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名刺をうっかり切らしてしまった場合の、評価アップの方法「その日のうちに相手へ送付」

仕事で初対面の人と最初に行う「名刺交換」。第一印象を決定付ける重要なシーンですが、忙しかったり、交換相手が想定していた以上に大人数だったりすると、「あ、名刺が切れちゃった!」なんて場合も。そんなとき、どんな風に切り抜ければ、相手に好印象を持ってもらえるのでしょうか?

【名刺を渡す際のマナーと心理テク「名刺入れは胸ポケット」「相手より先に渡す」】

いつもちゃんと準備しているはずなのに……

「今週はたくさん人と会う予定があるから、名刺は多めに入れておこう!」ときちんと準備していたはずなのに、忙しい一週間が始まると、ついつい補充を忘れて週末にはカードケースが空っぽ。そんな経験はありませんか?

 名刺を常に余裕を持って備えることは社会人にとっての常識ですが、うっかりミスというのは誰しもあるものです。突然のピンチに、どのように対応すれば、スマートな大人の振る舞いになるのでしょうか?

ダラダラ先送りせず、その日のうちに相手へ送付!

相手に差し出そうとしたときに、名刺を切らしていることに気付いたら、ごまかさず、すぐに謝罪しましょう。そして「のちほど、すぐにお送りさせていただきます」と言葉を添えて、その場をなんとか納めて、オフィスに帰ったらすぐに名刺を相手へ送付しましょう。

早ければ早いほど、相手の心証はいいはずです。先に「すぐに送る」と宣言することで「この人は、自分の言ったことに責任を持って実行できる人だ」と印象付けることが出来ます。もちろん、送付する際は、挨拶状も忘れずに。

「先ほどは失礼致しました」と誠意のある手紙を添える気遣いが、好印象へと繋がります。

もし相手に「名刺を切らしている」と言われてしまったら?

逆に、相手が「すみません、名刺を切らしてしまって……」と言ってきたら、どんな対処をすれば良いのでしょうか? この場合は、理由が二通り考えられます。本当に切らしている場合と、「別に渡すほどでもない」と判断された場合です。

前者の場合は、名前の漢字など細かな情報や役職など、ポイントとなる点をしっかり聞きましょう。後者の場合が考えられるときは、前者同様、名前などの情報を聞くことに加え、必要とあれば、次回のアポイントメントも具体的にその場で決めましょう。

名刺がないことで、後日決めることが難しいという難点を、「その場で決める」ことにより、うまくクリアするのです。

名刺を切らしたからといって、慌てず、誠意を持って対処すれば、いきなり悪印象にはなりません。「あとでいいや」と先送りにせず、すぐに対応し、好印象へと結びつけましょう。また、名刺をもらえなかった場合も、同様です。

機転を利かし、ピンチを乗り切りましょう。

※この記事は2014年12月08日に公開されたものです

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