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意外と知らない中国の食事マナー「2時間以上を覚悟」「茶碗以外の皿を持ち上げたらダメ」

国や習慣によって違う食事のマナー。日本食にはお箸の使い方の作法や、「おそばは勢いよく音を立てて食べてもいい」といった独自のルールがありますよね。そして、中国人のマナーは日本と真逆ともいわれています。今回は、そんな中国の食事マナーについてお伝えします。

食べ残すのは「おなかがいっぱい」のサイン!

さて、私たちが食事を残す場合とはどういったときでしょう? 好き嫌いもありますが、大抵おなかがいっぱいのときではないでしょうか。お客さまにおいしい料理をおなかいっぱい振る舞うのが中国流の「おもてなし」。中国では、「もう十分いただきました」というニュアンスで食べ物を残すのが礼儀とされています。量はチャーハンでいうと「レンゲですくいきれない程度」が目安だそう。

お皿などの持ち上げはNG。ただし、茶碗はOK

日本では料理の取り分けなどでお皿を持ち上げることはありますが、中国でそれをしてしまうとマナー違反。基本的に、茶碗以外のお皿を持ち上げてはいけません。れんげをうまく使ってお食事をしましょう。ちなみに、お隣韓国でもお皿を持ち上げないほか、茶碗に直接口をつけて食べることもいけないとされています。

長丁場の宴会。抜け出すにも礼儀を

中国での食事の場が宴会だった場合、考えておかなければならないのが滞在時間。中国では長い時間の食事が好まれるため、しばしば2時間以上にわたります。逆に、途中で席を外す場合にはスピードが求められます。招待者の主人と周りの数人に声をかけ、見送りなどのために主人の負担にならないよう手際良く退出しましょう。

お茶のおかわりは無制限!

冒頭で中国の食事では「食べ残すのがマナー」とお伝えしましたが、お茶のおかわりに制限はありません。普通は無料でおかわりをすることができます。その際はぜひ、「急須のフタをずらす」または「フタを返して急須に乗せる」といったサインを覚えておきましょう。わざわざお店の人に声をかけずとも新しいお茶が運ばれてきます。

(ファナティック)

※この記事は2014年03月18日に公開されたものです

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