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【検証】女子が「トイレの個室でこっそりしていること」を探ってみた

マイナビウーマン編集部

こんにちは、マイナビウーマン編集部の最年長女子いくえちゃんです。

毎回会社のトイレに行く度に思うことがあるんです。

「あ、またトイレ混んでる」

用を足したくて仕方ないのに、ランチ後の時間帯なんて最悪。並んでいても、一向に誰も個室から出てこない。みなさん、一体何をしているのでしょうか……。

今回は「女子トイレが混む理由」を徹底検証します。

「トイレじゃない理由」で個室にこもる社会人たち

知ってます? 今年10月に厚生労働省が「事務所衛生基準のあり方に関する検討会」というのを行っているんですよ。

その検討会での資料(※)で面白いデータを見つけました。それは「大便器ブースを使うときによく行うこと又は時々行うこと」について。

働く男女277人に調査した結果によると、大便器ブースを使うときに「ときどき行う」こととして、男女共に「着替え」や「通話・メール」をしている人が、それぞれ10%弱もいるそう。さらに、「瞑想・仮眠」をしている人も同様に10%近くいるんです。トイレで瞑想ってなんやねん!

リアルに「トイレでこっそりやっていること」を聞いてみた

このデータを見ただけではリアルな部分がイメージできないという人も多いでしょう。それなら、リアルな女子たちに聞いてみるのが一番。

ということで、マイナビウーマン編集部の女子たちが「トイレでこっそりやっていること」を教えてもらいました。

いつもマイペースな京女みやちゃんの場合

究極に眠い時はトイレの床で寝る

究極に眠い時はトイレの床で寝る

私は、トイレで寝ています。おなかいっぱいランチを食べると、14時とか15時頃に眠たくなりませんか?

我が編集部には仮眠室とかがあるわけじゃないから、逃げ込めるのはおのずとトイレになるんですよね。

「トイレで寝るな! 汚い!」と思われるかもしれませんが、眠いもんは仕方ない! 寝させてくれ! 便座にふたをして座って目をつむってみたりして♪

究極に眠たい時は、床に長めに切ったトイレットペーパーを何枚か敷いて体育座りをして眠ったこともあります。

そんなトイレは、私の安らぎのスポットです(コロナが流行りだしてからはしてないよ)。

寝てるやつ、編集部にもいましたね。どおりでトイレが混むわけです。しかも、床に体育座りなんて、かなり本格的すぎ(衛生面上、みなさんは真似しないでくださいね……)。

最近はオフィスに仮眠室を設ける企業も増えてきていますし、眠い時は15分だけというように、時間を制限してお昼寝OKの企業があるようです。確かに眠いと作業効率は下がるので、お昼寝OKの文化が広まるといいですよね。そうすれば間接的にトイレ難民も救われるはず!

女子の基本を押さえるしおりんの場合

自分のペースで化粧直し

女子トイレって、だいたい化粧台みたいな所がありますよね。ポーチ置いてゆっくり化粧できるような台があって、大きな鏡があって。

定時後になると、ファンデーションを塗ったり、チークをポンポンしたり、アイラインを引いたり、仕上げにリップを付けたりと、化粧直しする女子が多数いる場所ですよ。

そこがいっぱいで場所がない時、私は自分のポーチ持って個室に入っちゃいます。別に用を足さなくても、です。

便座のフタを閉めて座って、太ももの上で化粧品広げて、アイシャドウパレットの鏡を見ながら化粧直し。

これが誰にも見られず、自分のペースでできて、意外に快適なんです!

とはいえ個室がいっぱいになっちゃうと困る人がいるので、なるべく急いで出るようにはしていますよ。

ほう。長いこと生きてきて、私はそんなことしたことないけど。

女子の基本を押さえるしおりんらしい行動です。ただ、口紅やアイシャドウ、床に落としたら悲劇なので気を付けてね。

仕事命! 仕事が人生なあーりんの場合

こっそり涙を流す

仕事って1日に300回くらいは嫌なこととか、むかつくことがあるじゃないですか。あーりんは嫌なことの閾値が低すぎるので、キャパを超えたらすぐトイレへ駈け込んで泣いています。

お尻丸出しでついでに用も足しながら「先輩むかつく!」「なんでうまくいかないの!」「こんなに頑張ってるのに、私かわいそう!」ってね(大体はあーりんが悪い)。

隣の個室からすすり泣きが聞こえてきたら、それはあーりんです。どうも、こんにちは。

さすがあーりん。私が若いころは「OLはトイレで泣いてなんぼ」と言われていましたが。まだまだいるんですね、頑張る女子。「あなたが日本の経済を支えてる!」って応援しちゃいます。

「オンナは涙の数だけ強くなる」なんてね。それは恋愛の話か。

仕事って、そんなにラクじゃないからこそ楽しいと、人生経験豊富な私、そう思っています。ほとんどが思い通りにならなかったり、どうやっても越えられない壁があったり、とつらいものです。でも、それがある瞬間、ポッとなくなることがあって。あれ、壁、越えられたの私、なんてね。

もちろん、セクハラやモラハラはNGですから、その時はちゃんと伝えるべきところに伝えましょう。

トイレは長居しちゃダメなところ

ちなみに私、いくえちゃんは何をしているかというと、頭を空っぽにする、です。体内の不要なものを排出するのと同時に、頭の中の煩悩もすべて排出しています。ゆえに、ブースから出たら、すべてスッキリ。あ、これ瞑想か!

実は私、社会人3日目で、腎臓を悪くして入院しました。仕事が忙しすぎてトイレに行けなくて、やっと行けたと思ったら、トイレがいっぱいで、また後から来ようと思って後回しにしたらそのまま行けず。そしたら、結局1日トイレに行けない日が3日間続いて、腎臓が悲鳴を上げたのでした。

トイレはたくさんのストレスの中で働く女性にとって、唯一安らげる場所。でも、あまり長居していると、使えなくなる人がいます。色々な事情で、急いでいる人もいますしね。

スッキリしたら、早めに気分を切り替えて、新たなミッションに挑みましょう!

最後に。いろんなリアルな声がありましたが、トイレはできるだけ正しい用途で使ってね。

※厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課『第2回 事務所衛生基準のあり方に関する検討会資料』

(いくえちゃん/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2020年12月13日に公開されたものです

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