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真似したい!ストール上手な人のオシャレ収納法3つ

着こなしのアクセントとして使いたいのが、巻きもののストールやマフラー。エアコンのきいた屋内と外気温との差を埋めるうえでも、夏冬を問わず大活躍。でも、あれやこれやと取り替えて使っていると、散らかって乱雑な部屋になることもあります。そこで、ファッショニスタのしまい方を参考にして、今日から巻きもの使いをアップグレードしましょう。

■ボックスIN収納ならすぐできる
何回も出番のある巻きものを、たたんで丁寧に収納する必要はありません。その日の気温、その日の服装にあったものを、サっと選べるようにすることを優先します。とは言え、今から収納グッズを買いに行かなくてもOK。手元にある空き箱か収納ケースを使いましょう。

フタのある箱なら、逆さにしたフタをトレイとして使えば、上下2段使いができて便利です。手持ちの収納ケースでちょうどいいものがない場合は、紙製のショップ袋を再利用します。持ち手をハサミでカットしたら、袋を内側に2つか3つ折りにするだけ。簡単ですが、いい具合のケースの出来上がりです。こうして用意したボックスに、サクっと巻いたストールやマフラーを入れます。積み重ねてしまわないのが、このやり方のポイントです。

■スカートハンガーに引っ掛ける
巻くのが面倒に思えるなら、ズボンハンガーを使うのも手です。クリップで挟むスカートハンガーを使ってもいいのですが、挟み込む手間が一つ加わりますので、ちょっと厄介かもしれません。その点、ズボンを2つ折りにして引っ掛けるだけのものなら、抵抗なくできることでしょう。

このハンガーなら、数枚まとめて掛けることができます。色別、素材別でハンガーを使い分けておくと、コーディネートしやすくて便利です。クローゼットに空いたスペースがないときには、収納ドアか部屋ドア用の吊り下げフックを使えば、そこにハンガーを吊り下げることができます。こすれば、目につきやすいので、活用率がグンとアップ。使いたいときには、スルっと引っ張ればすぐに使えます。ただし、シルクのような滑りやすい素材の時には、滑らないハンガーを使いましょう。いつの間にか滑り落ちて行方不明!な事態が解消できます。

■吊り下げホルダーでまとめて収納
巻きものと一緒に帽子や手袋、ベルトなどのファッション小物もしまいたい。そんなときには、パイプに吊り下げて使うホルダーを使います。何段にも分かれているホルダーなら、使い勝手は棚と同じです。軽く巻くかたたんだものを、ホルダーに差し込むだけなので手間が掛かりません。このやり方なら、正面から見たときに、中身がすべて見渡せるので選びやすくなります。

ホルダーの中に、小さなスリムケースを差し込めば、小さなハンカチや巻いたベルトも整理できます。クローゼット内がハンガーでいっぱいなら、室内に小さなドレスラックを置いて、そこにホルダーをセットして使いましょう。

文:すはらひろこ
整理収納アドバイザー認定講師・一級建築士・インテリアコーディネーター。インテリアのプロならではの収納術が、オシャレでやる気がわくと好評。片付け講座を定期開催するほかテレビ・雑誌でも活躍。著書「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」(大和書房)、「1分からはじめるかたづけ術」(だいわ文庫)、「無印良品で覚える収納のコツ」など著書・監修書多数。【片付けちゃお】

※この記事は2014年10月21日に公開されたものです

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