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シンプルな中にも素材と仕込みにこだわった醤油&塩ラーメンで人気を博す、実力店『楽観 武蔵小山店』

クリアなスープながら豊かなコクと味わいで食べ飽きることのない「琥珀」750円

●こだわりの素材と手間ひまかけた仕込み
きわだつ食感の特製麺や、こだわり抜いたダシとタレの仕込みで2012年の立川店オープン以来、人気を誇るラーメン店の2号店。メニューはいたってシンプル。「琥珀」と呼ばれる醤油味と「パール」と呼ばれる塩味の2種類のみで勝負する。

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ベースとなるスープのダシは、ゲンコツや肩ロースでとったクリアな豚骨スープを1日寝かせ、本ガツオ、煮干し、コンブの魚介ダシを合わせたもの。
醤油は千葉県産の一級品を使用し、店内で約1ヶ月間樽仕込みすることでコクと香り、熟成感を増しているこだわりかただ。塩ダレを熟成させた岩塩をベースに煮干しの風味を合わせたオリーブオイルを使用することで、奥行きの深いスープと魚介の風味がマイルドに楽しめる工夫がされている。

●食感きわだつ特注麺と重厚なスープとのコラボ
高級感にあふれ素材のうま味を堪能できるスープに、熟成醤油らしい香りと重厚なコクが味わえる「琥珀」、そしてやさしい味わいの中にも魚介の鮮度感があふれる「パール」。印象の異なる2つのスープに合わせられる麺も、店主の伊東良平さんがこだわりをもって特注した個性的なものだ。

「両方のスープに合うように用意した中細ストレート麺は、新宿ゴールデン街を筆頭に数々の人気店を手がける凪グループの製麺所に特注したものです。歯切れのよさとコシ、スープとのなじみのよさが自慢の自信作です」と胸を張る。

写真の「琥珀」750円は、肉厚で炙りを加えた肩ロースのチャーシューに細メンマ、そして刻み玉ネギのみのシンプルな構成。

コクと香りがきわだつ重厚感のあるタレの味の奧を探れば、魚介の味わいが先に立ちながらも立体的なダシの風味が感じられるだろう。シャキッと歯応えよく、素材のうま味も感じられる麺はスープの持ち上げも上々で、両者が一体となった完成度の高い味わい。

臭みなく、甘味も感じられる刻み玉ネギの食感のよさも、いいアクセントになっている。

【店舗データ】
店名:楽観 武蔵小山店
所在地:東京都目黒区目黒本町3-3-12 第8菊地ビル1F
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
定休日:なし
HP:http://rakkan.org/
※立川店:東京都立川市曙町2-23-1(営業時間11:00~翌1:00)

【その他メニュー名 価格】
・パール(塩味)780円
・特製パール980円
・特製琥珀(醤油味)950円

※この記事は2014年12月15日に公開されたものです

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