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光るインクで夜でもクッキリ!路面の線が発光する「スマートハイウェイ」が登場

電気で照らさなくても見える、エコで安全な新技術をオランダの企業が開発しました。それは、発光するインクを使用して高速道路のレーンを描き、暗闇でも見えるようにするというもの。本国オランダと、中国、そして日本でも、今後その新たな技術が採用されるのではないかと期待されています。

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光るラインは緑色。近くで見ると、3本の細い線でできていることがわかります。使われている特殊なインクは日中の太陽光で充電され、暗くなると8~10時間も発光可能です。街灯を消した状態でも、車線がはっきりと目視できます。

これで街灯の設置間隔を広げて数を減らすことができれば、エネルギーの節約。また、道路の両端を途切れることなく照らすラインは、カーブなどの危険回避にもつながりそうです。

その他、同社は温度変化によって浮かび上がり路面が滑りやすくなっていることを視覚的に伝えるペイントや、センサーで必要なときだけ点灯する照明技術なども開発し、「スマートハイウェイ」として発表しています。

もっと安全に、もっと環境に優しく。この画期的な道路が日本に登場する日が楽しみです。

(c)Daan Roosegaarde
http://www.studioroosegaarde.net

参考:
These Glow-In-The-Dark Highways May Soon Go Worldwide
http://www.businessinsider.com/glow-in-the-dark-highway-drive-car-road-night-2014-11

Smart Highway
http://www.smarthighway.net/

※この記事は2014年11月19日に公開されたものです

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