【当たる占いレポート】鑑定歴29年、インドネシア暮らしの手相占い師の鑑定は、驚くべき細かさ
古来より、人は重大な決断をする際、占いを頼りにしてきた。洋の東西を問わず、占いの結果をもとに世の中を動かしたとされる歴史上の権力者も多く、星を読むものから、個人の身体を覆うオーラや各パーツに表れた変化によって未来を読み解くものまで、多様な占いが発展してきた。
だが、相談者がよい結果を期待することはいつの世も変わらない。望む結果を告げてもらえたらほっと安堵するばかりか、先の見えない道でも臆せず進むことができるというものだ。
しかし、例え結果が望み通りでなかったとしても気に病む必要はない。「このままいけば望む未来が手に入らない」と言われたとき、未来を変えるべく動くのか、はたまた違う道を歩み始めるかは各々の自由。大切なのは、鑑定を機に自らを内省し、自分が本当に欲しているものを模索することなのだ。
「真剣に占ってほしいときというのは、“やりたいことや手に入れたいこと、試したいことがあるけど結果が心配”であることが多いのではないでしょうか。そのことをしっかりと意識し、自分の中に“挑戦したい自分”がいることを確認することはとても大切です。
そして、進む道を選ぶにあたっては、自分の体と心と魂をよく知り、そのすべてがよい状態であるためにはどうすればいいか、どうすれば自分は満足するのかを十分に考えることが大切です」
そう語るのは、インドネシアのバリ島東部に位置する小さな農村・シドゥメン村で、現地の伝統工芸であるソンケット織りやイカット織り、農業に従事する傍ら、手相鑑定を行っている松原亜希子さん。
シドゥメン村在住歴15年・手相鑑定歴29年の亜希子さんは、地元住人、世界各国からの観光客などを相手に、主に自宅で対面鑑定を行っているが、昨今、メール鑑定にも力を入れているという。そこで早速、手相写真を送信して鑑定を依頼したところ、数枚にわたるワードに鑑定結果を記して返信してくれた。
依頼時に必要な情報は、「現在の年齢(生年月日は不要)」「質問3点ほど(決まった質問がない場合は、全体の運勢、現状で特に目立つことを中心に鑑定)」「両手を組んだとき、どちらの手の親指が上になるか」の3点のみ。これら情報と左右両方の手の写真をもとに、驚くべき細かさで鑑定してくれる。
例えば、私の質問「執筆業以外に音楽の仕事も躍進させていきたいのですがどうすればいいですか?」に対しては、
「音楽の才能は、作り手としても演奏者としても、またアレンジや演出、教えるといったことに関しても手相的には申し分ないと思いますが、その才能を十分に開花させるためには、自分の内なる鼓動、情緒を遠慮せずに表現すること、音楽を受け止める側へのメッセージを明確にすることが大切です。
ただし、同時に、聴衆の反応(=メッセージが受け止められたかどうか)は気にしないことも必要です。この手相の方が“聴衆に伝わりやすいように”という意図で音楽活動を行うと、成功は一過的に過ぎないものになるでしょう。
この手相の方が音楽の世界で飛躍するためには、“これが好きなんです”という気持ちを遠慮なく表現することが大切です。文章を書くお仕事では、読者の方々は、どう受け止めてくださるだろう、と考慮しながら作文することが通常かもしれませんが、その分、音楽と言う分野では、なるべく、特に今は、人の気持ちを考えずに好きなようにやってください。また、クラシックも向いていらっしゃいます」
と非常に細かく、たった2枚の写真のどこにそんな情報が詰まっていたのだろうと仰天させられる上、今後どのような姿勢で目標達成に挑めばよいかが非常によく分かる(※文字数に制限があるため要約していますが、実際はさらに細かい鑑定です)
訊けば、手全体の形・色・印象ならびに、気持ちの変化などによって生じた細かな線、左右の手の違いに至るまで確認しながら鑑定を進めていくとのこと。もちろん、現在の年齢を基準とした未来の流れについても教えてくれるし、健康面に関してのアドバイスも適切で、思い当たることばかりだ。
さらに、「この手相の方は霊感が強く、ご自身の人生においても目に見えない世界を深く探求しようとされます。ご自分なりの受け取り方を模索し、そして自分らしく表現しようとすることは、生まれ持った才能です」といったパーソナリティまで見抜き、私に最もあった浄化方法、リフレッシュ方法まで伝授してくれる徹底ぶり。
そして最後には、「この手相の方は人間というものがとても好きですが、現在は他者に踏み込む機会がさほど多くなく、感情や情愛のフィードバックにも物足りなさを感じているかもしれません。今後ますます、書く仕事を通して人に踏み込んでいくことも考えられます。
こうした占いの仕事も、ご自分が与えられた才能、運命、自分自身をあまねく探究・追求したいという想いが引き寄せたものかもしれませんね。どうぞ多くの人の心に踏み込んで、みんなの心を揺さぶってください。それはあなたの運命の仕事であるはずですから」と心に沁みるアドバイスまでいただき、仕事への情熱も倍増。
多くの方に同じ気持ちの高ぶりを感じてもらうためにも、熱い気持ちのまま、彼女の手相鑑定を強くおすすめして〆としたい。
●information
松原亜希子ブログ「バリ島田舎暮らし 手織りの布ソンケット」
http://songket.exblog.jp
松原亜希子パーム・リーディングfacebookファンページ
https://www.facebook.com/akiko.matsubara.sidemen.bali
現地での手相鑑定料は1名3,000円/20分、メール鑑定は1名1回8.500円(2015年4月時点)
※写真受信や文章作成に時間を要すため、対面とは金額が異なります(鑑定料金はインドネシアの口座へ送金。手数料は鑑定依頼者負担)
※為替変動によって料金が変わる可能性がありますので、希望者は直接お問合せください。
E-mail:nami_yasa@yahoo.co.jp
※この記事は2015年05月09日に公開されたものです