FPが勧める浪費・消費・投資の支出管理術
ムダな支出を抑え優先順位を明確にしてお金を使う。お金を確実に貯めている人の共通点です。
今回は、ムダなくお金を使いながらも確実に貯めるために有効な、浪費、消費、投資に分けて行う支出管理術を紹介します。
浪費・消費・投資に分けると家計の無駄が見えてくる
今回、紹介する支出管理方法は、日々の生活で使ったお金が、浪費なのか?消費なのか?投資なのか?と使い方によって分けることからスタートします。
浪費・消費・投資の目安は、年収によっても多少異なりますが次の配分が理想といわれています。
筆者も常に、最低、手取収入の10%は貯蓄・投資へ、さらには20%以上が理想。
10%貯蓄ができていない場合、家計管理に問題ありと考えています。
もし、お金が貯まらないとお悩みの場合、日々の生活で使っているお金を、この3分類に分けてみることで、貯められない要因となっているご自身のお金の使い方が見えてくるでしょう。
では、分類の仕方をイメージいただくため、項目ごとに説明していきます。
浪費とはムダ遣いのこと
浪費とはズバリ、ムダ遣いのこと。
例えば、バーゲンで安いだけの理由で衝動買いをして、結局着ることのない洋服。使い切れずに捨ててしまうことになる食材。投資のつもりで通い始めたけれど活用しきれずに途中挫折する英会話教室など。
これらのお金の使い方は、皆さんの生活スタイルや考えによっては、絶対に浪費に入るとも言い切れず、家事の負担軽減となる、また明日への活力や将来の仕事につながるのであれば、消費や投資に入ることもあるでしょう。
しかし、将来、良い形で還元されるお金の使い方でないならば浪費です。浪費はゼロ%に抑えるのが理想です。
浪費を抑えるために、今、使おうとしているお金で、目先の損得や楽しむことだけを優先していないか?冷静に考える時間をとってみるといいでしょう。
※この記事は2020年07月01日に公開されたものです