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【働く女性のマインド調査】大人の女性が隠し持った変身願望と向き合う“ハロウィン”という日

私たちは“働く女性は一体なにを考えているのか”という壮大な疑問をさまざまな角度から解明すべく、「働く女性のマインド調査」というリリースを2017年7月から配信しています。本稿ではこの調査にまつわる考察をお届けします。

今年もハロウィンが近づいてきたので、当然ハロウィンのテーマで調査リリースを出さねばならないような気がしてきて、このリリースを発表しました。10月の調査として他のテーマを押しのけて、何はなくともハロウィン。それくらいハロウィンは私たちに“当然のような顔”をして迫ってくるイベントになりました。

▼プレスリリースはこちら
【働く女性のマインド調査】働く女性の【ハロウィン】の楽しみは「仮装」より「食」!~仮装する人は5%以下。それより、お手軽にハロウィン料理を楽しみたい~

結果は予想通り、働く女性はハロウィンに決して浮かれてなどいない、という様子が浮き彫りになりました。「ハロウィンをどう思うか」を問えば、「本来は収穫のお祭りです」「子どもがお菓子をもらうための欧米のお祭りです」と、テストの答案であれば先生が“大変よろしい”と書き添えるほどの正しさで返してきてくれました。

ハロウィンで仮装はしないけれど、ハロウィンでしたい仮装はある複雑な乙女心とは?

しかし私たちは、分析を進めるうちにひとつの壁にぶち当たったのです。

まず、ハロウィンで実際に仮装をする読者はわずか4.3%と少数派なのは想像通りの結果。しかし本当は仮装してみたいと思っている読者はなんと51.2%と半数超え。「ハロウィンでもし仮装するとしたら何を着ますか?」という問いに対しては、そこまで決めてるわけないじゃないか! と返してくるかと思いきや、1位「魔女・魔法使い」で2位は「白雪姫などのお姫様キャラクター」とやたら明確なビジョンを持ってるではないですか。

ものすごく要約すると、「ハロウィンは収穫のお祭りです(キリリ)。(なので)仮装なんてしません! でも、もし、もしもですよ! 仮装するんだとしたら私は魔女と決めています!(しないけどね!)」と答えているようにも感じられます。
この結果にはリサーチチームもちょっと混乱。しかしここで、チームのメンバーがひとこと。

「これは変身願望ですね……。」

変身願望。幼いときに抱えたあの気持ち。サリーちゃん、エスパー魔美、そしてセーラームーン。そう私たちはみんな小さいころから変身するヒロインにあこがれていた。それは今でも続いているのかもしれない……。

そういえば、セーラームーンは今年25周年で、さまざまなイベントを行い、かつて少女だったアラサー女子を再び熱狂させていると聞きます。さすがにもうタキシードで仮面をつけてる男が現実にいたら距離を置くと思うけど、それはそれ。今でも、やはりみんなひそかな変身願望を抱えているのだとしたら……。

榮倉奈々のショートカットに憧れた筆者に起こった事件

実は私には「変身願望」という言葉で思い出す苦いエピソードがあります。それは7年前の2010年のこと。当時テレビに映る榮倉奈々のショートカットに憧れて、美容院に切り抜きを持って行きました。美容師というものは、短く切らせてくれる客を見ると腕がなるという生き物らしい。うれしそうにハサミをいれる美容師の手により出来上がった私の髪型は、榮倉奈々ではなくなぜか本田圭佑……。わかりやすく言うとちょっと伸びた坊主。

時はW杯開催中で、まさに大活躍した本田圭祐の“一番良かった時代”。だからといって彼と同じ髪型にした女も良い時代を送れたかといえば、それは全くの別問題。私はその日から会う人会う人に「髪型どうしちゃったの」と聞かれ、「えへへ、本田にあこがれたんですわ~」という何の生産性もない会話を強いられました。後悔先に立たず。

せめて休日だけでもと思い、ドン・キホーテで映画『レオン』の“マチルダ風”ウィッグを買ってみたものの、2500円で一番かわいかったときのナタリー・ポートマンになれるはずもなく一度も使うことはありませんでした。

この失敗が、さらなる「変身願望」の思い出につながります。

数年後、会社の先輩方とわが家で宴を開いていたときのこと。ふと髪型の話題になり「似合う似合わないは考えずにウィッグみたいなおかっぱにしてみたくなる時あるよね」という話になったのです。

「それならまさにそのウィッグがあるよ!」と私がクローゼットの奥から引っ張り出すと、すぐさま全員起立。普段から、ハロウィンはもちろん世の中の流行りなどには、いったん否定から入ると決めているようなツワモノたちが、次は私! 次は私よ! とウィッグを取り合う騎馬戦状態に。

その解放的で楽しそうな彼女たちの様子、あれは普段大人としてクールにふるまっている女性の隠れた変身願望が剥き出しになった瞬間だったのだと、今ではしみじみと思います。そして「この髪型は現実でするのはちょっと違うね。」という“気付き”も全員で共有し、絆はますます強まっていったのでした。

信頼できる友人たちと変身願望をさらけだすのはどう?

ハロウィンで仮装するしないにかかわらず、女性はいくつになっても、どんなポリシーの持ち主でも心のどこかに変身願望を隠している。ハロウィンは普段隠し持って持っている変身願望がどこまで大きいのかを確かめる日なのかもしれません。

この日は特別に、「変身してもいいんだよ!」と世間が歓迎してくれる。変身して街に繰り出すのも、親しい友人とだけ仮装して楽しむのも、願望にとどめておいて家でかぼちゃプリンを食べるのも、決めるのはもちろん自分。

でも、「もし仮装するならあの衣装を着てみたい」とまで決まっているのなら、親しい友人限定で、普段隠している変身願望をさらけだしてもいいのでは? そしたら、普段は大人しい友だちの大胆な変身願望が見られたり、逆にあら、あなた意外と清楚なのね、なんて友人達の新たな側面が発見できるかもしれません。

(桑野好絵/マイナビウーマン編集部)

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