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外食ぼっち飯の割合41.6%―「回転寿司13.4%」「寿司21%」「ファミレス20.7%」

2013年度においては回転寿司業界は順調な伸びを見せた

外食・中食市場情報サービス『CREST』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社は、外食・回転寿司市場のトレンドについて調査・分析を行い、その結果を発表した。

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2013年外食市場における食機会数の伸び率(2009年比)は、業態全体で+2.1%増加した。なかでも回転寿司業態は+9.8%伸びており、外食市場で好調なファミレス業態をも超える伸び率であることがわかった。同じ寿司を提供する寿司店(回転寿司を除く)の伸びが苦戦するなか、回転寿司が好調な様子がうかがえる。

外食全体では「一人で」が41.6%と最も大きく、5年前と比べても+6.4ポイント伸びている。業態別にみると「一人で」のシェアが大きいのは寿司店(21%)とファミレス(20.7%)で、回転寿司(13.4%)におけるシェアは大きくない。

回転寿司に注目すると、各業態と比べて子供を含む家族・親戚と食べる機会が圧倒的に多く(21%)、ファミレスにおける同シェア(13年12.2%)と比べても高いことが特徴である。

「誰と一緒に回転寿司に行ったか」調査結果

回転寿司の選択理由として最も大きいのは「手頃な価格(55%)」だが、その数値は5年前比で減少傾向で、逆に伸びたのは「料理のおいしさ(36.5%)」である。もう一つの特徴として、他業態と比べ回転寿司は「好きなメニューがある」「メニューが豊富だ」から選ばれる傾向がある。近年サイドメニューを強化した戦略が幅広い年代の消費者に支持され、子供連れの家族の評価にもつながっている可能性がある。

回転寿司は「子供連れでも入りやすい」よりも「子供が好き」が多く、この傾向はファミレスと逆であることも興味深い。回転寿司は親以上に子供に支持をされている様子がうかがえる。

「回転寿司」を選択した理由

(エボル)

※この記事は2014年06月02日に公開されたものです

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