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節約の肝! 無理せず続ける家計管理術

節約するためには、まず日々のお金の流れを把握することが大切です。そのためには家計簿をつけるのがおすすめなのですが、「大変」「続かない」という人も多いのではないでしょうか。そこで家計簿なしでも無理なくできる家計管理術をお届けします。お金の無駄をなくし、上手に節約につなげていきましょう。

■どうして家計簿をつける必要があるの?
節約といえば、必ず出てくるのが「家計簿」です。毎月いくら収入があり、いくら支出があるのかを細かく知ることで、無駄なお金はどこにあって何を節約できるのか、どれくらい貯金できるのか、見極めることができます。
まだ家計簿を一度もつけたことがない人は、まずは3ヶ月を目標に始めてみましょう。毎月ごとに多少の変動はありますが、基本的なお金の流れが見えてくるはずです。その後は無理して続ける必要はなし。ただし、転職や引越、結婚など、大きなライフスタイルの変化があったときに、もう一度家計簿をつけてみて、以前と比べてみてもいいかもしれません。

■(収入)-(固定費)= いくら?
これまで家計簿に挑戦して失敗してきたという人には、家計簿なしでざっくりとお金の流れを把握する方法をおすすめします。
収入から毎月必ずかかってくる固定費(家賃・水道光熱費・通信費等)および貯蓄を引いてみましょう。残りがその月に自由に使えるお金です。通帳やお財布の中に残ったお金から、大体の支出はわかっているつもりかもしれませんが、実際にその額を数字で目にすると、「意外と少ない!」と驚くかもしれません。それがお金の使いすぎを防ぐきっかけとつながります。

■一週間に使えるお金はいくら?
一ヵ月で自由に使えるお金がいくらかわかったら、その金額をその月の週数で割ってみましょう。それが一週間に使えるお金となります。
一週間ごと、決められた範囲内でやりくりすることで、使いすぎを防ぐことができます。足りなくなっても、病気やケガ、冠婚葬祭などの緊急時以外は他の週から借りないこと。お財布にはそれ以上入れないようにしておくのもポイントです。余ったら使ってしまうのではなく、貯蓄に回すのがおすすめ。こうすることで家計簿をつけなくても、お金の流れを感覚的につかむことができ、無理なく家計を管理することができるようになります。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー:河野真希
ウェブや雑誌など各種メディアで、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案。著書に『ひとり暮らしの季節ごよみ』(祥伝社)、監修本に『家事のお手本-大人のたしなみ賢いくらし(泉書房)』『頑張らなくても素敵に暮らせる「夜だけ家事」で快適シンプル生活(双葉社)』などがある。河野真希オフィシャルサイト

※この記事は2014年11月18日に公開されたものです

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