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オトナ女子なら知っておきたい! おいしいコーヒーの選び方

巷ではブラックコーヒーを好きな女子を「コーヒー女子」と呼ぶくらい、女性の間でコーヒーが人気になっているようです。そこで今回は、コーヒー事業を展開する「ミカフェート本社」(東京都港区)で開催された「コーヒーセミナー」に編集部も参加してきました。当日はシニアロースティングマスターの近藤洋介さんがパネリストとして登壇。コーヒーのおいしさを左右する焙煎の秘密や、家でおいしく飲むための方法を教えてもらいました。

ミカフェート社のコーヒー豆「コーヒーハンター」

コーヒーについて

近藤さんによると、「大前提として、コーヒーはフルーツなので、完熟しているコーヒーチェリーで作られたコーヒーは甘みが強く、おいしいです。基本的にコーヒーは『酸味・甘み・苦味』で構成されていて、焙煎度合いによってバランスが変化。焙煎が味の好みを最終決定します」とのこと。

いざ、試飲

実際に焙煎度合いのちがうコーヒーを飲み比べてみました。浅煎りの「Light」は華やかでフローラルな香りが特徴。フレッシュフルーツのような甘みと酸味が口いっぱいに広がります。「Normal」は、ジューシーな甘みと程よい苦味のバランスがいい一杯です。深煎りの「Dark」は、3種類の中では一番苦味が強く、コクがあるコーヒー。苦味が強いといっても、後味にほのかに感じるだけで、甘く柔らかな口当たりです。冷めるとおいしさが半減してしまうイメージのコーヒーですが、質のいい豆だと冷めても味のちがいを楽しむことができます。

試飲したコーヒー(左から)「Light」、「Normal」、「Dark」

家でおいしく飲むポイント

家でおいしいコーヒーを飲むためには、「粉だと劣化している状態が多いので、本当においしいコーヒーを飲みたいなら、豆を買ったほうがいい」と近藤さん。「できれば挽きたてがベストなタイミング」とのこと。また「なるべく産地などの情報が詳細で、たくさん記載されているものがオススメ。情報が少ないものは、広域で収穫しているため、味が平均的になってしまいます」と、コーヒー豆を選ぶポイントも教えてくれました。値段の目安としては、最低でも100g800円の豆を買うとよいそうです。

セミナーに参加してみて

同じコーヒー豆でも、焙煎度合いによって味にかなり変化があることに驚きました。セミナーの会場ではフルーティな味の浅煎りが人気でしたが、個人的にはコーヒーの苦味をしっかり感じることができる、深煎りが好みでした。豆の種類や焙煎度合いなど、奥が深いコーヒーの世界。ぜひ、自分に合ったコーヒー豆や焙煎スタイルを探してみてはいかが?


(マイナビウーマン編集部/新名砂月)

※この記事は2016年07月09日に公開されたものです

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