすめです。

機内食や空の景色を楽しんでいると、あっという間に韓国に到着! 入国時はQ-CODEのニ次元コードを見せる以外は、コロナ前と手続きは変わらず。無事入国審査を通過して、タクシーでホテルへと向かいました。金浦国際空港は仁川国際空港よりも街の中心部に近く、タクシー料金の目安はW20,000〜30,000です。韓国は日本よりタクシーの料金が安く、効率よくまわる上で欠かせません(W1=0.10円、2022年11月24日時点)。

バスタブ付き&朝食がおいしい! ソウルの5つ星ホテル

約1時間タクシーに乗って「ザ アンバサダー ソウル – A プルマン ホテル」に到着! 回転扉からホテルに入ると高級感あふれる香りに包まれ、早速「ここにしてよかった……!」とテンションが上がりました。ザ アンバサダー ソウル – A プルマン ホテルは1955年創業のソウルで愛され続けているホテルですが、2022年1月に全館フルリノベーション。清潔感のある館内で、ワンランク上の滞在を叶えてくれます。最寄の「東大入口駅(トンデイック駅)」までは徒歩約5分です。

全269室ある客室は大きく3つのカテゴリーがあり、おすすめは7~14階に位置する「デラックス ルーム」(2022年11月30日時点で7~11Fは工事中)。ホテルの館内は韓国の伝統的なデザインがテーマで、洗練されたラグジュアリーの中に韓国の温かみを感じるインテリアが散りばめられています。

デラックス ルームは嬉しいことに、バスタブ付き! 大理石調のラグジュアリーなバスルームで、観光でたくさん歩いても湯船でゆっくり休めます。

デラックス ルームからは美しい眺望も楽しめます。Nソウルタワー側の客室からは夜景が美しいことでも有名な観光スポット・Nソウルタワーを望むことができ、韓国に来たことを実感! 反対側はシティービューで東大門側の夜景が見えるのがポイントです。眺望の指定はできませんがリクエストは可能で、部屋の空き次第で希望の眺望の客室に泊まることができます。

プールがあることも、このホテルの魅力! プールの囲いが透明になっているため、全身を撮影できるとSNSで注目を集めているんです。インスタグラムをチェックしてみると、ソウル女子たちのおしゃれな写真がたくさんアップされていますよ。温水なので冬でも水着はお忘れなく。

朝食はブッフェスタイルのレストラン「The King?s」でいただきます。メニューは韓国料理、洋食、中華、日本食など数え切れないほど多彩! あわび粥や韓国のりなど、韓国らしいおかずとごはんにも心ときめきます。

スタッフがその場で作ってくれる「ライブ・ヌードル・ステーション」もおすすめ。自分の好きな具材を取り、スタッフに麺とスープを入れてもらう仕組みです。麺はライスヌードルもしくはうどんから選択可能。身体に染み渡るおいしいスープと麺に、朝からほっこり癒されました。

日本語対応OK! PCR検査におすすめの病院

楽しい旅行の途中ですが、帰国時に必要な手続きも進めておきましょう。もしワクチン未接種の場合は、出国前48時間以内にPCR検査を受けることが必要。さまざまな病院がある中で、「Seegene Medical Foundation(Seoul Testing Center)」は早めの時間帯に検査を受けると、その日のうちに結果をメールで教えてくれます。日本語対応できるスタッフがいるので、より安心です。

・Seegene Medical Foundation

HP:https://direct.seegenemedical.com/main/

日本への帰国手続きは「Visit Japan Web」を準備

観光を盛りだくさんで楽しみ、12:25の便で金浦国際空港から羽田空港へ。ANAのチェックインカウンターで日本入国時に必要となるワクチン接種証明書もしくは陰性証明書を提示します。

搭乗前に準備しておきたいのは入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web」の登録。事前に「検疫」と「税関申告」の手続きを完了し、二次元コードを表示できるように準備しておくと、到着後の手続きを簡略化できます。

羽田空港に到着後、まずは「現在のステータス 審査完了」と書かれた青い画面を提示。検疫手続きの二次元コードを提示したあと、入国後の税関申告では、別の二次元コードを提示します。実際に行くまでイメージがつかめないかもしれませんが、「二つの二次元コードを見せられるようにしておく」ということを覚えておけば、あとは空港で係の方が案内してくれます。

・Visit Japan Web

HP:https://vjw-lp.digital.go.jp/

最初から最後まで楽しく、スムーズに楽しむことができた韓国旅行。滞在中、道に迷ったり、韓国語が読めずに苦戦したりしていると、日本語や英語を話せるたくさんの韓国人の方に助けてもらい、韓国に来た喜びをヒシヒシと感じました。観光のレポートは後日詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!

・エクスペディア

HP:https://www.expedia.co.jp/
アプリ:https://www.expedia.co.jp/app

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2022年12月01日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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