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煎茶のいれ方も教えてもらえる!東京・丸の内、日本茶専門店「一保堂茶舗」の喫茶室「嘉木」

爽やかな風味の煎茶「芳泉」とお菓子のセット

最近では、日本茶をうまくいれる自信がない人や、あまり飲む機会がないという人も多いのでは? 「一保堂茶舗」と言えば、京都では有名な日本茶専門店だが、実は東京・丸の内にも店舗がある。特に併設の喫茶室「嘉木(かぼく)」は、選りすぐりの上質なお茶とお菓子をゆっくり味わえる上、煎茶のいれ方や抹茶のたて方まで教えてもらえるという穴場的癒しスポットだ。

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●二煎目、三煎目まで楽しめるのが魅力
「嘉木」で味わえる日本茶は、抹茶、玉露、煎茶、番茶類。各茶種からそれぞれ3銘柄ずつが、定番メニューとして名を並べる。初来訪なら、まずは一保堂茶舗を代表する煎茶「芳泉」(お菓子付き1,404円)をいただきたい。

注文すると、スタッフが、一からいれ方を案内してくれる。最初に、湯のみに熱湯をとり、80度まで湯冷ましする。次に適温になったお湯を、茶葉の入った急須に注ぐ。50秒間、雑味が出ないよう、急須をゆすらずに待つのがコツだそう。

「待つ間に茶葉のヨリがほぐれて、美味しさが溶け出します」と教えてくれたのは、案内役の女性スタッフ。ちなみに「ヨリとは?」と聞いてみると「日本茶は、摘んだらすぐに蒸して、こよりのようにヨリをかけて揉んで乾燥させます。

このヨリの中に美味しさが閉じ込められていているんですよ」とのこと。
50秒経ったら、最後の一滴まで注いで出来上がり。ひと口含むと意外にも甘い。その後、爽やかな渋みが広がり、余韻に再びほのかな甘味が残る。煎茶特有の味と思っていた苦みやえぐみは一切なく、口当たりまろやかで何とも美味だ。

さらに二煎、三煎と楽しめるのが、一保堂茶舗のお茶の特長。二煎目以降は一煎目よりさっぱりしていて、上品な甘さのお菓子とよく合う。お菓子は、茶種や季節にあわせて、東京のお店から選ぶこともあれば、京都から取り寄せることもあるそう。

よりゆったり静かにくつろぎたいなら、月曜から木曜、11時から14時ごろの来店がおすすめ。おひとりさまはもちろん、文化体験としてお茶を楽しみたい大人カップルや友人同士にも最適だ。

【店舗データ】
店名:一保堂茶舗 東京丸の内店 喫茶室「嘉木」
所在地:東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F
営業時間:11:00~19:00(ラストオーダー18:30)
定休日:年末年始
HP:http://www.ippodo-tea.co.jp/
メニューはすべて税込価格

【その他メニュー】
・抹茶(薄茶) 北野の昔(京都限定抹茶)1,620円
・極上ほうじ茶1,080円
※すべてお菓子付き

※この記事は2014年10月03日に公開されたものです

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